コラム

2021.4.27
理美容室やネイルサロン、アイラッシュサロン、エステサロンなどの美容サロンで、お客様が気に入ったお店をリピートするにあたり、来店ポイントや利用金額に応じたポイントなどがあると喜ばれることから、お店独自でポイントカードをつくっていらっしゃるサロンも多いのではないでしょうか?ポータルサイトなどでも、媒体を利用することによりポイント付与やそのポイントを利用した割引サービス等でお客様に再利用を促す戦略は多くみられます。 そんな「ポイントサービス」が一般的なことから、これまでBionlyをご利用いただくサロン様から、こんなお声を多くいただいていました。「システム内でお店独自のポイントはできないか?」「POSレジとポイントシステムを連携してほしい。」 そしてこの度、Bionlyではサロン様待望の新機能『サロンポイント』を追加いたしました!今回は、その詳細をご紹介します。ぜひ、今後のサロンワークにお役立てください。 Bionlyのサロンポイント機能 美容室・サロン専用iPad顧客管理POSレジシステムの『Bionly』では多くのサロン様からのご要望を受け、『サロンポイント機能』を追加・リリースいたしました。基本プランに含まれる機能となりますので追加料金は発生せず、これまで通りのプラン料金のままご利用いただけます。 Bionlyのサロンポイント機能紹介 ~サロンポイント機能で出来ること~ ※Bionlyでは、従来より、お客様がポータルサイトなどから予約された場合、その外部ポイント(ポータルサイトのポイントなど)を会計時に差し引きして会計する『外部ポイント』の設置があります。お店独自の『サロンポイント』と『外部ポイント』の併用は不可となりますので、優先するポイントを選択してご利用ください。 Bionlyでサロンポイントを活用するメリット 1、予約媒体を経由しない予約へ誘導 お店独自のサロンポイントをつくることで、既存客の予約を予約ポータルサイト経由から直接予約に誘導しやすくなります。新規客獲得で効果が期待できる各予約媒体やポータルサイトなどですが、既存顧客の予約導線もそこから受けるようにしてしまうと、お客様にとって誘惑となるものが多く離脱の可能性が高まります。そこで、サロン独自の予約サイトから直接予約した場合もポイント還元をすることができれば、他サロンへの流出を阻止する1つの防波堤にで
2021.4.22
2020年初めから現在まで続き、今また感染拡大の兆しを見せる新型コロナウイルス感染症。この1年で美容室や理容室、エステサロン、ネイルサロン、アイラッシュサロンといった「直接お客様に触れるサービス」を提供している皆様は、様々な対策を取って難しい状況を乗り切ってきたのではないでしょうか。とはいえ、他のサロンは実際どのような対策をとっているのか、はたまたサービスに変化があるのか、気になりませんか? Bionlyで、美容室をはじめとする美容サロンの皆さまへ不定期で行っているアンケートを元に、今回は『コロナ禍の1年におけるサロンワークの変化』について、ご紹介していきます。 コロナ禍で美容サロンは時短営業したのか 『緊急事態宣言』『まん延防止等重点措置』の一環としてクローズアップされることが多い時短営業。時短営業において感染防止の効果が見込めるのは主に飲食店となりますが、美容サロンでは時短営業を実施していたのでしょうか? アンケート回答をみると、時短営業をしていないサロンがわずかに多い結果に。ただ、やはり地域差はあるようで実際に時短営業を行ったと回答したサロンは首都圏エリアに集中していました。ここは、本来設定されている営業時間や、リモートワークの実施により、会社帰りに立ち寄るお客様が減少傾向にある等の影響があるかもしれません。 コロナ禍で接客形態に変化はあったか 外出時の接触人数が多いとそれだけ感染リスクが高くなってしまうため、普段の生活から接触人数を極力少なくすることが求められる新型コロナ感染防止対策。美容室などでも、緊急事態宣言下ではマンツーマン施術に切り替えるなど最小限の人数で営業していたという話を聞きました。では、実際には接客形態に何か変化はあったのでしょうか。 今回のアンケートで回答をいただけたサロンは、元々マンツーマン接客を行っているというところが多いようで、コロナ禍による接客形態の変化がみられるサロンは僅かにとどまりました。 店内空間の新型コロナ感染防止対策はどのくらい行っているか コロナ禍で店舗を営業させるには、感染防止の観点はもちろんお客様の不安を取り除くためにも様々な対策が必要になります。とはいえ、どこまでやればいいのかと悩んだ方も多いのではないでしょうか。 やはり、消毒液の設置は100%のサロンで取り入れ、次いでマスクの着用・店内換気・交換マスクの提供とい
