レジ会計

《美容室のキャッシュレス決済導入》POSレジ連携できる美容室に人気の決済サービス3選
2022.8.25
みなさんの美容室では、支払い方法の選択肢はどのくらいご用意していますか? 現金以外のキャッシュレス決済としてクレジットカードや電子マネー、交通系IC、バーコード決済、さらには仮想通貨での決済にも対応したお店があるなど、決済方法は多様化が進んでいます。 美容室に導入可能な決済方法とその決済代行会社は様々ありますが、今回はPOSレジシステムと連携可能な美容室に人気の決済サービス3選をご紹介していきます。 美容室でキャッシュレス決済を導入するメリット (1)美容室の客単価アップ 美容室では、ご来店中のお客様に当日のトリートメントや自宅ケアをおすすめすることがあるかと思いますが、支払い方法が現金払いのみだとお客様の手持ちにより購入に繋がらない場合が出てきてしまいます。また、当日飛び込みでの来店を検討した場合、現金決済以外のキャッシュレス決済の選択肢があれば手持ちの現金が無くても立ち寄れることでお客様の来店回数を増やすきっかけになるかもしれません。美容室予約をする際によく使われる大手集客サイトの検索項目にも「カード支払いOK」という項目があるように、ユーザーが美容室を選ぶ基準に支払い方法も含まれているのです。手持ちの現金や上限金額を気にせず美容室でサービスを受けられることで、導入すると利用機会と販売機会を逃さず単価アップが見込みやすくなります。 (2)トラブル回避 キャッシュレス決済を増加させ現金支払いを減少させると、現金に直接触れる必要が無くなるため、導入するとスタッフが売上金を消失したり、入金のために売上金を外部に出す回数も減らせるため現金取り扱いに関するトラブルを減らすこともできます。 (3)美容室顧客層の拡大 日本の美容師の技術力は世界でもトップクラスと言われています。コロナ禍で減少していますが、今後増加していくと考えられる訪日外国人のお客様にとっては、キャッシュレス決済を導入している美容室は来店しやすい環境と言えるでしょう。 美容室で導入に向いてるキャッシュレス決済サービスは? 美容室に導入するおすすめのキャッシュレス決済サービス3選 いざキャッシュレス決済導入!となった場合、キャッシュレス決済サービスはどのような基準で選べばいいでしょうか。そこで、美容室に導入するおすすめのキャッシュレス決済サービスを3つご紹介します。 ■Square(スクエア) まずご紹介するの
美容室でのキャッシュレス決済導入はマスト!導入メリット&デメリットと基本知識をおさらい
2022.6.6
美容室に欠かせないレジシステム 美容室を運営する際に必ずと言っていいほど必要なもの、それは『レジシステム』です。 手打ちでアナログ会計をしていると、打ち間違いや計算ミスをしてしまう可能性が大いにあります。しかしレジシステムを導入していれば、メニューや店販商品の情報を登録すれば金額を間違える心配はなく、お金のやり取りに関しても「いくら受け取り」「いくらお釣りを渡したか」登録でき、その情報が自動で蓄積されていきます。美容室の売上を確認したり実際の売上金額と差異が無いかどうか確認するために、さらに売上金額が間違っていると、決算や確定申告時にも影響するだけでなく、適切な経営が成り立たなくなります。 これらのことから、美容室にレジシステムは必要なものなのです。そして、レジシステムに顧客管理や予約管理をはじめとする美容室運営に必要なあらゆる機能を搭載したものが『POSレジシステム』です。最近ではレジ単体で導入する美容室よりも、情報の一元管理を目的としてPOSレジシステムを選択される美容室が増えています。 ▼POSレジシステムに関しては、こちらで詳しく解説しています⇒iPadで使えるPOSレジシステムのメリット&オススメの業種とは? 美容室のレジにキャッシュレス決済は導入すべき? 美容室でのレジシステム導入を検討する際、同時に考えなくてはならないのがキャッシュレス決済の導入です。