POSレジシステム

【美容室をリピートしない理由って?】失客データから探る美容室のリピート対策とは
2021.11.8
美容室における『集客』は多くの経営者の悩みであり、永遠のテーマであるとも言えます。それぞれの美容室が得意とする客層や営業手法によって、集客で力を入れるべき媒体や情報発信内容を工夫する必要もありますよね。 そういった集客努力によってお客様が美容室に来店された後、『リピートされずに失客となったお客様』の分析はしていますか?集客が頭打ちだと感じたり来客数に伸び悩んだら、リピートされずに失客となったお客様の情報分析をしてみると、美容室の現状課題を見直すことができ、リピート客を増やすヒントが見つかるかもしれません。今回は、美容室の『リピート状況の見直し』と『リピート対策』について深堀りします。 来店客のリピート状況を把握する 美容室がリピート状況を把握する際のポイントは? 美容室がお客様のリピート状況を把握するうえで見るべきポイントは、大きく分けて2つあります。 ■リピート状況把握のポイント1:初回来店後のリピート状況初めて美容室にご来店されたお客様のその後の動向は非常に重要で、その後数か月以内にリピート来店があるかどうかをチェックしましょう。初回来店から数ヵ月経ってもリピートされない場合はそのまま失客になる可能性も高く、集客にかかるコストがかさむ原因となります。失客を防ぐためにも、施術や接客の時間を通常よりも多く確保し、お客様が満足&安心される工夫を検討・実施してリピート率を上げる必要があります。 ■リピート状況把握のポイント2:複数回リピートがあるお客様の来店状況「複数回リピートがある」と一言で言っても、「2回」「3回」「4回以上」では質が全く異なります。4回以上リピートされているお客様は美容室への信頼が厚くなっていると言えますが、2~3回のリピートではまだ様子を見ている段階です。その時々のお客様のリピート段階に合わせた接客をすることで、次へと繋げることができます。 お客様のリピート状況把握の基本としては、初回来店日を基に次のリピート時期目安を決め、そこまでに来店がないお客様が、『リピートされなかったお客様』ということになります。 ▶次の来店目安とは・・・美容室の施術方針やお客様のヘアスタイルによって、来店目安となる周期は変わりますが、基本的には、<1ヶ月、2か月、3ヵ月、4ヶ月、5か月、6ヵ月>とリピート来店周期を定め、来店されなかったお客様を『失客』とみなします。 例
ネイルサロンを開業する際に重要な「カルテ管理」とは?
2018.11.28
現在ネイルサロンで働く方の中には、独立・開業を考えている方も多いのではないでしょうか?ネイルサロンは、美容室・美容院や飲食店に比べると初期費用をあまりかけずに開業できる職業といわれています。実際、「きっかけさえあれば独立してネイルサロンを開業したい」と思われる方も多い業界です。もし、マンションの一室や自宅の一部を使ってスタートする場合、気を付けたいのは仕事とプライベートをきっちり分けることです。これがきっちり分けられず、廃業の道をたどってしまうネイルサロンも少なくありません。そして、売上アップを図るには、適切なカルテ管理の元お客様情報の記録を徹底的にカルテ管理することが大切です。 ネイルサロンに必要なカルテ管理とは ネイルを趣味レベルではなく仕事として行う上で非常に大切なことは、どれだけお客様が増えてもお客様情報をきちんと整理・管理することです。お客様情報はカルテでの管理となりますが、そのカルテ内容を充実させることが重要です。では実際、ネイルサロンではどのような内容をカルテに残せば良いでしょうか。以下の項目を意識してカルテに記録を残しましょう。 カルテ内容1:ネイルの施術内容 ・カラー、デザイン、アイテム、ストーンなど・お客様の爪の長さ、形、厚みこれら当日の施術内容は必須ですね。お客様それぞれのネイル傾向の把握や、自らの技術力アップのためにも、施術の詳細内容をしっかりカルテに記録することは必要です。画像と一緒に保存するとなお良いでしょう。 カルテ内容2:お客様の基本情報 ・生年月日、住所、メールアドレス「徹底して全てのお客様から情報を得る」と考えてカルテ管理を実践することで、サンクスメッセージやフォローメッセージ、お知らせやキャンペーンなど、ネイルサロンへの再来店活動をカルテ内容を元にして戦略的に行うことができます。 カルテ内容3:お客様の趣味、嗜好 ・お客様の好きなもの、楽しみにしているイベント、ライフスタイルカルテ管理を行う中でリピーター作りのために重要なのが、このようなお客様の生活に関わる内容です。これらを把握しながらアドバイスすることで、お客様に期待以上の価値を提供し、喜んでいただけるネイルデザインを提案することができるようになります。 ネイルサロンでは、ただお客様からリクエストされたことだけをしていても、感動は生まれません。信頼され、唯一無二だと思われ、リ
エステサロンにおける電子カルテを利用した顧客管理のメリットとは?