【今日の逸品】ピトレティカ(pittoretiqua)VIVIFYING SERIES『JAG OUT(ジャグアウト)シャンプー/トリートメント』
2021.4.21
ゴワついたり、ぺたんとしたり、広がったり…今まで気にならなかったのに、年を重ねてから急に変わりはじめる髪質に戸惑う大人女性が多いことは、美容師さんが一番よくご存知かと思います。今回ご紹介するのは“女性の一生に寄り添う”をコンセプトにした頭髪・化粧品ブランド、ピトレティカ(pittoretiqua)から4月21日に発売される新ライン『JAG OUT(ジャグアウト)』のホームケア、シャンプー/トリートメント。多忙な日々からくる疲れや、エイジングによる様々な変化を感じている女性に向け、基礎体力が低下した髪・頭皮・身体に、いつまでも内面から活き活きとした輝きへ導くよう設計されたヘアケアアイテムです。エイジング世代特有の「髪のおさまりにくさ」に着目したこのシャンプー/トリートメントをじっくりみていきましょう。 「シワ髪※1」という着眼点から誕生した『JAG OUT(ジャグアウト)シャンプー/トリートメント』 エイジング世代特有の「髪のおさまりにくさ」の原因は、毛髪の表面から髪の中心部のMedulla(メデュラ)までダメージが進み、髪の形がゆがむことで起きてしまいます。「シワ髪※1」と名付けられたこの現象は、加齢によってキューティクルが脆弱になった毛髪が濡れた状態で「熱」や「摩擦」など、日常的ダメージを受けることで生じます。 『JAG OUT(ジャグアウト)』は、特定のエフェクター成分※2とキャリア成分※3を組み合わせることで、髪の芯部・Medulla(メデュラ)までそれらのケア成分で満たし、毛髪の見た目を美しくする“Hair Medulla Care※4”という独自の技術を応用。「ヘアカラーとの同日施術ができること」にもこだわったサロンケアとホームケアとの組み合わせで、まとまりのある健やかな美髪へと導きます。 ▼JAG OUT(ジャグアウト)テクニカル動画 『JAG OUT(ジャグアウト)シャンプー/トリートメント』の特徴 シャンプー極とろ泡で、髪と指の間にクッションを作り、摩擦による「シワ髪※1」発生を抑制。まるで髪に触れていないような感覚で摩擦を少なく洗い上げられるように設計されています。 トリートメント放置のいらない高浸透タイプで、「熱」に反応する配合成分のメルティバターオイル成分※5がドライヤーの熱も味方にしながら、ストンと素直な髪に。しなやかでやわらかな手触りに整え
2021.4.15
美容室のリピーターを増やす手段の一つに、サロン専用のアプリを活用するという方法があります。サロン専用のアプリ。「作成・導入してみたいけど、費用や手間がかかりそうだし、メリット・デメリットがよく分からなくて二の足を踏んでいる。」という美容室必見!サロン専用アプリのメリットと無料で使えるサロン専用予約アプリ『CHEERBE(チアビー)』をご紹介します。 サロン専用アプリをつくる前に知っておきたいこと 近年、個人におけるスマートフォンの保有率は約70%となり、携帯電話やPHSと比較して圧倒的に利用率が高い状況が続いています。そんなスマホ保有率拡大の上で、集客の面では「WEB」ではなく「アプリ」で行う美容室も増えてきています。では、Webとアプリで集客する違いは何でしょう? 1.アプリで集客するメリット インターネットを使った24時間予約の受付は当たり前になりましたが、WEBから美容室予約をする場合、2つのパターンがあります。 