コラム

ネイルサロンを開業する際に重要な「カルテ管理」とは?
2018.11.28
【目次】 ・ネイルサロンに必要なカルテ管理とは  1.ネイルの施術内容  2.お客様の基本情報  3.お客様の趣味、嗜好 ・ネイルサロンではどのようにカルテを活用すればよいのか  1.カルテの活用:客情報、基本カルテ  2.カルテの活用:来店日毎の施術記録 ・ネイルサロンでより効率よくカルテ管理を行うなら顧客管理POSレジシステムの導入を  ■電子カルテ導入は、業務効率化と顧客満足度アップに繋がる! ・ネイルサロンにおけるタブレットタイプのPOSレジシステムの選び方 ・自宅でネイルサロンを開業する際のカルテ管理まとめ 現在ネイルサロンで働く方の中には、独立・開業を考えている方も多いのではないでしょうか?ネイルサロンは、美容室・美容院や飲食店に比べると初期費用をあまりかけずに開業できる職業といわれています。実際、「きっかけさえあれば独立してネイルサロンを開業したい」と思われる方も多い業界です。もし、マンションの一室や自宅の一部を使ってスタートする場合、気を付けたいのは仕事とプライベートをきっちり分けることです。これがきっちり分けられず、廃業の道をたどってしまうネイルサロンも少なくありません。そして、売上アップを図るには、適切なカルテ管理の元お客様情報の記録を徹底的に行うことが大切です。 ネイルサロンに必要なカルテ管理とは ネイルを趣味レベルではなく仕事として行う上で非常に大切なことは、どれだけお客様が増えてもお客様情報をきちんと整理・管理することです。お客様情報を管理するには、まずカルテの内容を充実させましょう。では実際、ネイルサロンではどのような内容をカルテに残せば良いでしょうか。以下の項目を意識して記録を残しましょう。 カルテ内容1:ネイルの施術内容 ・カラー、デザイン、アイテム、ストーンなど・お客様の爪の長さ、形、厚みこれら当日の施術内容は、必須ですね。お客様の好みのネイル傾向を把握したり、自らの技術力アップのためにも、これらの内容を詳細にカルテへ記録することは必要です。 カルテ内容2:お客様の基本情報 ・生年月日、住所、メールアドレス「徹底して全てのお客様から情報を得る」と考えてカルテ管理を実践することで、サンクスメッセージやフォローメッセージ、お知らせやキャンペーンなど、ネイルサロンへの再来店活動をカルテ内容を元にして戦略的に行うことができます。 カルテ内容
マツエクサロンでの、電子カルテを使ったカルテ管理のメリットとは?
2021.8.9
まつ毛エクステは日々のメイクが楽になることはもちろん、メイクをしなくても目力アップできるため、忙しい女性の“時短メイク”の味方としても大人気ですが、皆様のマツエクサロンにおいて、お客様の施術記録はどのように記録・管理されていますか? マツエクの施術は小さな範囲ですが、顔の印象を大きく左右する目元だからこそ、仕上がりによってお客様の信頼度や満足度が変わってくることでしょう。そこで重要になってくるのが、お客様のカルテです。マツエク施術履歴や好みを正確に記録・管理することで、お客様の信頼を得てリピーターを増やすことにも繋がります。そこで今回は、マツエクサロンで電子カルテを導入するメリットをまとめます。 目次 ● マツエクサロンにおけるカルテ作りの重要性1:マツエク施術前のカウンセリングは、お客様とのイメージを合わせる作業2:マツエクサロンで電子カルテを使うメリット● マツエクサロンでリピーターを増やす電子カルテのつくり方1:マツエクサロンがカルテに残すべきお客様の大切な情報2:マツエクサロンのカルテ作りに時間をかけない電子カルテ3:マツエクサロンでの電子カルテ導入は、業務効率化と顧客満足度アップに繋がる!● マツエクサロンのタブレットタイプPOSレジシステムの選び方● マツエクサロンにオススメな写真で残せるBionlyの電子カルテ● まとめ マツエクサロンにおけるカルテ作りの重要性 1.マツエク施術前のカウンセリングは、お客様とのイメージを合わせる作業 マツエクュサロンにおいて、お客様の満足度をアップさせるには、マツエクの技術力もさることながら、お客様の要望を丁寧にヒアリングしカウンセリングで提案することで、お客様の理想のイメージを実現することが必要です。 マツエクは、お客様がイメージされるものより、ボリュームが少なくても多すぎても満足度を上げることはできません。しかし、お客様のまつげの状態によっては、ボリュームを出しきれない場合もあることでしょう。そんなときは、マツエクに対するお客様のご要望や理想をヒアリングしたうえで、実現可能なイメージを伝え、確認しながら進めることが必要です。 その反応を見ながら、次回に繋げることがマツエクサロンの接客にとっては、非常に重要です。マツエク施術自体、繊細で集中力と注意が必要な職業ですが、お客様との細やかなや
【2023年度】整体院におすすめの顧客管理ソフト15選を紹介!