2021.2.18
エステサロンにおいて、お客様の来店履歴や施術履歴、購買履歴などを記載し保存・管理することは、オペレーション上の業務として最重要と言っても過言ではありません。特に、エステのようにお客様のお肌を直接施術する場合は、カルテ作りがお客様対応の備忘録としてはもちろん、スタッフ同士の情報共有としても必要であり、お客様との信頼関係構築から売上にまで関わる重要作業です。今回は、エステサロンにおける電子カルテ導入と顧客管理のメリットをまとめます。 1、電子カルテはカルテ作りを楽にする! エステサロンでお客様のカルテを作成するにあたり、こんなお悩みをよく耳にします。 ・カルテには何を書けば良いのか・忙しくてカルテがなかなか書けない・紙カルテは探すのが大変・保存が大変で場所を取る 実は、これらすべて電子カルテがあれば解決します! 1.エステサロンのカルテには何を書けば良いの? エステサロンの接客スタイルや方向性によって変わることはあるかもしれませんが、基本的には次の内容を電子カルテに記載すると、次回の接客がスムーズになります。 <基本情報>・お客様の個人情報:氏名、連絡先、生年月日、性別、その他カウンセリングで伺いたいこと <来店記録・施術記録>・来店日:来店日、時間・施術メニュー:施術のコース名、時間・施術ステップ:施術の流れ、変更や追加があればそれも加筆・施術前の様子:お疲れ具体、自覚症状、客観的なお肌の状態・施術中の様子:力加減、気を付けた点、お肌の注意点・施術後の様子:客観的なお肌の変化、お客様の反応<その他>・お客様とお話した内容:カウンセリングでは聞けないことも、施術をしてリラックスしている状態だからこそ聞けるお話もあります。特にエステサロン初来店のお客様であれば、来店のきっかけや、期待していること、不安なことなどを聞けると接客や効果の見せ方に活かせます。また、「〇〇の件、その後いかがですか?」など、前回までの話の続きができることで、お客様との信頼も築きやすくなります。 何度も同じ質問をされると、人は居心地の悪さを感じてしまいます。そうした初歩的なコミュニケーションのミスを防ぐためにも、これまでの会話のやりとりを電子カルテに記載しておくことがとても有効です。さらに、電子カルテに記載している内容を元に、前回までの来店から繋がる話ができれば、お客様との距離感が自然と近付き、特別感
【2023年度】整体院におすすめの顧客管理ソフト15選を紹介!
