電子カルテ

2021.9.2
皆さんの美容室では、カルテ記入はきちんとできていますか?また、カルテ記入する際にお客様情報や施術記録の記入方法に工夫はしていますか?例えば、文章や文字で残すときに書き込む項目を決めておくと、見返すときにもどこに何が書いてあるかが分かりやすくなります。今回は、美容室での電子カルテ活用時にお客様の情報を上手に記入する方法をご紹介します。 美容室での上手なカルテの使い方 美容室の顧客カルテは何のためにつくる? カルテへのお客様情報記録はしっかりできていますか?美容室でのカルテ記入作業というのは、施術記録だけでなくお客様からヒアリングした内容、施術中に気付いたことや注意点など、お客様に関する情報をカルテに記入し後のサービスに活かすための重要な業務です。例えば、数ヶ月後に美容室へ来店された際にカルテを見れば前回までの内容を思い出しやすくなり、継続した接客と施術ができますよね。 お客様からしても、美容室に来店するたびに毎回同じようなことを聞かれたり言われたりするのは居心地が良くないものです。 一方、これまでの来店から繋がりのある接客をしてもらえると、美容室やスタッフに親しみや特別感を感じたり、“行きつけの美容室”として安心感を与えることができます。別のスタッフが対応することになったとしても同様です。 だからこそ、カルテを利用してお客様の情報をきちんと把握し、接客やアプローチを行えると美容室全体の顧客満足度アップや再来店率アップに繋がるのです。 では、お客様の情報はどのようにカルテに残すと良いでしょうか?おすすめなのが、電子カルテの導入です。美容室に電子カルテを導入すると紙カルテよりも簡単に記入することができます。電子カルテは特定の項目なら選択式にすることで更にカルテ記入を簡略化することもできますし、カメラ機能付きの電子カルテなら写真や画像残すことも可能です。美容室では施術記録として言葉で表現しづらいニュアンスも多々あるかと思います。そういった場合は、電子カルテ機能の写真で残せばカルテ記入作業も確認作業も時間がかかりません。 細かな内容を文章や文字で残したい場合はテキストを入力して登録します。電子カルテは情報の見つけやすさがポイントですので、テキスト入力する場合は書き方を気にすると見やすいカルテになります。カルテへの記入は美容室にとって大切な作業ですが、その後に活用しやすいかどう
2021.8.30
理美容室やネイルサロン・アイラッシュサロンなどの美容サロンでリピーターを増やすには、お客様をよく知ることから始まります。相手を知りプロとして適切な提案と施術をすることで、期待以上の結果から顧客満足度アップを目指せます。そのお客様を知る手段として重要なのがカウンセリング!今回は、美容室のカウンセリングでリピーターをつくる方法ご紹介します。 カウンセリングで意識すべき3つのこと 1.第一印象を大切に 人の第一印象を決めるのは3~5秒、長くても15秒と言われています。アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」によると、第一印象を決定するのは以下の順番とされています。 ■視覚(見た目)・・・55%■聴覚(声・話し方)・・・38%■言葉(話の内容)・・・7% そう、お客様が美容室に来店し「いらっしゃいませ。」から既に始まっているのです。話す言葉よりも、まずは表情を読み取られています。お客様の目をしっかり見て笑顔でお迎えしましょう。 その後、15秒以内でイメージが固定します。お客様に寄り添う姿勢でカウンセリングをはじめましょう。 2.カウンセリングでヒアリングすべきこと 事前にアンケートで要望などを書いてもらう場合もあるかもしれませんが、カウンセリングの時間は必ず取りましょう。カウンセリングはお客様のオーダーを聞くだけではありません。 お客様が美容室に来店される時の心境は「綺麗になれる!」というワクワクと、「本当に綺麗になれるかな?」という不安と期待が入り交ざった状態で来店されます。お客様は、うまく言葉にできなくてもある程度のイメージを持ってご来店されているので、それをプロとして引き出すことがカウンセリングの第一歩です。 では、美容室でのカウンセリングでは何をヒアリングすれば良いでしょうか? 1、「今、こんな点が気に入っていない。」という現在のお悩み2、「こんなふうになりやすい。」というお客様が気付いている不満やネガティブポイント3、「こんなふうになりたい。」という要望&希望 お客様は、うまく説明できなかったり自分から言葉として発するのをためらったりと、全てを伝えきれないことが多いもの。美容室側はカウンセリングでそれをくみ取り上手に引き出してあげることが重要です。 3.カウンセリングで伝えるべきこと ヒアリングができたら、次は施術前のすり合わせをしま
