忙しい美容師さんにピッタリ!やっぱりツラい冷え性対策に効果的な三か条

女性に多い冷え性。冬は寒さが増して身体の根本から冷えてしまい、なかなか解消できないこともあるのではないでしょうか。美容師さんの中でも、サロンワークのため、店内では着こむことができないけれども、外出時やお客様のお見送りなどで外気に触れると、一気に冷えてなかなか戻らないなど、冷え性で悩んでいる方は相変わらず多いはず。そこで今回は、時間をかけず簡単に冷え性対策ができる三か条をご紹介します。

女性に多い『冷え性』とは?

冷え性とは、全身だけでなく手足や下半身といった体の一部分が冷たくてツラい症状のことです。そして冷え性は、ただ「寒い!」「身体が冷たい!」ということだけでなく、身体に大きな影響を与えます。

寒さや冷えにより、単純に身体をスムーズに動かしにくくなるだけでなく、血液やリンパの巡りが悪くなるため、必要な栄養や酸素が全身にいきわたらず疲れやすくなったり、寒さにより脳にストレスがかかることで、脳のパフォーマンスが低下して慢性的な疲れやだるさに繋がります。すると、仕事をするうえでもパフォーマンスが下がりかねません。

また、老廃物がたまりやすくなることで、肩こりや頭痛などの症状も引き起こされたり、むくみの原因となったりセルライトがつきやすく痩せにくいカラダなります。特に、女性は男性と比較すると身体の中に熱を生み出す筋肉量が少ないため、一度冷えると温まるまでに時間がかかります。だから、女性は冷え性になりやすいのです。また、血行が悪化し新陳代謝が下がることで、顔色が悪くなったり、たるみ、シワ、シミが増えるなど美容面でも影響が現れます。

さらに、心身ともに健康を維持し疲労を回復するために重要な睡眠。熟睡するには、身体(特に手足)が温まり、脳の温度が下がっている状態が良いとされています。
しかし、冷え性の場合は脳と身体が睡眠体制に入りにくい状態であるため、寝付きも悪くなってしまいます。

さらに冷え性を放っておくと、免疫力が下がるとも言われますし、冷え性によって引き起こされる心身のダメージは大きいのです。そんな冷え性のダメージを減らすには、予防と対策が必要です!

すぐにできる『冷え性対策』三か条!

1.首を冷やさないファッションをすべし!

朝夜の通勤時間やちょっとした外出でも、厳しい冬の寒さは身体を芯から冷やします。手足が冷えているからといって、そこだけを温めてもなかなか効果はみえません。身体の血の巡りを考えたとき、全身を温めるには、太い血管がある場所を温める(冷やさない)のがポイントです!

<外出時は、マフラーを>

首には頸動脈と呼ばれる太い血管が走っているため、首を温めると、体温の保持や自律神経を整えるのに効果的です。服装では、タートルネックのものを選んだり、「室内にいるときは暑くなる。」という場合は、マフラーの着用がオススメ。「マフラーが苦手…。」という方は首元まで覆うアウターをチョイスすると良いでしょう。
さらに、服装で隠せるなら首元にカイロを貼ったり、首の後ろにある「大椎(だいつい)」と呼ばれる悪寒などに効果的なツボのところに、風邪対策としてカイロを貼るのもオススメです。

2.身体を温める食材選ぶべし!

身体を温める効果のある食材の見分け方として、野菜なら「地中で育つ根菜」があります。特に冬に旬を迎える根菜類は、ビタミンが豊富で免疫力を高めたり、消化を助けたり、風邪予防や冷えや咳にも効果的で、食べると血行を良くしたり代謝をアップを期待できる「身体を温める野菜」であることが知られています。

例えば、
ニンジン、ダイコン、レンコン、ゴボウ、タマネギ、イモ類
を、食事に積極的に取り入れることで、身体の中から冷え性対策ができます。これらは冬に旬を迎える食材です。

今ではハウス栽培や農業の進化により、一年中食材が同じように出回っているので、「季節の旬」を感じにくくなっていますが、根菜以外にも、寒い季節に旬を迎えるものや寒冷地で育つ食材は、身体を温める作用を持つものが多くなります。季節と旬の食材を意識しながら食事をすることで、栄養素を取り入れ身体の中から温めていくことができます。

また、味付けで工夫することも可能です。身体を温める作用のある食材を使えば相乗効果があることはもちろん、身体を冷やす作用のある食材でも、体を温める調味料で味付けすれば、温活レシピに変えることができます。

例えば、
塩、黒砂糖、味噌、しょうゆ、ラー油、唐辛子などスパイス、ショウガがあります。

特に、唐辛子に含まれるカプサイシンは、脳神経に作用して体を温めるホルモンを分泌します。それは一時的に体温を上げるだけでなく、血流の改善により代謝を促進する働きもあるので、根本的な冷え体質改善にも繋がります。
ショウガに含まれるショウガオールは、胃腸を内側から刺激して血流を高め、血液を体の隅々までいきわたらせ、体をポカポカと温めてくれます。

3.大きな筋肉を動かして血流促進すべし!

身体の中に熱を生み出す筋肉を動かすことで、冷えを予防することができます。
日頃多忙な中、しっかりとした運動はできなくても、サロンワーク中のお客様が途切れたタイミングなどちょっとした空き時間に軽い運動やストレッチをし、筋肉を動かしましょう。

<動かすべき身体の部位>

1)肩甲骨
上半身の中でも大きな筋肉である、肩の「三角筋」や首の後ろから肩や背中にかけてある「僧帽筋」を動かすことで、上半身全体が効率的に温まりやすくなります。また、肩甲骨の間には太い血管が走っているため、肩甲骨の間を温めると、上半身全体の血行が改善され全身に血液が巡りやすくなることで、冷えの対策や肩こりにも効果的です。

【ストレッチ方法】
①肩を軸にして、両腕を大きく前回し&後ろ回しと数回まわします。
②肩に指先を付け肘を大きく回すようにすると、肩甲骨をしっかり回しやすくなります。

2)ふくらはぎ
下半身で動かしやすいのが、ふくらはぎです。ふくらはぎは、心臓から流れてきた血液を筋肉の収縮で送り戻すポンプ機能の役割を持っています。ふくらはぎの筋肉量が増えれば、ポンプ機能がスムーズに働き血流が促されることで、冷え症対策と溜まりやすい脚の疲れを和らげることができます。

【ストレッチ方法】
①片足ずつ床から足を浮かせ、足首を曲げたり伸ばしたりします。
②つま先で立ち、かかとを上げて下ろす動きを繰り返します。

大きな筋肉を動かすことで血流が良くなり、冷えやすい身体の末端まで温まります。また、ストレッチを行うタイミングとしては、1回に行う回数は少なくても、一日の中で数回に分けて行った方が、効果を持続させやすくなります。気付いたらやるという習慣にできると良いですね。


今回は、日々の生活の中に取り入れやすい冷え性対策をご紹介しました。身体を温めることで寒い冬を健康的に過ごし、接客&施術やサロン業務で良いパフォーマンスを継続できるようにしましょう。


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