2023.9.13
整体院の運営においては、技術力や施術の質ももちろん大切ですが、顧客管理が非常に重要な要素です。整体院で顧客管理がしっかりと行われているかどうかが、長期的な成功を左右する場面も少なくありません。 特に、現代のビジネス環境は多くの業種で競争が激化しており、整体業界も例外ではありません。このような競争の中で生き残り、成長を続けるためには、顧客の個々のニーズを正確に把握し、情報に基づいてサービスを進化させる必要があります。そのためには顧客管理ソフトウェアが非常に有用です。 本記事では、2023年度に特に注目すべき、整体院におすすめの顧客管理ソフトを15をピックアップして紹介します。各ソフトウェアの特徴やメリット・デメリット、何を基準に選ぶべきかといったポイントも詳しく解説します。 そもそも顧客管理とは 顧客管理、またはCRM(Customer Relationship Management)とは、企業や店舗が顧客との関係を深めるための手法の一つです。顧客の情報の収集からはじまり、情報の保存・解析・最終的には情報を用いての顧客サービスの最適化まで含まれます。 整体院での顧客管理の主な内容は、顧客の個人情報・購買履歴・予約履歴・フィードバックといった多様なデータの管理・活用です。各顧客に最も適したサービスや商品を提供することで、顧客満足度を高めるという利用方法です。 これにより、新規顧客の獲得から既存顧客のリテンション、さらには口コミによる顧客拡大と、ビジネス全体の成長を促進することが可能となります。 整体院の顧客管理の特徴 整体院における顧客管理は、一般的な小売業や飲食業とは異なり、いくつか特有の要素があります。 第一に挙げられるのは、顧客データが非常に繊細である点です。整体院は顧客の健康や体調と直接関わる業種であり、取り扱う顧客情報も非常に細やかなものになります。 これにはたとえば、症状や治療履歴、さらには顧客が抱える健康上の悩みや問題点までが含まれます。整体院の情報は非常にプライベートなものであるため、取り扱いには十分な注意が必要です。これらの情報をもとに、顧客一人ひとりに最適化された施術プランを組むことが求められます。 さらに整体院の業態として、リピート利用が非常に多いことも関連しています。顧客が一度来院した場合、その後も定期的な施術が必要となるケースが多く、長期にわた
美容室で売上アップをするために必要な『売上目標』の立て方
2020.12.23
美容室をはじめとする美容サロンを日々営業する中で、「お客様に満足して帰っていただき、また来店していただきたい!」という思いは、どの経営者、スタッフの皆さんにもあることだと思います。しかし実際問題、利益を上げ続けなければ、営業が続けられなくなり、お客様にサービスを提供することはできなくなってしまうのも事実。現実をみると、美容室の閉店率は一般的に開業後1年で60%が閉店、3年目には90%が閉店…と非常に残念で厳しい状況が浮かび上がります。 そうならないために売上を上げ続けるには、集客や再来店誘導のための施策、技術やサービスの向上というアクションプランが必要ですが、まず第一に必要なことは明確な売上目標金額の設定です。そして、関わるスタッフ全員がその目標を意識できているかどうかで美容室としてのマンパワーが決まります。 『年間売上目標を立てる』ということは、当たり前のことのようですが、日頃どれくらい『目標』を活用して売上アップのアクションができているか、チェックしてみてください。 なぜ、売上目標が必要? 美容師や理容師のほか、エステやネイル、まつエクサロンなどの美容サロンスタッフの中には、「ノルマのようでツラい・・・。」と、『個人売上目標』を設定することが苦手な人もいるかもしれません。 もちろん、ノルマをこなせる人にとって売上目標があることは、気持ちの良いものかもしれませんが、それだけでストレスを感じてしまう人も少なくないでしょう。「人に喜んでもらいたいだけなのに・・・。」「数字に追われて仕事が楽しめない・・・。」そんなお悩みもよく聞きます。 しかし、ノルマと目標は違います。■ノルマは、決められた期間内に果たすべき仕事量であり、義務感の強いものです。 ■目標は、最終的なゴールを達成するために設けた目印であり具体的な手段です。また、目標を設定するときには、誰かから指示されるのではなく主体性を持つことも必要です。 目標を立てるにあたり、数字に追われたり、追い込まれるのはツライですが、自分の成長のための指標を明確に持っていることは大切です。お客様の満足度を高めるために技術や接客スキルを上げる努力はされると思いますが、成長度合いを数字に照らし合わせることでその努力の方向性が合っているか、誤っているか、見極めることにもなります。売上=お客様の満足度の表われであるため、満足されれば再来店
今、美容室で電子カルテが人気の理由とその活用方法