customermanagement-integration
2021.8.16
美容室で紙カルテにお客様から頂いた沢山の情報を記載したあと、同じお客様で既に作成していた別の紙カルテが出てきて作業のやり直し…なんていう経験はありませんか?そんな時、顧客管理システムならデータの書き直し(入力し直し)は不要です!顧客データの統合機能がある顧客管理システムなら、データ統合作業が簡単。今回は、美容室で使える顧客統合機能はもちろん、カルテの電子化であらゆる業務を効率化できる顧客管理システムの導入メリットに関してご紹介します。 顧客管理方法で美容室の業務は大きく変わる 重複する顧客データを見つけてしまったら・・・!? 美容室で紙管理・システム管理に限らず「何かの手違いで顧客データを重複して作成してしまった….」なんていうことはありませんか?紙管理の場合は、膨大な紙資料の中からお客様のカルテを見つけ出せないことによるものが多いですが、顧客管理システムの場合でも、例えば… など、同じお客様なのに別の顧客データを作ってしまう様々なケースがあると思います。 同一人物で顧客データが2つ存在し、それぞれに詳細情報や来店履歴が記載してあると、大切な情報の確認漏れや統計データにも誤差が出てしまうことがあるため、顧客データを1つにまとめる必要があります。 こういう時 「入力し直すのが面倒」 と、作業を後回しにして忘れてしまうことも。 せっかく丁寧に顧客情報をデータに記載しているのに、後々活用できないのは意味がありません。 しかし、そんな時!美容室向けPOSレジシステムBionlyの顧客管理システムには『顧客統合機能』が搭載されています。この機能では、重複して作成された複数の顧客データの中で、残したい顧客データを選んで簡単に1つにまとめることができるのです。 電子カルテの『顧客統合機能』で何ができる? 『顧客統合』機能の いろは Bionlyの『顧客統合機能』とは、 重複して登録された顧客データを統合できる機能です。最低限の操作手順で、顧客データを統合することにより来店ごとの伝票や写真などの情報も来店履歴順に1名分のカルテとしてまとめられます。 ではまず、顧客データを見つけだす方法です。 【顧客の検索方法】 (1)条件検索入力欄に、姓・名・電話番号・担当者の一部または全部を入力し、[検索]をクリックすると該当するカルテが表示されます。 (2)姓名一致入力欄は空欄のまま[姓名一致
美容室がお客様と交わす「同意書」をアプリで電子化するメリットとは?
2021.8.16
近年のペーパーレスや脱ハンコの動きから、美容室でも電子契約書や電子施術同意書・電子カルテを導入する店舗が増えています。今回は、美容室でお客様と交わす書面を電子化するメリットとその方法をご紹介します。 美容室において紙の書類をアプリで電子化するメリットとは? 美容室のペーパーレス化で業務効率をUP! 美容室やエステサロンなどの美容サロンでは新規のお客様が来店されたとき、名前や連絡先などの個人情報の他、施術前のアンケートなど、お客様から情報を取得することがありますよね。さらに、美容室での施術を受けていただくにあたり、お客様と同意書や契約書などの書面を交わすこともあるでしょう。このような書面は、紙で管理している場合には美容室側でフォーマットを紙に印刷し、必要事項をお客様に書いてもらうことが当たり前でした。が、これらをアプリなどのシステムツールを使って電子化することで美容室でのペーパーレス化が可能となります。 美容室で同意書等の書類をアプリで電子化するメリット では、美容室でアプリなどのツールを使い、カルテやお客様と交わす書面をペーパーレス化できるとどんなメリットがあるでしょうか? 【美容室で同意書をアプリで電子化するメリット4つ】 タブレット型のシステム・アプリを利用すれば持ち運びもしやすく、美容室内でお客様と画面を一緒に見ながら内容を確認することができます。お客様からはタブレット上にタッチで署名をいただけば、必要書類のペーパーレス化を実現できます。書面の作成から管理までの全てをアプリ等を使って電子化することで、業務効率も各段にアップします! 電子カルテと同意書を電子化して連携するメリット 美容室やエステサロンなどの美容サロンがサロンワークでデジタル化できるものは、アンケートや施術同意書、契約書だけではありません。お客様の施術内容や購入品、その他お客様に関するあらゆる情報を記録するカルテもアプリなどのツールを使えば電子化できます。 電子カルテアプリには、当日の施術内容や画像を残すことができたり、その日使用した薬剤や会話内容などの情報登録もできるので、より多くのお客様情報を正確に記録することができます。この電子カルテアプリに、アンケートや施術同意書、契約書などの書面をご記入いただいた日にちで紐づけて保存することができれば、お客様が来店された日・やり取りをした日に沿って情報を