世界の主要国と比較すると、日本のキャッシュレス決済普及率は低いと言われていますが、2019年の消費税増税やコロナ禍における非接触決済促進の動きから、国内のキャッシュレス決済利用の伸び率は高くなっています。経済産業省からは、『生活者の 47.7%は、「2020 年3月の緊急事態宣言以降、支払いや買い物に占めるキャッシュレス決済の比率は増えた」と回答し、全体の半数近くでキャッシュレス決済が増えている』とする調査結果も公表されています。 ▼詳しくは、こちらの資料をご参照ください⇒キャッシュレス決済の中小店舗への更なる普及促進に向けた環境整備検討会より/経済産業省 それでも、「レジへのキャッシュレス決済導入の手間や手数料を考えると…。」「でもお客様にはキャッシュレス決済使えますか?と聞かれる…。」「キャッシュレス決済も色々増えすぎてよく分からない。」と、悩まれている美容室必見!キャッシュレス決済を美容室に導入する
【売上管理の極意】美容室で売上アップを実現するために、現場でチェックすべきポイント
2022.4.14
美容室の売上アップには、正しい売上管理が必要です。これはバックオフィスでもできることですが、美容室の現場で行うべき売上管理が2つあります。1つ目は「売上目標の把握と実際の売上とのすり合わせ」。2つ目は、「一日の売上を正確に確定させること」です。今回は、美容室を営業する店舗で行うからこそ売上アップにつながる売上目標の活用方法と、一日の売上を把握するために重要なレジ締め作業についてご紹介します。 美容室の売上アップに成功するために 美容室の売上アップを実現!『売上目標』を設定していますか? あなたの美容室では、損益分岐点を越えた売上は上がっているでしょうか?そして、経営状況は安定していますか?経営計画では売上目標を立てていることと思いますが、美容師さんの中には「ノルマのような数字や目標設定が苦手…」という方もいらっしゃるかもしれません。しかし売上目標を明確に示し積み重ねることで計画的な売上をつくれるようになれば、それは美容室の売上アップ成功への近道となります。では、美容室の経営を安定させ売上アップへと繋がる目標とはどんなものなのでしょうか? 美容室において『売上目標』を立てる理由 美容室を運営するにあたって売上目標を立てることは、美容室において2つの成長を高めることに役立ちます。では、その詳細を細かく見ていきましょう。 1)経営面利益を確保しなければ美容室経営は成り立ちませんが、その利益をつくるには売上が必要です。美容室の売上アップをさせて利益を増加させていくためには、適切な売上目標金額を設定することが重要となります。売上目標を設定し達成していくことは安定経営のためにとても重要で、達成できる見込みが無ければ営業方法の工夫するなど、これまでのやり方の何らかを変更するアクションが必要であることがわかります。売上アップのためのアクションは場当たり的に行うのではなく、計画的に行っていくことでストレスを分散させた経営ができます。 ■売上目標を立てるポイント ■目標金額の設定方法前年対比売上アップする年間の売上目標金額を決めましょう。単純に「〇%増し」ということだけを決めるとネガティブな目標になりがちなので、根拠を持って目標金額を決めることが重要です。例えば、 などは、美容室の売上アップの期待ができる要素と言えます。これを基に前年対比アップした売上目標を設定し美容室内のスタッフ全員
美容室の業務をラクにするPOSレジの選び方
2022.1.13
美容室でお客様から支払いを受けた記録は、どのように管理していますか?“『レジ』を使っている”という場合がほとんどではないでしょうか。金銭授受に欠かせないレジですが、実は業種に合ったレジを選ぶことで業務を楽にしたり、売上アップに繋げることまでできてしまうんです。今回は、美容室に必要なレジ機能とオススメレジの種類をご紹介します。 美容室のレジに必要な機能とは? レジにも色々な種類がある レジの役割は、お客様からの支払い内容を登録したり、金額を計算したり記録することです。