Bionly

2022.1.10
『CRM』は、美容室の経営において売上と利益をアップさせていくための非常に重要なポイントであり、一人一人のお客様に対して行うべき対策です。ですが、CRMという言葉は聞いたことがあっても、どのように取り入れ、どんな視点で、何を判断すれば良いか分からないという方もいるのではないでしょうか。今回は、そんな方向けにCRMの基礎知識や導入するメリット、活用方法について深堀してご紹介します。 そもそも『CRM』って何? 『CRM』とは、「Customer Relationship Management(カスタマー リレーションシップ マネージメント)」の略です。日本語で表すと、「顧客関係管理」や「顧客管理」と訳されます。 それは一体どういうことかと言うと、「お客様満足度と顧客ロイヤルティの向上を通して、売上の拡大と利益の向上を目指す経営戦略のこと」です。もう少し具体的にすると、お客様との円滑なコミュニケーションを図り、サロンとお客様との関係性を一元的に把握して総合的に管理できるようにする手法です。さらに、それらをシステム化することでより簡単に顧客情報を一元管理することが可能になり、顧客との関係性を維持したり向上させるためのアプローチがしやすくなります。 一元管理をする内容としてはお客様の氏名や連絡先などの個人情報、施術記録、購入履歴、予約履歴、会計情報といった基本的な情報の他に、接客中の会話で知ったお客様の好みやプライベートな情報などがあります。これらの情報を蓄積し活用していくことが、CRMを導入する意味であり有効な活用方法と言えます。 とはいえ、日々たくさんのお客様の接客をしていると、顧客管理のために情報を記録したり管理するのは大変なものです。そこで、CRMをシステム化することで圧倒的に顧客管理がしやすくなり、CRMを行う成果を生み出すことができるようになります。 CRMが利益を生み出す理由 次に、CRMを取り入れることが美容室の売上や利益の向上に直結する理由を紐解いていきましょう。 1.新規顧客の増加 ある程度の期間、美容室を営業しお客様が来店すると、そこには来店されたお客様の情報が蓄積されていきます。例えば、性別、年齢、居住エリア、職業、人気のメニュー、来店のきっかけなどです。これらの情報を欠かさず蓄積させていくことで、 ・最初に設定したターゲット層とマッチしているか?・
2021.2.26
突然ですが、皆さんの店舗ではお客様からの予約窓口はどのような経路を用意していますか? 最近では、SNSでのDM予約も増えてきていますがやはり多いのは「電話予約」「Web予約」ではないでしょうか。以前は主流だった電話予約ですが、受けられる時間が限られたり聞き間違いが起きる可能性があることや、対応リソースの問題などから、Web予約サイトを持たれる美容室・理容室・美容サロンは各段に多くなりましたね。 せっかくなら『Web予約サイト』と『予約システム』を連動させ利便性と効率を抜群にアップしませんか?今回は、そんな予約システムの運用について掘り下げていきます。 1、サロン独自のWeb予約サイトを導入するメリット まず、サロン独自のWeb予約サイトを持つことで、サロンとお客様側、双方にメリットがあります。 <サロンのメリット> <お客様のメリット> 2、予約システムとWeb予約サイトを連動することによるメリット では、『Web予約サイト』と『予約システム』を連動するとは、どういうことでしょうか?まず、Web予約サイトは、予約を受け付けるためのWebページです。そのため、できることとしては、・予約を自動で受け付ける・予約をリアルタイムで反映するということになります。 予約システムは、それに加え『予約の管理』『顧客データの収集』『データの集計・分析』『データの利用』ができます。これらのメリットをみていきましょう。 『予約システム』と連動するメリット ①予約の管理 こちらに関しては、Web予約サイトで可能なものも多いですね。 ②顧客データの収集 ③データの集計・分析 ④データの利用 メリットとしては、主にこの4点ではないでしょうか。 予約システムはサロン独自のものを利用しよう! 予約システムとして、現在は、ポータルサイトに付随したサービスもあります。集客に利用するポータルサイトで予約機能と予約管理システムが備わっているため、使い勝手が良いということで、利用されることもあるでしょう。しかし、ここは サロン独自の予約システム の利用をおススメしたいのです。その理由としては、 というデメリットがあります。 ポータルサイトは、新規のお客様を獲得するには、大変良い場であり広告効果も期待できます。しかし、将来的には、ポータルサイトに頼らずに集客できたり、リピーターで安定した売
2020.7.15
POSレジシステムは、現在、美容室だけでなく多くの業種、業界で利用されているシステムですが、なぜここまで多く利用されるのでしょうか。本記事では、美容室でPOSレジシステムを導入するメリットと、その種類や機能についてまとめます。 1.POSレジシステムとは? 『POSレジ』は、お客様と金銭のやりとりをした時点での販売情報を管理するシステムを搭載したキャッシュレジスターを指します。『POS』とは「Point of Sales(販売時点情報管理)」の略称であり、商品の販売と支払いが行われるその場で、その商品に関する情報を単品単位で集計・記録することです。ただし、お会計の作業や計算が行えるだけのものではありません。『POSレジシステム』は、レジ機能だけでなく、いつ、どの商品が、どれだけ、販売されたかの情報を収集・蓄積し、集計や分析等も行える売上を管理するという点で非常に便利なシステムです。 2、美容室でPOSレジシステムを利用するメリット レジ会計業務の効率化 商品やサービスを会計する場合、手打ちのレジより優れた点として、販売時の会計作業が非常に簡単です。