2023.9.13
整体院の運営においては、技術力や施術の質ももちろん大切ですが、顧客管理が非常に重要な要素です。顧客管理がしっかりと行われているかどうかが、長期的な成功を左右する場面も少なくありません。 特に、現代のビジネス環境は多くの業種で競争が激化しており、整体業界も例外ではありません。このような競争の中で生き残り、成長を続けるためには、顧客の個々のニーズを正確に把握し、情報に基づいてサービスを進化させる必要があります。そのためには顧客管理ソフトウェアが非常に有用です。 本記事では、2023年度に特に注目すべき、整体院におすすめの顧客管理ソフトを15をピックアップして紹介します。各ソフトウェアの特徴やメリット・デメリット、何を基準に選ぶべきかといったポイントも詳しく解説します。 そもそも顧客管理とは 顧客管理、またはCRM(Customer Relationship Management)とは、企業や店舗が顧客との関係を深めるための手法の一つです。顧客の情報の収集からはじまり、情報の保存・解析・最終的には情報を用いての顧客サービスの最適化まで含まれます。 顧客管理の主な内容は、顧客の個人情報・購買履歴・予約履歴・フィードバックといった多様なデータの管理・活用です。各顧客に最も適したサービスや商品を提供することで、顧客満足度を高めるという利用方法です。 これにより、新規顧客の獲得から既存顧客のリテンション、さらには口コミによる顧客拡大と、ビジネス全体の成長を促進することが可能となります。 整体院の顧客管理の特徴 整体院における顧客管理は、一般的な小売業や飲食業とは異なり、いくつか特有の要素があります。 第一に挙げられるのは、顧客データが非常に繊細である点です。整体院は顧客の健康や体調と直接関わる業種であり、取り扱う顧客情報も非常に細やかなものになります。 これにはたとえば、症状や治療履歴、さらには顧客が抱える健康上の悩みや問題点までが含まれます。情報は非常にプライベートなものであるため、取り扱いには十分な注意が必要です。これらの情報をもとに、顧客一人ひとりに最適化された施術プランを組むことが求められます。 さらに整体院の業態として、リピート利用が非常に多いことも関連しています。顧客が一度来院した場合、その後も定期的な施術が必要となるケースが多く、長期にわたる関係性を構築することが一
【美容室の顧客管理とは?】売上UPに繋がるカルテ管理方法&おすすめシステム7選
2018.3.12
【目次】 ・美容室でやるべき顧客管理とは・美容室の顧客管理をシステム化することによるメリット・美容室の売上UPに繋がる顧客管理・カルテ管理とは・おすすめの美容室向けの顧客管理システム7選【1】Bionly【2】LiME【3】STORES 予約【4】サロンファクトリー【5】BEAUTY POS SALON【6】ワンモアハンド【7】KaruteKun・美容室でやるべき顧客管理まとめ あなたの美容室では適切な顧客管理ができていますか? 例えば、年齢層、性別、職業、来店動機は何が多いか、正確に把握できていますでしょうか?こういった顧客情報を分析すると美容室に来店されるお客様の傾向が見えてきますよね。 ではさらに、個別のお客様の細かな情報は答えられますか?家族構成、出身地、どんな芸能人が好きか、どんな服装のテイストか、好きな色、今持ってる悩みはどうでしょうか?数人なら覚えられても全ての顧客情報を覚えておくというのはなかなか難しいものです。でも、お客様にとって接客中の会話で気付いた些細なことを覚えていてくれるというのは、嬉しさとともに美容室に対して安心と信頼、居心地の良さを生みます。それが美容室へのリピート来店にも繋がりますし、美容室にとっても大きなメリットを生み出します。 今回は、そんな美容室が行うべき顧客管理の方法やポイント、活用方法、おすすめの顧客管理システムをご紹介します。 美容室でやるべき顧客管理とは 美容室でやるべき顧客管理とは、お客様に合った接客を実現するためカウンセリングや施術中に得た顧客情報を当日中に顧客の電子カルテに残し、当日の施術担当者以外にも明確に情報共有する。