その点、『アプリ』なら美容室とお客様をダイレクトに繋ぐ専用の窓口となります。 アプリでも様々な種類があり、ポータルサイトのような役割を果たし複数の美容室を検索・予約できるものや、LINE@のように気軽に使えるアプリもありますが、これらの場合お目当ての美容室を見つけるために「探してもらう」という手間があるのは変わりません。 今回おススメしたいのは、ダイレクトに美容室の予約が取れるサロン専用の予約アプリです。サロン専用の予約アプリなら他美容室の誘惑を受けることなく、アプリを立ち上げればそのまますぐに希望のメニューや日時を選択し予約を済ませることができるのです。 2.サロン予約アプリの機能&費用 サロン予約アプリは予約機能を基本として、その他にもポイント機能、メッセージ機能、クーポン機能、分析機能など、利用できる機能に違いがあったり、アプリ表示のデザインをカスタマイズできるものもあります。どんなアプリ機能を装備するかについては、アプリ機能の数が費用と比例する部分も多分にあるため、顧客の利便性を考え本当に必要なものを選択すると良いでしょう。 アプリの作成・利用金額は、提供会社により開発費用や月額費用が掛かる場合がありますので、確認が必要です。一から作成すると費用はかなり掛かりますが、パッケージ化されているものであれば、比較的費用を抑えることが可能です。 相場
【長さは?送り方は?】ヘアドネーションのはじめ方:サロンの手順&注意点まとめ
2021.3.30
有名人も参加していることで、注目が高い『ヘアドネーション』。ヘアサロンを経営したり勤めている方にとってはもちろん、一般の方でも「ヘアドネーションに興味はあるけど、どうすれば良いの?」という方が増えています。今回は、認知度が高まってきた分さまざまな情報が錯綜しているヘアドネーションについて、その手順や注意点・送り先などをまとめてご紹介します。 ヘアドネーションとは? まずは、ヘアドネーションに関する基本的な情報をまとめます。 1、ヘアドネーションとは 小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った18歳未満の子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動です。 2、ヘアドネーションで提供する毛髪の条件(長さなど) ①15㎝以上、または31cm以上の長さがあること 1人分のフルウィッグをつくるためには、ショートヘアで1体あたり30~50人分の毛髪を、ロングヘアでは50~70人分くらいの毛髪が必要になります。 寄付を受け付けるヘアドネーションの団体によって、15㎝以上から受付可能です。しかし、子ども達に実際に提供する医療用ウィッグをつくるためには、基本的には31㎝以上の長さが必要です。なぜなら、寄付した長さをそのままをウィッグにできるわけではなく、製法の段階で約半分の長さでしか仕上げることができないためです。 ②カラー、パーマ、ブリーチヘアでもOK ヘアドネーションに提供する毛髪の髪色は問われないので、カラーをしていたり白髪があってもOK。癖毛やパーマ、縮毛矯正、ブリーチしていてもOKですが、軽く引っ張ってすぐに切れてしまうということがなければ髪にダメージがあっても問題ありません。量については、少量からでも寄付が可能です。 ③完全に乾いていること 濡れた状態でカットした毛束は、時間が経っても湿った状態となり、数ヶ月の保管や輸送の間に雑菌やカビが発生してしまう可能性があります。すると、残念ながら利用できない髪となってしまいます。そのため、ヘアドネーションで提供する毛髪は完全に乾燥した状態でカットされた毛束である必要があります。 3、ヘアドネーション用カットの方法 4、ヘアドネーション団体への送り方 送付方法や送付内容は、ヘアドネーション団体により条件が異なりますが、基本的な流れをご紹介します。 送付は、サロンが代行して送付できる場合と、寄付される
2021.3.26