2018.4.2
お客様が「髪を切りたい」「イメージチェンジしたい」と思い、初めて行く美容室・美容院・理容室などのヘアサロンまたはスタイリストを選ぶ時、モデル写真やスタイリストの雰囲気を決め手にすることが多いそうです。なので、集客ページには多くのモデル写真を掲載しておいた方が美容室に行った後のイメージが湧きやすく集客に繋がりやすいのです。自分のなりたい理想像を言葉で伝えることって、素人にはなかなか難しくて「このスタイリストさんとはなんだかセンスが合う気がする。」という感性で選ぶんですよね。その為、波長がばっちり合うと数回以降の来店では、「〇〇さんに、お任せで!」という最強の信頼を得ることもできます。 さて、感性といっても人間は皆違いますので、実際、理想をぴったり合わせたり、お客様の期待以上のものを提供するというのは難しいですよね。「気に入ってくれる人だけが集まるサロンになればいい」という考え方もあるかもしれませんが、少しの努力でその「気に入ってくれる人」が増えれば、自分を理解してくれる人がいるという安心感をお客様に持っていただくこともできますし、サロンとしても嬉しいことだと思います。お客様の要望やイメージ、バックグラウンドを少しでも多く把握することで、感性は近付けることができます。そのために必要なのが、お客様へのカウンセリングとヒアリング力です。 どのようなことをポイントに行うと良いのでしょうか? 顧客の悩みとは 大前提に、お客様が来店されるには、必ず何かしらの悩みを持ちそれを改善・解消したいと思っています。特に初回来店時にヒアリングすべきポイントは、 現状のお悩み お客様の髪の悩みだけでなく、小さなお子様でない限り、どこかの美容室での施術経験があり、そこでは満足できなかった何かがあったはずです。そこで満足できなかったポイントを聞くのがお客様の好き嫌いを知る近道です。施術後の仕上がりかもしれないし、自宅での再現性にこだわっているかもしれないし、接客態度かもしれません。 理想のイメージ お悩みが改善されたら目指したいお客様の理想の姿をヒアリングします。具体的な写真や人を見ながらすり合わせ、見るだけでなく言葉で「艶のある秋色カラーで、手触りはサラサラ、風がふいてもまとまりやすい、大人っぽく〇〇さんのような雰囲気ですね。」と、①見た目、②感触、③聞こえ、を意識した言葉で表現できると伝わりや
2018.2.19
近年では、「働き方改革」のもと、多くの業界で勤務時間や勤務体系や雇用形態の多様化、テレワークの導入、ITシステムの導入など様々な変化が起きつつあります。この働き方改革の大前提に「ペーパーレス化」があることは周知のとおりです。ペーパーレスとは、今まで紙に印刷していた資料を電子化し、データで共有する等、様々な方法があります。サービス・接客業に従事する方々にとっては、お客様に対応する時間を減らすわけにはいきませんが、無駄な時間を無くし時間を効率良く使うということは非常に重要なポイントです。これをペーパーレスの仕組みで実現することができるのです。例えば美容室、美容院、エステサロン、ネイルサロン、アイラッシュサロンなどの美容サロンでは、お客様の来店情報や施術履歴などの顧客情報、売上情報、毎日の申し送り事項など、スタッフ同士の情報共有や、管理する人間が遠隔でも情報を確認するということは多いですよね。今回は、そういった情報を美容室で電子化して管理するメリット、ペーパーレスでの情報管理について考えていきましょう。 そもそも顧客の電子カルテとはどんなもの? 美容室で、保存・管理すべき情報で重要なものは、顧客情報でしょう。美容室の顧客情報は、カルテに残しますよね。美容室顧客の基本個人情報や施術履歴、購入履歴、予約履歴などを記録していきます。この顧客のカルテを電子化し、「電子カルテ」にすることで、以下のようなメリットが生まれます。 デメリットとしては、 美容室で顧客情報管理ををペーパーレス化=電子化させていくには、このようなデメリットがあるのも事実です。技術や接客力アップに力を注いでいる美容業界のスタッフさんの場合、IT機器に苦手意識を持たれる方も少なくないでしょう。だからこそ、分かりやすく使いやすい電子カルテを美容室に導入する必要性があります。 顧客の電子カルテを管理するメリットは? 美容室顧客の電子カルテに残す情報が多く、うまく管理できるとどのようなメリットがあるでしょうか。それは、ずばり「顧客満足度アップ&安定売上」に繋がります。電子カルテは顧客の趣味・嗜好も含めた個人情報、施術記録を正確に残し、来店前に見返すことで、当日の接客に活かすことができます。そうすると、当たり障りのない接客ではなく、行き当たりばったりの接客でもなく、美容室顧客に合わせたその時オンリーワンの接客をすることが