POSレジシステムを使えば、バーコードを読み込むか、登録済みの商品を選択するのみで会計できるため、会計業務にかける時間を短縮できます。レジの入力操作に慣れた方にとっては大したことがない差だとしても、塵も積もれば山となりますので、毎日の業務の中で大きな差になります。また、複雑な打ち込み作業等が無いことで、打ち間違いやミスを防ぐこともできます。 商品・顧客情報の可視化 POSレジシステムではただ会計を行うだけでなく、関連する商品や顧客情報を紐づけて登録することができます。そのため、どのような商品が売れているか、お客様の傾向や過去の履歴なども細かく振り返ることができ、マーケティングに活かすことも可能です。 売上データの可視化 POSレジシステムでは、売上データを集計するだけでなく、項目毎に分析したり、それらを自動的にグラフ化、図表化して、データの可視化を行うことで、情報をより把握しやすくする助けとなります。これにより、複雑な経理やマーケティングのための数字をまとめる作業が大幅に削減されるほか、わざわざ計算する必要もないため、営業結果の確認やそれに伴う経営戦略の変更にも逐一役立てることができます。 3、POSレジシステムの種類 P
2021.4.27
理美容室やネイル、アイラッシュ、エステサロンなどの美容サロンで、お客様が気に入ったお店をリピートするにあたり、来店ポイントや利用金額に応じたポイントなどがあると喜ばれることから、お店独自でポイントカードをつくっていらっしゃるサロンも多いのではないでしょうか?ポータルサイトなどでも、媒体を利用することによりポイント付与やそのポイントを利用した割引サービス等でお客様に再利用を促す戦略は多くみられます。 そんな「ポイントサービス」が一般的なことから、これまでBionlyをご利用いただくサロン様から、こんなお声を多くいただいていました。「システム内でお店独自のポイントはできないか?」「POSレジとポイントシステムを連携してほしい。」 そしてこの度、Bionlyでは待望の新機能『サロンポイント』を追加いたしました!今回は、その詳細をご紹介します。ぜひ、今後のサロンワークにお役立てください。 Bionlyのサロンポイント機能 美容室・サロン専用iPad顧客管理POSレジシステムの『Bionly』では多くのサロン様からのご要望を受け、『サロンポイント機能』を追加・リリースいたしました。基本プランに含まれる機能となりますので追加料金は発生せず、これまで通りのプラン料金のままご利用いただけます。 Bionlyのポイント機能紹介 ~ポイント機能で出来ること~ ポイント付与、還元率の設定・ご利用金額に対して、0%、1%~10%の中から1%単位で任意の数値を選択し設定できます。・1ポイント1円相当・付与ポイント = (合計 - 税金 - ポイント利用) × 還元率 で計算されます。 ポイントの利用・お客様は1ポイントから利用できます。・有効期限は、最終会計日から12ヶ月。 ※Bionlyでは、従来より、お客様がポータルサイトなどから予約された場合、その外部ポイント(ポータルサイトのポイントなど)を会計時に差し引きして会計する『外部ポイント』の設置があります。お店独自の『サロンポイント』と『外部ポイント』の併用は不可となりますので、優先するポイントを選択してご利用ください。 ポイント管理・サロン側の管理画面にて、月毎の『ポイント集計(総付与/総利用/総失効)』をまとめて確認できます。・お客様それぞれの保有ポイント数を顧客カルテで確認できます。 Bionlyでサロンポイントを活用するメリット
2021.6.14
美容室をはじめとする、理容室やエステ、ネイル、アイラッシュサロンなどの美容サロン経営者の皆さまは、お店をオープンさせ順調にリピーターが増え経営も安定してくると、「もう一店舗やってみようかな。」と思われる方も多いのではないでしょうか。もしくは独立したときから「いずれは多店舗展開したい。」とイメージしている方もいるかもしれません。増店といっても「広い地域をカバーしたい。」と考える方や、「予約がいっぱいでお断りすることが増えてしまったから、近いエリアで2号店を。」と考える場合などケースも様々あることかと思います。 ただ、どのようなケースでも予約が取りにくいと、顧客満足度が下がる原因にもなり、せっかく気に入っていただいたお客様を離脱させることに繋がってしまいますよね。 今回は、お客様を大切にしたい思いを持たれる美容室経営者の方に、増店で新店舗をオープンした後、来店されるリピーター様との繋がりをゼロに戻さない『Bionlyならできる顧客情報管理方法』についてご紹介します。 美容室の顧客情報は大切な財産!増店でゼロに戻さない! 美容室の新店をオープンして大切なことの一つに、来店されるお客様のカルテを漏らさずつくることがあります。 ▼美容室でのカルテ作りとカルテ管理の重要性についてはこちらをご参照ください。美容室でやるべき顧客管理とは?売上UPにつながるカルテ管理 ▼ネイルサロンの方はこちらをご参照ください。自宅でネイルサロンを開業する際のカルテ管理とは? ▼エステサロンの方はこちらをご参照ください。エステサロンにおける電子カルテを利用した顧客管理のメリットとは? 近いエリアで2号店をオープンすると、1号店にご来店されていたお客様がご来店されることもあるでしょう。そのようなとき、1号店にご来店されていたお客様の情報はどのように確認しますか? 紙カルテや据置の端末を使っている場合、お客様カルテを移動させるわけにはいきませんよね。予め分かっていればコピーを作って持ってきたりスキャンして送るということも可能ですが、手間もかかりますし予定外のご来店にはそれも難しいですよね。そうなると記憶をもとに接客したり、お客様にマッチしたベストな提案をするために、再度ヒアリングする必要が生じてしまいます。 顧客管理に強い『Bionly(ビオンリー)』ならできること 顧客情報をクラウドに保存している『B