2024.5.1
美容室・美容院、理容室をはじめ、エステサロン、ネイルサロン、アイラッシュサロンなどを含む美容サロン全般で、電子カルテを導入するケースが非常に増えてきています。 さて、導入する人気の理由は一体何なのでしょうか?今回は、美容室で電子カルテが人気な理由を徹底解剖!さらに美容室で電子カルテを導入するとどんなメリットが得られるのか?使い勝手はどうなのか?など、実際に電子カルテを導入された美容室の声とともにご紹介していきます! 美容室が電子カルテを導入すると得られるメリットとは? 美容室が電子カルテを導入すると、以下のようなメリットが得られます。 紙のカルテは、紙の劣化や破損の可能性があるだけでなく紛失の恐れも伴いますが、電子カルテを導入すれば長年経過しても鮮明で、誰もが見やすい状態のカルテをいつでも確認することができます。「電子機器の操作方法が難しくて…」そんな方々にも導入でオススメなのは、iPadひとつでラクラク操作ができるBionly(ビオンリー)の電子カルテです。パソコンとは異なり、iPadは直感的に操作ができるので、普段スマホを操作することに慣れている人であればさほど難しくは感じないでしょう。 実際にBionlyの電子カルテをお使いいただいて「もっと早く導入しておけばよかった!」とおっしゃる美容室も多数。ぜひあなたの美容室でもBionlyの電子カルテを導入してみませんか? あなたの美容室でも申し込んですぐ、電子カルテをはじめ予約管理や顧客管理などを開始いただけます。ぜひBionlyカスタマーサポートまでご連絡ください。お問い合わせはこちらから 美容室導入におすすめの電子カルテを作成できるシステム9選 膨大な紙のカルテは探すのが大変で、保管場所も必要です。電子カルテを採用すれば充実した情報を記録できて、探したいお客様のカルテがすぐに見つかります。そのうえ、保管場所の削減も可能です。美容室導入におすすめの電子カルテを作成できるシステムを9つご紹介します。 Bionly Bionlyは電子カルテ、予約一元管理、レジ会計、顧客管理、売上集計などサロンワークに必要な機能を標準装備したコスパがいいPOSレジシステムです。iPadなので感覚的に操作できて、スマホでも使えます。 Bionlyの電子カルテは手書きメモや画像を残せることが大きな特徴です。来店ごとに最大6枚の画像を保存でき
マツエクサロンでの、電子カルテを使ったカルテ管理のメリットとは?
2021.8.9
まつ毛エクステは日々のメイクが楽になることはもちろん、メイクをしなくても目力アップできるため、忙しい女性の“時短メイク”の味方としても大人気ですが、皆様のマツエクサロンにおいて、お客様の施術記録はどのように記録・管理されていますか? マツエクの施術は小さな範囲ですが、顔の印象を大きく左右する目元だからこそ、仕上がりによってお客様の信頼度や満足度が変わってくることでしょう。そこで重要になってくるのが、お客様のカルテです。マツエク施術履歴や好みを正確に記録・管理することで、お客様の信頼を得てリピーターを増やすことにも繋がります。そこで今回は、マツエクサロンで電子カルテを導入するメリットをまとめます。 マツエクサロンにおけるカルテ作りの重要性 1.マツエク施術前のカウンセリングは、お客様とのイメージを合わせる作業 マツエクュサロンにおいて、お客様の満足度をアップさせるには、マツエクの技術力もさることながら、お客様の要望を丁寧にヒアリングしカウンセリングで提案することで、お客様の理想のイメージを実現することが必要です。 マツエクは、お客様がイメージされるものより、ボリュームが少なくても多すぎても満足度を上げることはできません。しかし、お客様のまつげの状態によっては、ボリュームを出しきれない場合もあることでしょう。そんなときは、マツエクに対するお客様のご要望や理想をヒアリングしたうえで、実現可能なイメージを伝え、確認しながら進めることが必要です。 その反応を見ながら、次回に繋げることがマツエクサロンの接客にとっては、非常に重要です。マツエク施術自体、繊細で集中力と注意が必要な職業ですが、お客様との細やかなやり取りこそ、リピーター作りの大きなポイントになるのです。こういったやり取りもカルテに記録しておきたいですね。 2.マツエクサロンで電子カルテを使うメリット マツエクサロンでお客様の施術記録をどう残すか・・・。マツエクサロンなら、電子カルテの中でも、断トツで写真が撮れるタブレット型がおススメです。タブレット型の電子カルテなら、持ち運びやすく写真が撮れ、それをそのままカルテに施術記録として残すことが可能だからです。 マツエク施術後、お客様にはそのままの状態で、仕上がりの写真を撮影すれば、当日の施術を正確に記録し保存することができます。 カルテや施術履歴は、文字で記載することが基
2022.1.10