そして、いつでもその顧客情報を確認できるように管理しておくことです。 ポイントは、「当日の施術者以外にも」ということです。 顧客情報を特定のスタッフだけが知っている・把握している状態では意味がありません。美容室としてお客様の顧客情報を把握・管理しているということが、お客様を特定のスタッフではなく"美容室のファン”にさせることになるので、分かりやすく残されている必要があります。 お客様の立場として、美容室の担当スタッフが変わった場合、毎回毎回同じことを聞かれるのは面倒ですし、いつも表面上だけの話をしていても愛着や感動は生まれません。逆に来店まで数か月空いても、「〇〇様、この雑誌お好きでしたよね?準備
美容室がお客様と交わす「同意書」をアプリで電子化するメリットとは?
2021.8.16
近年のペーパーレスや脱ハンコの動きから、美容室でも電子契約書や電子施術同意書・電子カルテを導入する店舗が増えています。今回は、お客様と交わす書面を電子化するメリットとその方法をご紹介します。 美容室において紙の書類をアプリで電子化するメリットとは? 美容室のペーパーレス化で業務効率をUP! 美容室やエステサロンなどの美容サロンでは新規のお客様が来店されたとき、名前や連絡先などの個人情報の他、施術前のアンケートなど、お客様から情報を取得することがありますよね。さらに、美容室での施術を受けていただくにあたり、お客様と同意書や契約書などの書面を交わすこともあるでしょう。このような書面は、紙で管理している場合には美容室側でフォーマットを紙に印刷し、必要事項をお客様に書いてもらうことが当たり前でした。が、これらをアプリなどのシステムツールを使って電子化することで美容室でのペーパーレス化が可能となります。 美容室で同意書等の書類をアプリで電子化するメリット では、美容室でアプリなどのツールを使い、カルテやお客様と交わす書面をペーパーレス化できるとどんなメリットがあるでしょうか? 【同意書をアプリで電子化するメリット4つ】 タブレット型のシステム・アプリを利用すれば持ち運びもしやすく、お客様と画面を一緒に見ながら内容を確認することができます。お客様からはタブレット上にタッチで署名をいただけば、必要書類のペーパーレス化を実現できます。書面の作成から管理までの全てをアプリ等を使って電子化することで、業務効率も各段にアップします! 電子カルテと同意書を電子化して連携するメリット 美容室やエステサロンなどの美容サロンがサロンワークでデジタル化できるものは、アンケートや施術同意書、契約書だけではありません。お客様の施術内容や購入品、その他お客様に関するあらゆる情報を記録するカルテもアプリなどのツールを使えば電子化できます。 電子カルテアプリには、当日の施術内容や画像を残すことができたり、その日使用した薬剤や会話内容などの情報登録もできるので、より多くのお客様情報を正確に記録することができます。この電子カルテアプリに、アンケートや施術同意書、契約書などの書面をご記入いただいた日にちで紐づけて保存することができれば、お客様が来店された日・やり取りをした日に沿って情報を管理することができます。情
美容室の電子カルテ活用法&メリット徹底解説!画像保存や検索・電子同意書まで充実の機能
2022.5.16
目次 ●電子カルテとは?●美容室で電子カルテが必要な理由1:顧客情報を記録して、顧客満足度アップ!2:顧客情報の徹底管理してトラブル防止!3:顧客情報を活用して効果的な集客!●美容室で電子カルテを使うメリット・デメリット・電子カルテを使うメリット・電子カルテを使うデメリット●美容室が電子カルテを選ぶ時に重視すべき機能1:美容室向け電子カルテの機能:写真保存機能2:美容室向け電子カルテの機能:検索機能3:美容室向け電子カルテの機能:電子同意書機能4:美容室向け電子カルテの機能:クラウド保存●導入事例から見る!美容室の電子カルテ活用術●電子カルテ搭載の美容室向けPOSレジシステム『Bionly』・人気の電子カルテは画像を6枚保存可能・充実した顧客情報の登録・導入準備段階から安心の徹底サポート●美容室における電子カルテについてまとめ 電子カルテとは? 