季節は春。新生活が始まるタイミングでサロンへ来店されるお客様が増えてきますよすね。イメチェンや新しい環境に合わせての準備、季節の変わり目による不調対策、お子様の入学式、新しい場所に引っ越してきたことによる新規来店などなど…皆様のサロンでは、来店くださったお客様が次回もリピートしてくださるように、どんな工夫をされていますか? 今回は時間やお金をかけずにできる、サロンならではの心遣いやサービスでお客様を感動させ「またあのサロンに行きたい」と思ってもらえるようなおもてなし術をご紹介していきます。 お客様1人1人をじっくり観察して生まれるおもてなし術 “おもてなし”とは、顧客に対し心をこめてサービスをすること。 お客様はサロンにどんなことを求めて来店されるのでしょうか?普通の施術と接客だけでは、お客様がリピーターになってくださるのは意外と難しいものです。ただ、逆を言うとそれ以上の感動が得られれば「また来たい」と思ってもらえる確率はぐんと高くなります。 まずはお客様のご要望やお悩み、ライフスタイルやファッションなどをじっくりと観察し、理解することが重要です。再来のお客様ならばご来店前に前回どんな会話をしたか、前回の施術はどんな内容だったのか等を復習しておくことも大切ですね。 事前の準備やお客様をよく知ることで生まれるちょっとした心遣いやサービスをきっかけに、お客様に「他店とは違う」と感動してもらえるようなワンランク上のサロンを目指しましょう! ご来店時のおもてなし お客様が来店された時、笑顔でお出迎えできていますか? よくある下記のような残念な対応は、お客様の印象に深く残ってしまいます。 などなど、忙しかったり他のお客様の施術に集中していたことが原因で起こりうるミスには極力注意したいですね。 お客様に喜ばれたおもてなし事例集 ここからは、色々なサロン様が実施してお客様に喜ばれたおもてなしの事例をご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。 施術中のおもてなし 施術中もお客様1人1人をよく観察し、心地よい時間を過ごしてもらえるように注力しましょう。 施術後のおもてなし 施術後、お会計時やお見送り、その後のフォローも気をぬくのはNG!当たり前の行動こそ、他店と差がつけられるチャンスが潜んでいます。 いまはキャッシュレス決済も増えてきていますが、現金を扱う際は要注意。特に気を付
【今日の逸品】ケラスターゼ(KERASTASE)『ジェネシス』シリーズ
2021.3.22
バスタイム中、シャンプー後の排水溝を見て抜け毛や切れ毛の多さにびっくりしたことはありませんか?実は、日本人女性の15歳から34歳の76%が「抜け毛に悩んでいる」と回答し、同年代の髪の悩みトップ10に「抜け毛・切れ毛」がランクインするそう(2019年ロレアル調べ)。 今回ピックアップしたのは、ケラスターゼ(KERASTASE)の新ヘアケアライン「ジェネシス」。世界中で若い女性の多くが切れ毛や抜け毛に悩んでいることに着目し誕生した、この『ジェネシス』シリーズの概要や全商品ラインアップまで、じっくりとご紹介します。 ケラスターゼ(KERASTASE)『ジェネシス』が追求したもの 若年層の女性の多くが悩んでいる抜け毛や切れ毛は、ハイトーンやブリーチなど流行のスタイルによるものはもちろん、ストレスやホルモンバランスの乱れ、過度なダイエット、日々のスタイリング時の熱や摩擦によるダメージなど、様々な要因で年齢や性別に関係なく起こり得ます。 ケラスターゼ(KERASTASE)『ジェネシス』シリーズは、この髪の弱り=“ヘアフォール(切れ毛のこと)”に対して、毛髪のプロである美容師の意見、皮膚科医による頭皮の知見、栄養士による栄養学の考え方という3つの視点から、頭皮と毛髪の2方向へアプローチ。マッサージで血行促進や頭皮に栄養を行き渡らせ、弱った毛髪を補強・補修し、艶を与えて美しい髪へと導きます。 共感する人が続出! 『ジェネシス』のコンセプトは抜け毛、切れ毛に悩んでいるお客様が多いことを実感している現場の美容師さんたちからも好評。髪質を選ばず、軽やかでツヤに溢れた仕上がりを実感できるこのシリーズは、2月17日の発売開始から既に幅広い層の方に人気なのだそう。 お話を伺った方:ケラスターゼ 広報古澤様 ケラスターゼ(KERASTASE)『ジェネシス』シリーズを編集部がトライ! 使い心地や理想の仕上がりを基準に選びたい全6アイテム、編集部が実際に試してみました。それぞれの商品情報とともに、使い心地をレビューしていきます! シャンプー バン イドラ フォーティファイ頭皮の皮脂をしっかり取り除く、さっぱりタイプ。ベタつきが気になる方にはもちろん、夏場の皮脂が多くなる時期や、運動後の使用にもオススメ。髪を洗い始めるとバスルームに爽やかな香りがふわっと広がり、気分も明るくなります。洗い心地は軽く、1