『CRM』は、美容室の経営において売上と利益をアップさせていくための非常に重要なポイントであり、一人一人のお客様に対して行うべき対策です。ですが、CRMという言葉は聞いたことがあっても、どのように美容室に取り入れ、どんな視点で、何を判断すれば良いか分からないという方もいるのではないでしょうか。今回は、そんな方向けにCRMの基礎知識や導入するメリット、美容室での活用方法について深堀してご紹介します。 そもそも『CRM』って何? 『CRM』とは、「Customer Relationship Management(カスタマー リレーションシップ マネージメント)」の略です。日本語で表すと、「顧客関係管理」や「顧客管理」と訳されます。 それは一体どういうことかと言うと、「お客様満足度と顧客ロイヤルティの向上を通して、売上の拡大と利益の向上を目指す経営戦略のこと」です。もう少し具体的にすると、お客様との円滑なコミュニケーションを図り、美容室とお客様との関係性を一元的に把握して総合的に管理できるようにする手法です。さらに、それらをシステム化することでより簡単に顧客情報を一元管理することが可能になり、美容室と顧客の関係性を維持したり向上させるためのアプローチがしやすくなります。 一元管理をする内容としてはお客様の氏名や連絡先などの個人情報、施術記録、購入履歴、予約履歴、会計情報といった基本的な情報の他に、接客中の会話で知ったお客様の好みやプライベートな情報などがあります。これらの情報を蓄積し活用していくことが、CRMを導入する意味であり有効な活用方法と言えます。 とはいえ、日々美容室でたくさんのお客様の接客をしていると、顧客管理のために情報を記録したり管理するのは大変なものです。そこで、CRMをシステム化することで圧倒的に顧客管理がしやすくなり、CRMを行う成果を生み出すことができるようになります。 CRMが利益を生み出す理由 次に、CRMを取り入れることが美容室の売上や利益の向上に直結する理由を紐解いていきましょう。 1.新規顧客の増加 ある程度の期間、美容室を営業しお客様が来店すると、そこには来店されたお客様の情報が蓄積されていきます。例えば、性別、年齢、居住エリア、職業、人気のメニュー、来店のきっかけなどです。これらの情報を欠かさず蓄積させていくことで、 ・最初に設定したタ
書類の置き場所に困っているサロン必見!Bionlyの電子同意書機能とは?
2020.9.2
エステサロンやアイラッシュサロンなどはもちろん、美容室・美容院でもメニューによっては、施術内容や契約内容を記載した同意書の書面をお客様に確認してもらい、その内容に同意した旨を署名してもらうシーンがよくありますよね。 サロンによっては、その書類を保管しておく場所に困っている…そんなお悩みをかかえていることもあるかと思います。 そこで、今回は同意書の書類をデジタル保存しペーパーレス化を実現するBionlyの新機能をご紹介!ぜひ今後のサロンワークでお役立てください。 Bionlyの電子同意書機能について 美容室・サロン専用iPad顧客管理POSレジシステムの『Bionly』では多くのサロン様からご要望を受け、施術同意書などの書類をデータ化しクラウド上に保存できる『電子同意書機能』を追加・リリースいたしました。基本プランに含まれる機能となりますので追加料金は発生せず、これまで通りのプラン料金のままご利用いただけます。準備するものは、PDFの同意書データのみ。それをBionlyの管理画面から登録すれば準備完了です。登録した同意書データを呼び出し、お客様にはiPad上で書類内容の確認・署名をいただきます。署名済の同意書はその日の電子カルテと一緒に保存され、施術日時や内容と一緒に検索・確認がいつでも簡単に行えるようになっています。iPadからも印刷できるので(※1)、お客様に署名をもらってすぐに控えとして印刷し、書面をお渡しすることも可能です。 (※1)Apple社が定めるAirPrint対応のプリンターのみ対象 Bionlyでお客様からの署名済書類をデジタル保存するメリット では、Bionlyで同意書などの書類を電子化させると、具体的にはどんなメリットがあるのでしょうか?大きく3つに分けてご紹介していきます。 1.場所をとらない お客様が来店するたびに増えていく同意書の書類をデータ化してクラウド上に保存しておけば、収納する場所に困ることはありません。万が一、端末が故障するようなことがあっても、これまでのIDとパスワードでログインすれば新しい端末でもこれまで通り閲覧・ご利用いただくことができます。 2.検索が簡単 Bionlyでは、来店日ごとに電子カルテと電子同意書機能を紐づけて保存しています。過去にどんな施術をして、そのときにどんな書類に署名をもらっているのか、お客様ごとや施術
【在庫=美容室の資産】美容室経営のカギとなる在庫管理はシステム化で業務効率アップを!