型で分けると、現金などを保管するキャッシュドロアが一体となった『ドロア一体型』と、それぞれ独立した『ドロア分離型』があります。 また、レジに備わる機能で分けると下記2種類に分けられます。 最低限のレジ機能だけでは美容室業務の改善には至りません。そうなると「美容室にはPOS機能の付いたPOSレジを選択すべき」という結論になりますが、単に「機能が多いPOSレジシステムであれば美容室に最適」というわけではありません。 では、美容室で使うPOSレジシステムにはどのような機能が必要なのでしょうか? 美容室で使うPOSレジには次の3つの機能が備わっていると、美容室業務が円滑に進み営業進捗を追いやすくなります。 1)売上管理機能美容室の売上会計をPOSレジで自動計算する機能です。紙の伝票を使用する手計算などのアナログ作業ではなく、自動計算機能を持つPOSレジシステムを利用することで、美容室にとって次のようなメリットがあります。 2)データ分析機能POSレジシステムでは、データを蓄積するだけでなく、多くの情報が整理され活用しやすくなることで美容室の売上アップに結び付けやすくなります。例えば・・・ 3)ユーザー属性の分析機能売上の金額情報だけでなく、サロンにとって有用なお客様の属性をカスタマイズして、集計・分析することで、情報の質を高めることができます。例えば、性別、年齢、住所、職業、趣味、嗜好品、興味・関心事、家族構成 、購買方法、予約方法、利用頻度、自宅ケア方法、キャンペーンへの反応、アレルギー、など。 このように、売上金額では見えない分類で分けて顧客を一覧化させることで、新たなアプローチ方法や効果的なアプローチ方法を導き出すことができます。DMを送るにしても、これらの属性をもとに内容を作成すればより具体的なメッセージ
美容室の締め作業負担を大幅削減!?POSレジシステム導入のメリットとは
2021.9.30
美容室経営をするうえで、決算月はもちろん、締め日や日々の締め作業を正確に行うことは美容室の経営状態を正確に把握したり不正を防ぐために重要ですよね。今回は、美容室がPOSレジシステムで行うべき『締め』項目をみていきましょう。 美容室の締め作業は、POSレジシステムを活用して時間短縮! 時間確保が難しいことが美容室の大きな課題 決算における締め作業は必要な作業ですが、実際の美容室の声として「丸一日かかる」ということを多く耳にします。年に1度の確定申告時も、書類作りは税理士さんにお任せするとしても、事前に全ての売上については美容室側で算出しなくてはなりません。 売上額や店販商品・アイテムの抽出、発注と仕入額の確認、売上と経費の確定など、細かな集計を行った後で貸借対照表、損益計算書を作成することに疲弊している美容室オーナー様も多いのではないでしょうか。スタイリストと兼任されていると月に一度の作業でもなかなかの時間を取られ、美容室の通常業務と並行してこれらの時間を確保するのも大変です。 さらに数字が合わないと、その理由をアナログ作業で探すのは気が遠くなるような時間と労力がかかってしまいますよね。しかしPOSレジシステムを導入することで、そんな課題は解消されてきっと楽になるはずです。では、さっそくPOSレジシステムでできることをみていきましょう。 美容室向けPOSレジシステムBionlyで行う『締め』業務 『締め日』と『決算月』 をPOSレジシステムで正しく設定しよう 美容室向けPOSレジシステムBionlyでは『締め日』『決算月』の設定ができます。締め日と決算月を正しく設定することで、集計結果を正確に表示させます。日頃の集計結果は数字や表で表されますが、これらの表示が実際の締めのタイミングと一致していることは、決算にかけての間違い防止と売上意識形成のためにも重要です。POSレジシステムの集計機能では、当年、当月売上だけでなく前年比も表示されるため、いつでも正確な数字を把握できます。 例えば....美容室の締め日が「25日」と「末日」の場合「25日締め」の場合:26日からスタート「末日締め」の場合:1日からスタート というように、集計画面の表の表示や集計期間が変わります。 同様に、決算月も『12月決算』『3月決算』『6月決算』などで、それぞれ『当年』として計算される期間が変わり