2021.2.26
突然ですが、皆さんの美容室ではお客様からの予約窓口はどのような経路を用意していますか? 最近では、SNSでのDM予約も増えてきていますがやはり多いのは「電話予約」「Web予約」ではないでしょうか。以前は主流だった電話予約ですが、受けられる時間が限られたり聞き間違いが起きる可能性があることや、対応リソースの問題などから、Web予約サイトを持たれる美容室・理容室・美容サロンは各段に多くなりましたね。 せっかくなら『Web予約サイト』と『予約システム』を連動させ利便性と効率を抜群にアップしませんか?今回は、そんな美容室の予約システムの運用について掘り下げていきます。 1、美容室独自のWeb予約サイトを導入するメリット まず、美容室独自のWeb予約サイトを持つことで、サロンとお客様側、双方にメリットがあります。 <美容室のメリット> <お客様のメリット> 2、予約システムとWeb予約サイトを連動することによるメリット では、『Web予約サイト』と『予約システム』を連動するとは、どういうことでしょうか?まず、Web予約サイトは、予約を受け付けるためのWebページです。そのため、できることとしては、・予約を自動で受け付ける・予約をリアルタイムで反映するということになります。 予約システムは、それに加え『予約の管理』『顧客データの収集』『データの集計・分析』『データの利用』ができます。これらのメリットをみていきましょう。 『予約システム』と連動するメリット システム化メリット①予約の管理 こちらに関しては、Web予約サイトで可能なものも多いですね。 システム化メリット②顧客データの収集 システム化メリット③データの集計・分析 システム化メリット④データの利用 システム化のメリットとしては、主にこの4点ではないでしょうか。 予約システムは美容室独自のものを利用しよう! 予約システムとして、現在は、ポータルサイトに付随したサービスもあります。集客に利用するポータルサイトで予約機能と予約管理システムが備わっているため、使い勝手が良いということで、利用されることもあるでしょう。しかし、ここは 美容室独自の予約システム の利用をおススメしたいのです。その理由としては、 美容室独自の予約システムがないと上記のデメリットがあります。 ポータルサイトは、新規のお客様を獲得する
2021.2.25
美容室やエステサロン、ネイルサロン、マツエクサロン等の美容サロンでは、コロナウィルス感染予防対策として出入口やセット面、カウンターなど、これまで以上に消毒回数が増えていることと思います。 サロンそれぞれで色々な消毒方法を実施されていらっしゃいますが、他店ではどんな風にしているのか気になりませんか?というわけで他の美容室が何を使ってどんな風に消毒を行っているかを調査してみました。 どんな消毒方法が効果的? 消毒のタイミング「毎回、お客様が帰られた後にセット面消毒を行う」がほとんど。「お客様が動くたびに行う」「宅配業者などが出入りした際にも行う」と回答された方もいらっしゃいました。 使用している消毒剤セット面、タブレット:次亜塩素酸水入口(ドアノブなど):アルコール上記のように使い分けをしているサロンが多数でしたが、中にはすべて75%のエタノールで統一されているサロンも。 コロナ後スタートしたお客様に対しての対策「お預かりした上着は距離をあけて保管するようになった」、「お客様来店時に “手を洗ってもいいですよ!” と声かけする」、「客席ごとに消毒液を置いて、お客様が自由に手指消毒できるようにした」等、細かな気遣いをされている声も目立ちました。 その他、不織布マスクを配られているサロンも多数。