2022.6.20
美容室で必要な在庫管理とは? 美容室で管理すべき在庫には、お客様に販売する店販商品のほか、施術に使うシャンプー剤やカラー剤など取り扱うメニューやサービスによって様々なものがあります。これらは、商材に形を変えたサロンの資産であり「在庫」イコール「お金」と捉えることができます。 仕入れた商材を店販として販売したり施術に使えば利益が出ますが、仕入れたものの消費期限を過ぎて処分することはお金を捨てるのと同じことになりますし、逆に在庫切れにより販売・提供機会を逃すことは売上のチャンスを失うこととなり、上手な経営ができているとは言えません。 扱う商材が多くなればなるほど在庫の管理は大変ですが、商材の数が多いということはお客様へ提供するサービスや商品の幅を広げることになり、あらゆるお客様のニーズに対応できるということでもあります。そのうえで、在庫の出入りの動きが大きいということは、実際に【お客様に多くのサービスを提供できている】=【売上が上がっている】=【美容室の現状分析と判断が正しくできている】と言えます。 このような面からも、在庫の動き・状況を常に正確に把握するという『在庫管理』は、美容室経営においてとても重要なことなのです。 美容室が在庫管理をするメリット・デメリット 美容室の在庫管理の重要性は皆さん把握していますが、実際に美容室の声を聞いてみると...「大事なのは分かっているけど、後回しにしてしまう。」「とりあえず、在庫を切らさないようにだけは気を付けている。」「実は、決算月に大急ぎで在庫の帳尻を合わせていていつも大変…。」というものが多いのがリアルな状況です。 では、ここで改めて在庫管理をするメリットとデメリットを挙げてみましょう。 1:美容室における在庫管理のメリット ①機会損失の防止 美容室では、カットだけのサービスに特化している場合を除き、商材が無いと売上はつくれません。商材があるからこそ、様々な施術を提供したり店販商品を販売することができます。先々の予約や人気メニュー・強化したいメニューを踏まえ、在庫管理が正確にできていれば、必要なときに必要な数量を準備しておくことができるので、予め機会損失を防ぐことができます。 ②コスト削減 美容室では、「無くなっては困るから。」「とりあえず多めにあれば良いでしょ。」と、余計な在庫を抱えていては本末転倒。冒頭でお伝えした通り、
【美容室・サロン向け】POSレジシステムの選び方とは?