電子カルテとは、従来から使われていた紙のカルテを電子的なシステムに置き換えたものです。PCやタブレット、スマホなどの電子機器に電子カルテのソフトやアプリをインストールすることで、カルテを電子情報として記録・保存します。顧客情報を管理するにあたり、特定のカルテ情報の編集・閲覧だけでなく、登録されている複数カルテの一括編集や管理をすることもでき、顧客情報に関わる業務効率化が実現します。 美容室で電子カルテが必要な理由 電子カルテは医療業界から利用が広がってきたものですが、美容室での利用も拡大しています。「顧客情報の記録・管理は紙カルテで十分。」と思われる方もいるかもしれませんが、顧客情報の管理を効率化するだけでない≪美容室へ電子カルテを導入すべき理由≫がいくつかあります。 1.美容室の顧客情報を記録して、顧客満足度アップ! 美容室で使う手書き紙カルテでは、記入に時間が掛かったり最低限の記載になりがちで情報を上手く残すという面で課題がある美容室は多いのではないでしょうか。その点、電子カルテを利用すれば、短い時間で多くの情報を記録することが可能になります。カルテには、お客様自身の情報や施術履歴など様々な情報を記録していきますが、カルテに記録されているお客様の情報量が多ければ多いほどお客様の好みや嗜好を把握でき、よりお客様の好みに合わせた提案や施術がしやすくなりますよね。次回来店時、それらの情報を元に施術を行い、多くを語らずともお客様
美容室で売上アップをするために必要な『売上目標』の立て方
2020.12.23
美容室をはじめとする美容サロンを日々営業する中で、「お客様に満足して帰っていただき、また来店していただきたい!」という思いは、どの経営者、スタッフの皆さんにもあることだと思います。しかし実際問題、利益を上げ続けなければ、営業が続けられなくなり、お客様にサービスを提供することはできなくなってしまうのも事実。現実をみると、美容室の閉店率は一般的に開業後1年で60%が閉店、3年目には90%が閉店…と非常に残念で厳しい状況が浮かび上がります。 そうならないために売上を上げ続けるには、集客や再来店誘導のための施策、技術やサービスの向上というアクションプランが必要ですが、まず第一に必要なことは明確な売上目標金額の設定です。そして、関わるスタッフ全員がその目標を意識できているかどうかで美容室としてのマンパワーが決まります。 『年間売上目標を立てる』ということは、当たり前のことのようですが、日頃どれくらい『目標』を活用して売上アップのアクションができているか、チェックしてみてください。 なぜ、売上目標が必要? 美容師や理容師のほか、エステやネイル、まつエクサロンなどの美容サロンスタッフの中には、「ノルマのようでツラい・・・。」と、『個人売上目標』を設定することが苦手な人もいるかもしれません。 もちろん、ノルマをこなせる人にとって売上目標があることは、気持ちの良いものかもしれませんが、それだけでストレスを感じてしまう人も少なくないでしょう。「人に喜んでもらいたいだけなのに・・・。」「数字に追われて仕事が楽しめない・・・。」そんなお悩みもよく聞きます。 しかし、ノルマと目標は違います。■ノルマは、決められた期間内に果たすべき仕事量であり、義務感の強いものです。 ■目標は、最終的なゴールを達成するために設けた目印であり具体的な手段です。また、目標を設定するときには、誰かから指示されるのではなく主体性を持つことも必要です。 目標を立てるにあたり、数字に追われたり、追い込まれるのはツライですが、自分の成長のための指標を明確に持っていることは大切です。お客様の満足度を高めるために技術や接客スキルを上げる努力はされると思いますが、成長度合いを数字に照らし合わせることでその努力の方向性が合っているか、誤っているか、見極めることにもなります。売上=お客様の満足度の表われであるため、満足されれば再来店
エステサロンにおける電子カルテを利用した顧客管理のメリットとは?