“レジ締め作業”を時短&簡単に!美容室へのPOSレジ導入で毎日の業務効率化を
2021.8.26
美容室で毎日行う重要な作業『レジ締め』。毎日行っている業務ですが、一度は面倒と感じたことがあるのではないでしょうか。このレジ締め作業を美容室でスムーズ&簡単にするのにおすすめなのがPOSレジシステムの導入です。この記事では、レジ締め作業に対してPOSレジシステムの導入でどのようなメリットがあるか、そしてその利用方法をご紹介します。 毎日のレジ締め作業って実は大変! レジ締め作業は、何をするのか? 美容室営業終了後のレジ締め作業。これは店舗運営にとって非常に重要な作業ですが、正確さが要求されるため慣れていても一定の時間がかかり、時に「釣り銭の金額が合わなくて帰ることができない….」といった事態も起こりますよね。そんな、面倒だけど毎日欠かせない美容室の『レジ締め作業』。そもそも『レジ締め』とは何をするのでしょうか?一度ここで整理してみましょう。 レジ締め作業では、主に上記の3つ作業を行います。この作業(=レジ締め)を毎日することで、帳簿と売上金をズレなく正しく積み上げていくことができます。ここでミスを発見できれば、経理面では決算作業がスムーズに進むようになるでしょうし、美容室に来店されるお客様の売上データなどを分析したいときにも正確な数字を見ることができます。そのためにも、美容室では日々のレジ締め作業は重要であり必要業務なのです。 最大のメリットは時短!POSレジシステムを使ったレジ締め作業のポイント 美容室向けPOSレジシステム『Bionly』のレジ締め機能とは? 美容室向けiPad専用POSレジシステム『Bionly』にも、もちろん「レジ締め」機能が搭載されています。ここでは、その機能の詳細をご紹介します。 (1)「レジ締め」機能 POSレジシステムにより簡単に計算ができるため、レジ締めは「中締め」と「締め」を用意しており、営業時間の途中でも、何度でも現金に差異が無いかを確認できます。そして、レジ締めをした時間と現金の履歴も確認できるため、ミスが起きた場合に、原因となるものを絞り込みやすくなっています。 (2)「入出金」機能 売上以外の現金の出入りを登録することができます。例えば、 内容の登録もできるため、諸費用もまとめて履歴で確認でき、経費計算時にも役立ちます。 Bionlyでは、日次売上として、現金・各クレジットカード・その他決済方法ごとにそれぞれの売上金額を自
2021.4.27
理美容室やネイルサロン、アイラッシュサロン、エステサロンなどの美容サロンで、お客様が気に入ったお店をリピートするにあたり、来店ポイントや利用金額に応じたポイントなどがあると喜ばれることから、お店独自でポイントカードをつくっていらっしゃるサロンも多いのではないでしょうか?ポータルサイトなどでも、媒体を利用することによりポイント付与やそのポイントを利用した割引サービス等でお客様に再利用を促す戦略は多くみられます。 そんな「ポイントサービス」が一般的なことから、これまでBionlyをご利用いただくサロン様から、こんなお声を多くいただいていました。「システム内でお店独自のポイントはできないか?」「POSレジとポイントシステムを連携してほしい。」 そしてこの度、Bionlyではサロン様待望の新機能『サロンポイント』を追加いたしました!今回は、その詳細をご紹介します。ぜひ、今後のサロンワークにお役立てください。 Bionlyのサロンポイント機能 美容室・サロン専用iPad顧客管理POSレジシステムの『Bionly』では多くのサロン様からのご要望を受け、『サロンポイント機能』を追加・リリースいたしました。基本プランに含まれる機能となりますので追加料金は発生せず、これまで通りのプラン料金のままご利用いただけます。 