2019.1.11
美容室・美容院・ネイルサロン・まつエクサロン・エステサロン・リラクサロンなどの美容サロンにPOSレジシステムを導入しようと考えたとき、どんな視点で、何を基準に選べばいいのか、また自分のサロンにはどんなPOSレジシステムが合うのだろうかと迷ってしまいますよね。「POSレジ」「POSシステム」という言葉をよく目にしますが、そもそもPOSレジシステムがどんな役割を果たしているのか、今どきのPOSレジシステムとはどういうものを指すのかについてまとめていきたいと思います。 そもそもPOSレジシステムとは POSレジシステムの「POS」とは、「point of sales」の頭文字を取ったもので、日本語では「販売時点情報管理」と訳されています。「レジ」は、そのまま「キャッシュレジスター」のことを指しており、日本語では「金銭登録機」と訳されています。つまり、「POSレジ」とは、お客様と金銭の授受をした時点での販売情報を管理するレジシステムということです。店舗での売上金額を計算・記録したり、不正を防ぐ目的でつくられたレジは、手動からシステムへと発展し、今ではクラウドとも連携しながらPCやタブレットで利用できるように進化しました。さらに、美容室・美容サロン向けのPOSレジシステムでは、売上・集計に加え顧客管理や予約管理機能をも備えた複合的POSレジシステムに進化しています。登録した顧客情報や予約情報、キャッシュレス決済サービスなどと繋がったPOSレジシステムは、情報を蓄積することで、売上集計や分析結果を自動的に表示します。それを活用すればサロンの経営状況を客観的に分析し、売上改善を図るための道筋を探る材料も得やすくなります。 美容室・美容サロンがPOSレジシステムを導入するメリット では、なぜ今美容室でのPOSレジシステム導入が加速しているのでしょうか。単純な金銭のやりとりだけなら、美容室に簡易的なレジや電卓や金庫があれば事足りるかもしれません。しかし、コンピューターやインターネットを中心とするネットワークが発達した現在、様々な情報を複合させることで、その価値を活かし高めることができます。一般的にPOSレジは【いつ、だれが、どのメニューを、いくらで売り上げたか】ということを正確に記録し確認できます。また、購買者の性別や年代といった属性情報や来店人数等を集計したり分析に活用できます。美
美容室でのキャッシュレス決済導入はマスト!導入メリット&デメリットと基本知識をおさらい
2022.6.6
美容室に欠かせないレジシステム 美容室を運営する際に必ずと言っていいほど必要なもの、それは『レジシステム』です。 手打ちでアナログ会計をしていると、打ち間違いや計算ミスをしてしまう可能性が大いにあります。しかしレジシステムを導入していれば、メニューや店販商品の情報を登録すれば金額を間違える心配はなく、お金のやり取りに関しても「いくら受け取り」「いくらお釣りを渡したか」登録でき、その情報が自動で蓄積されていきます。美容室の売上を確認したり実際の売上金額と差異が無いかどうか確認するために、さらに売上金額が間違っていると、決算や確定申告時にも影響するだけでなく、適切な経営が成り立たなくなります。 これらのことから、美容室にレジシステムは必要なものなのです。そして、レジシステムに顧客管理や予約管理をはじめとする美容室運営に必要なあらゆる機能を搭載したものが『POSレジシステム』です。最近ではレジ単体で導入する美容室よりも、情報の一元管理を目的としてPOSレジシステムを選択される美容室が増えています。 ▼POSレジシステムに関しては、こちらで詳しく解説しています⇒iPadで使えるPOSレジシステムのメリット&オススメの業種とは? 美容室のレジにキャッシュレス決済は導入すべき? 美容室でのレジシステム導入を検討する際、同時に考えなくてはならないのがキャッシュレス決済の導入です。世界の主要国と比較すると、日本のキャッシュレス決済普及率は低いと言われていますが、2019年の消費税増税やコロナ禍における非接触決済促進の動きから、国内のキャッシュレス決済利用の伸び率は高くなっています。経済産業省からは、『生活者の 47.7%は、「2020 年3月の緊急事態宣言以降、支払いや買い物に占めるキャッシュレス決済の比率は増えた」と回答し、全体の半数近くでキャッシュレス決済が増えている』とする調査結果も公表されています。 ▼詳しくは、こちらの資料をご参照ください⇒キャッシュレス決済の中小店舗への更なる普及促進に向けた環境整備検討会より/経済産業省 それでも、「レジへのキャッシュレス決済導入の手間や手数料を考えると…。」「でもお客様にはキャッシュレス決済使えますか?と聞かれる…。」「キャッシュレス決済も色々増えすぎてよく分からない。」と、悩まれている美容室必見!キャッシュレス決済を美容室に導入する