2021.2.18
エステサロンにおいて、お客様の来店履歴や施術履歴、購買履歴などを記載し保存・管理することは、オペレーション上の業務として最重要と言っても過言ではありません。特に、エステのようにお客様のお肌を直接施術する場合は、カルテ作りがお客様対応の備忘録としてはもちろん、スタッフ同士の情報共有としても必要であり、お客様との信頼関係構築から売上にまで関わる重要作業です。今回は、エステサロンにおける電子カルテ導入と顧客管理のメリットをまとめます。 目次 ● 1、電子カルテはカルテ作りを楽にする!1:カルテには何を書けば良いの?2:忙しくてカルテがなかなか書けない!3:紙カルテは探すのが大変!4:保存が大変!● 2、電子カルテで顧客管理1:電子カルテを利用するメリット2:顧客情報を活用したリピーターを増やすためのデータの活用術● まとめ● エステサロンの顧客管理・電子カルテならBionly 1、電子カルテはカルテ作りを楽にする! エステサロンでお客様のカルテを作成するにあたり、こんなお悩みをよく耳にします。 ・カルテには何を書けば良いのか・忙しくてカルテがなかなか書けない・紙カルテは探すのが大変・保存が大変で場所を取る 実は、これらすべて電子カルテがあれば解決します! 1.カルテには何を書けば良いの? エステサロンの接客スタイルや方向性によって変わることはあるかもしれませんが、基本的には次の内容を電子カルテに記載すると、次回の接客がスムーズになります。 <基本情報>・お客様の個人情報:氏名、連絡先、生年月日、性別、その他カウンセリングで伺いたいこと <来店記録・施術記録>・来店日:来店日、時間・施術メニュー:施術のコース名、時間・施術ステップ:施術の流れ、変更や追加があればそれも加筆・施術前の様子:お疲れ具体、自覚症状、客観的なお肌の状態・施術中の様子:力加減、気を付けた点、お肌の注意点・施術後の様子:客観的なお肌の変化、お客様の反応<その他>・お客様とお話した内容:カウンセリングでは聞けないことも、施術をしてリラックスしている状態だからこそ聞けるお話もあります。特に初来店のお客様であれば、来店のきっかけや、期待していること、不安なことなどを聞けると接客や効果の見せ方に活かせます。また、「〇〇の件、その後いかがですか?」など、前回までの話の続きが
トラブル回避!美容室における同意書の必要性と電子化するメリット
2022.4.21
近年のペーパーレス化や脱ハンコの動きから、美容室でも電子契約書や電子施術同意書・電子カルテを導入するサロンが増えています。今回は、美容室で準備しておくと良い同意書の内容と、お客様と交わす書面を電子化するメリットについて詳しくご紹介します。 美容室を守る!美容室経営をするなら必ず準備すべき施術同意書とは? トラブルを防ぐための施術同意書 独立して美容室をオープンしたオーナーさんや、個人経営されている美容室などでは「これまで指名してくださっていたお客様だから」「美容室に来店される方は身内みたいな人ばかりだから」と、施術に関する同意書を交わさずにお客様の施術をしていませんか? 個人経営の美容室でも家族経営の美容室でも美容室の規模を問わず、施術に関する同意書は、お客様と必ず交わすことをおすすめします。それはなぜかというと、お客様の髪や肌に触れる美容室では施術同意書を交わすことで、トラブルを回避できたり、悪質なクレーマーから身を守ることができるからです。同意書を交わさず口頭だけの確認でトラブルが起きてしまった場合「言った」「言わない」で、よりトラブルが大きくなってしまう…ということもあるかもしれません。 トラブルが起きた場合は「返金だけ」で済むなら良い方で、治療費や慰謝料の支払いが必要になり美容室の経営を圧迫してしまう事例もあるでしょう。もちろん美容師さんはそのようなトラブルが出ないように細心の注意を払っていることと思います。それでもお客様との認識のズレや勘違いで起こり得るトラブルを防ぐため、書面での確認が必要なのです。 同意書作成のポイント 1)同意書の内容●具体的な内容であること。