マスクについては以前別の記事でまとめていますので、ぜひあわせてチェックしてみてください。【美容室でのコロナ禍マスク事情】マスクに関するマメ知識をおさらい 【正しい消毒剤の豆知識】次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウム さて、消毒剤として使用しているサロンも多かった「次亜塩素酸」。「次亜塩素酸」には、次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムがありますが、具体的にはどう違うのでしょうか?ここで少しおさらいしてみましょう。 次亜塩素酸水 塩化ナトリウム水溶液を電気分解するなどして作られたもの。スマホやタブレットの画面やテーブル、ドアノブなど拭き消毒やかけ流しによる物品消毒には有効で、酸化作用によりコロナウィルスを破壊し無毒化させ、感染力を一定程度減弱させます。アルコールのように少量をかけるだけでは効果があまり得られず、厚生労働省では下記の消毒方法が公開されています。(1)十分な量の次亜塩素酸水で表面をヒタヒタに濡らす(2)20秒以上時間をおいた後にきれいな布やペーパーで拭き取る 不安定な物質で紫外線
2021.2.24
地味に負担の多い作業、それが「在庫管理」 美容室やエステサロン、ネイルサロン、リラクゼーションサロン等の美容系サロンの経営で重要な業務の1つである『在庫管理』。サロンでは施術に必要な薬剤や道具、お客様に販売する店販商品など、多くの在庫を確保・管理しています。どのくらい使用済みなのか、何個販売したのか……等、把握や計算上の個数と実数が合っているかの確認や定期的な棚卸など、多くの業務が発生しますよね。 そんな多くの業務が発生する在庫管理は、真っ先に効率化したい業務のひとつかと思います。近年では他のサロンワークと在庫管理を一括で行えて、業務を効率化できる便利なPOSシステムが増えているようです。POSシステムとは日々の売上を商品ごとに管理・集計・分析できるシステムであり、会計を行うレジ機能とセットになった「POSレジ」として提供されていることが多いサービスです。そのシステムの特性上、「在庫管理」機能とも非常に相性が良いんですね。 ■POSシステムで行う在庫管理のメリット・デメリットは以下にて詳しくご紹介中!在庫管理の重要性とは? POSシステムで在庫管理をしているエステサロンのリアルな声 では、サロンではPOSシステムでどのように在庫管理を行うのでしょうか?今回はそんな疑問を解消すべく、実際にPOSシステムを用いて在庫管理をしているエステサロンを例にご紹介します。 今回お話を伺ったのは、在庫管理機能も付いたPOSシステム「Bionly」を利用し始めた都内のエステサロン様。1年前に開業してから1人でサロン経営されており、個人店だからこその悩みをPOSシステムで解決されていました。 「POSシステムと二人三脚で在庫管理をしています」 ーーPOSシステムを使って在庫管理機能を利用しようと思ったきっかけを教えてください。 やっぱりサロンワークを一括して管理したいからですね。元々、私は「紙とか嫌だ」みたいなタイプだったので、もう全部iPadとかパソコンで済ませられるなら余分なものはいらないなと思って開業と同時に在庫管理機能を使い始めました。 ーー開業当時、在庫管理機能の設定はいつされましたか? 使っているPOSシステムのお試し期間で取り扱っている商品を全部入力させてもらって、そこから個数を入れていったりだとかっていう感じですね。お試しの1か月間で他の設定と一緒に全て終えちゃいました
2021.1.29