Bionlyのサロンポイント機能紹介 ~サロンポイント機能で出来ること~ ※Bionlyでは、従来より、お客様がポータルサイトなどから予約された場合、その外部ポイント(ポータルサイトのポイントなど)を会計時に差し引きして会計する『外部ポイント』の設置があります。お店独自の『サロンポイント』と『外部ポイント』の併用は不可となりますので、優先するポイントを選択してご利用ください。 Bionlyでサロンポイントを活用するメリット 1、予約媒体を経由しない予約へ誘導 お店独自のサロンポイントをつくることで、既存客の予約を予約ポータルサイト経由から直接予約に誘導しやすくなります。新規客獲得で効果が期待できる各予約媒体やポータルサイトなどですが、既存顧客の予約導線もそこから受けるようにしてしまうと、お客様にとって誘惑となるものが多く離脱の可能性が高まります。そこで、サロン独自の予約サイトから直接予約した場合もポイント還元をすることができれば、他サロンへの流出を阻止する1つの防波堤にで
美容室のPOSレジシステムと併用できる!『ポイントカード』デジタル化のすすめ
2020.10.20
美容室や理容室、エステ、ネイル、アイラッシュサロンなど、あなたが運営しているサロンでお客様の『ポイント』利用はありますか?または、今後導入をお考えでしょうか? お客様にも美容室にもメリットを生む『ポイントカードシステム』を、せっかくならお店独自でつくってみてはいかがでしょうか?今回は、IT初心者でも簡単且つコストをかけず、今お使いのPOSレジと一緒に利用・運用できるポイントアプリやシステムをご紹介します。 美容室におけるポイントシステムの効果 『ポイント』は、美容室に通うことへの付加価値を顧客に与えることができ、再来店のきっかけになったり、他店との差別化をはかったり、客単価アップに繋げることもできるなど数多くの効果が期待できます。 『ポイント』と一口に言っても、集客サイトのように互換性のあるポイントもあれば、お店独自でつくるポイントもありますよね。 集客サイトの『ポイント』は、その集客サイトを利用することでメリットを得られるものです。例えば、大手集客サイトから独自の予約機能や他のPOSレジシステムに乗り換えると、集客サイトで付随していたポイントの還元もなくなります。そうなると、お客様にとって1つのメリットが失われることになります。だからといって、他のPOSレジシステムに乗り換え、その後リピーターが増えて自力で集客ができるようになった場合も使い続けるかというとどうでしょう。必要経費と捉えるか、経費削減とし使用を停止するか、どう判断されるでしょうか。 集客自体とお客様の満足度を上げるポイントシステムの運用は、切り離して動かした方が長い目でみたとき使いやすく、お客様の満足度向上にも役立ちます。お客様にも美容室にもメリットを生む『ポイントカードシステム』は、お店独自でつくってしまえば、予約システムやPOSレジシステムを新たに導入したり、乗り換えたときでも、使い続けることができるため安心です。 さらに、政府でもデジタル庁が創設されるなど、デジタル化、ペーパーレス化が増々進む現代、ポイントカードをデジタル化すれば、印刷代や紙代もかからずコスト削減でき、保管場所や管理に手間もかかりません。お財布に入れていただくポイントカードよりも、常に持ち歩くスマホに入れられるポイントシステムの方がお客様の利用もしやすいかもしれませんね。 お店で作れるデジタルポイントシステムおすすめ3選 ここで
2019.10.15
2019年10月1日より消費税が8%から10%へ増税となりました。軽減税率が適用されるものもありますが、消費者に対する負担を減らすため、経済産業省からは、「キャッシュレス・ポイント還元事業」も打ち出されました。更に、2020年のオリンピックに向けてキャッシュレス推進の動きが日本中でも増々高まっていますので、今回は、「今さら聞けない!キャッシュレス決済」についてご紹介します。 1.キャッシュレス決済とは そもそも「キャッシュレス決済」とは、何なのか理解していますか? それは、現金の受け渡しなく決済が完了する仕組みのことです。 