曖昧な内容では効力は弱くなる!美容室において施術トラブルがあった場合、実際に起きた施術内容のトラブルと同意書の内容が合っていなければ、同意書の効力は一切ありません。そのため、美容室では施術によって同意書を分けて作成しておくのがベストです。手間に感じるかもしれませんが、同意書の内容は「お客様に内容を理解してもらうこと」が最大のポイントで、同意書の表題からもその同意書に記載されている内容が分かれば一目瞭然ですよね。例えば、 ※施術可能期間や代金未払いを防ぐ同意書の内容を施術内容ごとに分けて作成することで、細かな内容を入れてもシンプルにまとめることができます。施術の内容ごとに様々なトラブルを想定してリ
再来店を促すメールの書き方や送り方は?美容室で使えるマジックワードも紹介
2021.12.13
【目次】 ・マジックワードって何!?・実践!美容室で使える魅力的なマジックワード具体例  美容室で使えるマジックワード 1:一瞬で内容が分かる!心を掴むメールタイトル  美容室で使えるマジックワード 2:メールの冒頭には、人となりを伝える文章を  美容室で使えるマジックワード 3:お客様の名前を入れる  美容室で使えるマジックワード 4:予約への導線をつくる・メールで来店を促すメリット メールのメリット①:その人に合った内容を発信できる メールのメリット②:低コストで多くの人に配信できる メールのメリット③:メールで反応が良かった文章を分析できる・再来店を促すメールの書き方や送り方 再来店を促すポイント①:特別感を演出する 再来店を促すポイント②:担当者名を入れる 再来店を促すポイント③:お客様に合ったメニューを提案したり、クーポンを配布する 再来店を促すポイント④:高い頻度で送り過ぎないようにする・再来店を促すメールの例文を紹介 美容室の再来店促進メール①:初来店のお客様向けの例文 美容室の再来店促進メール②:しばらく来店がないお客様向けの例文・メール配信機能付き!美容室向けPOSレジシステムで簡単配信  1.サンクスメール  2.バースデーメール  3.ごぶさたメール  4.予約リマインド  5.手動メッセージ・美容室が顧客へ配信するメールに入れるべきマジックワードまとめ 皆様の美容室では、お客様へ「再来店のきっかけとなるメッセージ」を送っていますか?美容室への来店スパンが空いたお客様や常連のお客様に、来店を促すためのメールやDMハガキなどを送る時、ただ何も考えずにありきたりな文章を送っても再来店のきっかけにはなりません。美容室の再来店率をアップさせるためには、必ず入れるべきワード【マジックワード】があります。今回は、そんなマジックワードをご紹介していきます。もちろん、美容室に限らずネイルサロンやエステサロンなどの方も必見です! マジックワードって何!? メールなどの文章に入れるべき【マジックワード】をご存知ですか? マジックワードとは、こちらの意図するアクションを取ってもらいやすくなる効果的なワード・フレーズのことです。 直接顔を合わせて話す場合は、表情や話す速度、声のトーンなどあらゆる情報が言葉と共に伝わります。しかし、メールなど文字だけで伝える文章というの
【美容室をリピートしない理由って?】失客データから探る美容室のリピート対策とは
2021.11.8
【目次】 ・来店客のリピート状況を把握する・美容室がリピート状況を把握する際のポイントは?  ■リピート状況把握のポイント1:初回来店後の来店状況  ■リピート状況把握のポイント2:複数回リピートがあるお客様の来店状況・失客となったお客様の傾向から、リピート率低下の原因を探る・美容室がリピートされない原因とは?・意外!お客様が美容室をリピートしない一番の理由・リピート率の計算方法  リピート率の平均値・リピートされるために美容室スタッフがすべき接客  1.お客様が美容室に行く理由  2.カウンセリングを丁寧に行う  3.美容室の満足度を高めるアドバイス  4.美容室店内を過ごしやすい環境にする・美容室が取れるその他のリピート対策とは?  1.