美容室をはじめとする美容サロンを運営されている皆さんは、在庫管理をどのようにされていますか?「取り扱い品数が少ないから」「慣れているから」「システム使うとコストがかかりそう」「システムで在庫管理って難しそう」など、様々な理由でまだ手作業で在庫管理を行っているサロンも少なくないかと思います。 ただ、「現状の方法は本当に適切なのか」を考えたことはありませんか?システムに慣れたら工数を削減できるかもしれません。今回は、在庫管理をPOSレジで行うメリットと、在庫管理をシステム化することで受けられる助成金をご紹介したいと思います。 在庫管理の重要性 以前の記事「在庫管理の重要性とは?」でもお伝えしましたが、在庫管理は「どの商材がどれだけ使われ、どれだけ売れ、どれだけ残っているか」その動きを把握するための作業です。これは、在庫切れを防ぐのはもちろん、余剰在庫を抱えるのを防ぎサロンの資産を正しく管理することに繋がります。 ただ、上記を把握していてもなかなか踏み出せないのが実状。それでは、POSレジを使用して在庫管理を正しく行った場合のメリットを考えてみましょう。 POSレジでの在庫管理 “3つのメリット” コスト面の見直し「システムを導入するのにコスト面?」そう思う方もいるかもしれませんが、お使いのPOSレジに在庫管理機能が標準搭載されていれば追加コスト無しではじめられますし、実は人件費面でもコストの見直しが行えます。毎月複数のスタッフで在庫管理を手作業で行った場合、それがシステム化され作業が簡略化できたら…技術を磨く時間に当てることができ、やがて集客に繋がりますよね。さらに、正しい在庫数を常に把握できることで販売機会損失を防げます。 管理面の負担を軽減在庫管理をPOSレジで行うことで、販売商品が即座にシステム反映されるのでミスを防げます。在庫状況がひと目でわかるだけでなく、発注点を設定しておくことで発注点に達した在庫が自動通知されるようになれば、使用期限・消費期限もすぐに調べることができるので安心ですね。 情報共有・操作がラクPOSレジでの在庫管理は、情報が全てクラウドに保存されているので、サロンにいなくてもいつでもどこでも在庫状況を確認することが可能です。さらに、入出庫や棚卸などの基本操作もルールを決めて一度覚えてしまえば、複雑なものではないので作業時間の軽減にも繋がります。
2021.1.28
コロナ禍でも営業を続ける美容室。感染拡大予防ガイドラインに従いながら、様々な対策を実施されているかと思います。中でもマスクに関しては、スタッフも顧客側もマスクを着用しての施術が一般的となり、SNSやブログなどからも美容室によって色々な工夫をされていることがうかがえます。 「カラー剤などで汚れた時のために、予約の時点で予備のマスクを持参いただくようお願いしている」「お客様の来店時に使い捨てマスクを渡して、店内ではそれを使ってもらっている」「使い捨てマスクとマスクケースをお渡しし、施術中はお客様がそれまで着用していたマスクをお渡ししたケースの中に入れていただいています。カットした髪がマスクにかからずに済んだと好評です」「耳にかけない粘着マスクで施術している」「紐を8の字にねじって耳にかけるようにご案内している」などなど… 皆さまのサロンでは、どのようなマスク対策を行っていらっしゃいますか?今回は、感染予防のために重要な「マスクのあれこれ」についてご紹介していきます。 マスクの正しい付け方、外し方 まず、マスクの正しい付け方、外し方をご存知でしょうか?意外と知らない方も多いマスクの取り扱い方を、ここで一度おさらいしておきましょう。 正しい付け方 1.マスクを装着する前には、必ず手を洗う。2.マスクで鼻と口を覆い、鼻の部分を抑えながらフィットさせる。3.鼻、口、あごがしっかりと覆われていることを確認し、顔との隙間ができないように調整して装着する。 眼鏡の方にオススメの付け方マスクの上部を内側に少し折って装着すると、レンズの曇りにくさがUP!ぜひ試してみてください。 正しい外し方 1.ゴムの部分を持ち、上の方へと引っ張りながら外す。2.フィルター部分の外側を触らないように注意し、廃棄する。3.すぐに手を洗う。 廃棄する際は、マスクを直接触らないように注意しながらビニール袋などに入れ、しっかり縛って密閉してから指定のごみ袋に入れて捨てるようにしましょう。そして、ごみを捨てた後も必ず手を洗うことを忘れずに。 マスクは装着して時間がたてばたつほどウイルスなどが付着していきます。マスクの取り換え頻度は、最低でも1日1回。使い捨てマスクの場合は再利用せず、1度外したらすぐに捨てることが望ましいとされています。外したものをポケットなどに入れておき、必要になったらまたそのマスクを使いまわす