例えば、・クレジットカード・デビットカード・電子マネー(交通系ICカード、WAON など)・QRコードやバーコード決済(Pay Pay、LINE payなど)・モバイル決済(Apple Pay、おサイフケータイ など)があります。 日本では、現金での支払い率がまだ高いものの年々割合は伸びており、政府も2027年までにキャッシュレス決済比率を現在の2倍の40%程度まで引き上げることを目標に掲げています。出典:「キャッシュレス・ビジョン(経済産業省)平成30年4月付」 2.キャッシュレス決済導入のメリット・デメリット 【メリット】 1)現金を持ち歩かなくて良い 現金の持ち合わせがなくても美容室の利用できるということが最大の特徴です。購買意欲が沸いたものをその場で購入できるということは、プラスワンの購買に繋がりやすくなります。また、クレジット普及率の高い海外の方も利用しやすいでしょう。 2)スマートな支払い 計算をする必要もないですし、現金でのやり取りよりも、スムーズにお会計を済ませることができます。 3)ポイントが貯まる 消費者がキャッシュレス決済を利用をすると、利用した決済手段でポイントが貯まります。そのポイントも利用できたり、商品と交換できたりしますので、お得にお買い物ができます。 【デメリット】 1)利用できる加盟店が限られる 美容室側でも対応しているところと、そうでない店舗があります。   2)端末故障や接続不良 モバイル決済では、端末が故障したり、接続状況が悪いと利用できなくなってしまうことがあります。 3)セキュリティ システム管理される中で、情報の漏洩やスキミングなど様々なリスクを恐れ、利用しづらいという声もあります。 3.美
2019.8.29
『軽減税率』の導入が目前となりましたが、今さら聞けない!軽減税率の基礎知識をまとめました。この制度は、全ての事業者の方に関係がありますが、特に美容サロンに関係する情報を整理していますので、確認も踏まえ参考にしてみてくださいね。 軽減税率とは? 軽減税率基本情報 [実施時期] 令和元年10月1日(消費税率引き上げと同時)~   [税率] 消費税の軽減税率制度とは、標準10%の消費税を飲食料品や医薬品、外食など一定の商品や取引において、8%とする軽減税率を適用するというものです。・標準税率:10%(消費税率7.8%、地方消費税率2.2%)・軽減税率:8%(消費税率6.24%、地方消費税率1.76%)   [軽減税率の対象品目] 酒類・外食・医薬品・ケータリング等を除く飲食料品と週2回以上発行される新聞(定期購読契約に基づくもの)なお、おまけ付きお菓子のような一体型商品は、税抜き1万円未満で飲食料品価格の占める割合が2/3以上なら、軽減税率の対象となります。   日々の業務で対応が必要となること 美容サロンでも、以下の対応が必要となります。 1)新しい記載ルールに則ったレシートや領収書の発行 店販等により、軽減税率対象品目がある場合、税率区分毎の金額表記がそれぞれ必要となります。   2)取扱商品について仕入れ価格や納品書に記載された適用税率が正しいかの確認 相手方から発行されたものについても、正しいかどうか確認をしましょう。     3)帳簿・請求書等の記載方法 毎日の売上げや仕入れの税率を適用税率別に区分して記帳するなど、一定の記載事項が加わります。令和5年10月1日からは適格請求書等の交付・保存が必要です。   4)消費税の申告 税率ごとに区分して税額計算を行う必要があります 飲食料品の取り扱い(販売)がない事業者の方や免税事業者の方も対応が必要となる場合があります。■課税事業者の方軽減税率対象品目の売り上げがなくても、軽減税率対象品目の仕入れ(経費)があれば対応が必要です。 ■免税事業者の方課税事業者と取引を行う場合、区分記載請求書等の交付を求められる場合があります。   5)複数税率に対応したレジを利用 対応していない場合、買換えや改修の必要性があります。 軽減税率対象となる品目 美容サロンで扱われる商品の中で、軽減税率の対象となる商品、ならない商品を具体的にみ