美容室に来店されるお客様を選ぶ  2.美容室からお客様へ「絶対に必要な一言」  3.美容室へのリピートを斡旋する対策・美容室のリピート率を下げてしまう原因と対策  1.美容師の技術が足りない  2.接客がイマイチ  3.待ち時間や施術時間が長・失客データから探る美容室のリピート対策まとめ 美容室における『集客』は多くの経営者の悩みであり、永遠のテーマであるとも言えます。それぞれの美容室が得意とする客層や営業手法によって、集客で力を入れるべき媒体や情報発信内容を工夫する必要もありますよね。 そういった集客努力によってお客様が美容室に来店された後、『リピートされずに失客となったお客様』の分析はしていますか?集客が頭打ちだと感じたり来客数に伸び悩んだら、リピートされずに失客となったお客様の情報分析をしてみると、美容室の現状課題を見直すことができ、リピート客を増やすヒントが見つかるかもしれません。今回は、美容室の『リピート状況の見直し』と『リピート対策』について深堀りします。 来店客のリピート状況を把握する 美容室がリピート状況を把握する際のポイントは? 美容室がお客様のリピート状況を把握するうえで見るべきポイントは、大きく分けて2つあります。 ■リピート状況把握のポイント1:初回来店後のリピート状況初めて美容室にご来店されたお客様のその後の動向は非常に重要で、その後数か月以内にリピート来店があるかどうかをチェックしましょう。初回来店から数ヵ月経ってもリピートされない場合はそのまま失客になる可能性も高く、集客にかかるコストがかさむ原因と
【テンプレートあり】美容室・サロンのリピート促進につながる効果的なメッセージ作成とは?
2018.4.30
【目次】 ・美容室がメッセージを送る重要性 ・美容室からメッセージを送るタイミング ・美容室のメッセージテンプレート集  メッセージテンプレート1:サンクスメール(新規顧客)  メッセージテンプレート2:サンクスメール(既存顧客)  メッセージテンプレート3:ごぶさたメール  メッセージテンプレート4:バースデーメール ・美容室向けPOSレジシステム『Bionly』のメール機能  1.自動配信できるメッセージ  2.手動配信メッセージ ・美容室が送る効果的なメール作成まとめ 美容室は、コンビニや信号機の数よりも多いといわれていますが、年間約1万店舗が新規開業し、約8千店舗が閉店しているのが実状。そんな超競争業界で、ただ待っているだけでお客様は来てくれませんし、一度来店された後にリピート来店してくださるとは限りません。そのためにビラ配りやポスティングをしたり、フリーペーパーやポータルサイトに掲載したり、広告を出したり、SNSで情報を発信したり、既存のお客様にはメッセージを配信しリピートを促進したり、様々な施策があります。 その中で、お客様にメッセージを送る時、どんなことをポイントにしてメッセージを作成していますか?せっかく送るなら、レスポンス効果が高くよりリピート来店に繋がるメッセージにすべきですよね。メッセージでサロンやスタッフの個性・特徴を出すのも良いですが、基本は大事!ということで、今回はリピートに繋がるメッセージ配信のポイントをご紹介します。 美容室がメッセージを送る重要性 美容室が実行しやすいお客様とのコミュニケーション手段として、メルマガ配信やDM送付などのメッセージ配信を行うお店が多くありますが、やはりやるかやらないかで差がでます。そして、その方法によっても更にリピート効果に差は出てきます。来店後にメッセージを送ることは、好印象を残しますし、来店されていない時にもお店の存在を思い出してもらうという効果を狙うものです。メールは、来店時にメールアドレスを取得できたお客様にしか送ることができません。逆にいうと、個人情報を開示してくださる少しでも好意を持ってくださったお客様であるということです。そういったお客様に対して、フォローやキャンペーンなど様々なメッセージを送るということは、既存客を育て、リピーターにしていくための非常に重要な作業です。来店され施術をしてい