1日に何人ものお客さんの髪をシャンプーする美容師さんは、いつも手荒れのリスクと隣り合わせ。
ひどい場合は皮剥けやひび割れだけではおさまらず、かゆみや水疱などがでてしまい、皮膚科へ通う方も多いのだそう。
今回は、そんな深刻な「美容師さんのお悩みあるある」の1つ、“手荒れ問題”にフォーカス。
正しい予防&ケア方法を身に着けて極力ツルツルの綺麗な手をキープしましょう!
目次
どんな手荒れ予防&ハンドケア方法が効果的?
冬になると空気が乾燥して肌から水分を奪い、血行不良の原因に。痛みや腫れ、かゆみがあったり、出血してしまう場合は病院へ行くのが最善策ではありますが、そうなる前に日頃から手荒れの予防&ケアをすることが重要になってきます。では、どんな方法が効果的なのでしょうか?一般的ではありますが、下記のようなことがあげられます。
- 食生活や十分な睡眠など、生活習慣を整える
- 営業中にはプロテクトクリーム、保護フィルム、ゴム手袋を使用する
- ワセリンやハンドクリームなどの保湿アイテムをたっぷり使い、手袋をして寝る
- 水仕事の後や手指消毒後、余分な水分はふき取る
- 爪を短く整えておく
界面活性剤を含む洗剤やシャンプーは油分を奪う力が強いので、営業中にはプロテクトクリームや保護フィルム、ゴム手袋を使用したり、仕事の後や寝る前などにはしっかり保湿し布手袋などをはめて過ごすのはとても大事。ゴム手袋で荒れてしまう時は、綿100%の手袋の上にゴム手袋を重ねてつける方もいるそうです。
また、水仕事や手指消毒の後は手に余分な水分が残ったままにしていると手荒れの原因になりやすいので、手を擦らずに注意しながらふきとることや、かゆみを伴っている場合は寝ている間にかいてしまう可能性もあるため、爪を常に短く切っておくこともポイントです。
仕事前後の集中ケアにおすすめ『ナノアミノ ハンド&ネイル リペア クリーム』
「色々手荒れ対策は行っているけれど、イマイチ改善されない…」とお悩みの美容師さんも多くいらっしゃることでしょう。そこで、美容師さんに支持されるケアアイテムはないかbionly plus編集部が調査してみたところ、サロン専売品のハンドクリームを発見!
「手荒れで悩む美容師さんの力になりたい」そんな思いから誕生したニューウェイジャパン株式会社が販売するサロン専売品のハンドクリームがありました。
“美容液級の修復成分で手荒れ解消”をコンセプトに、肌のバリア機能を高めるナノ化されたセラミドや、補給することで肌細胞の再生能力を高め、ターンオーバーを正常化&促進するEGFという成分、爪の保護ケア成分パンテノールなどを配合した美容師さんのためのハンドクリーム。
モイストタイプとスムースタイプがあり、モイストタイプはしっかりと潤う高保湿タイプで、乾燥によるゴワつきや手荒れが気になる方向け。スムースタイプはさらっと潤い、エイジングケアや美白ケアも兼ね備えています。
施術前に塗ってしまうとハサミを持つ手が滑りやすくなってしまう…そんなお悩みを解消するため何度も打合せと試作を繰り返して誕生したこのクリームは、10年以上も愛され続けるロングセラー。べたつかずさらっとしているのにしっとり感が長続きする使い心地が人気の秘密です。ダメージ肌ほど実感できるこのクリーム、ぜひ試してみては?
『ナノアミノ ハンド&ネイル リペア クリーム』
画像左から:ナノアミノ ハンド&ネイル リペア クリーム スムース 無香料/ナノアミノ ハンド&ネイル リペア クリーム スムース グリーン グリーンティーの香り/ナノアミノ ハンド&ネイル リペア クリーム モイスト ローズ ホワイトローズの香り/ナノアミノ ハンド&ネイル リペア クリーム モイスト 無香料
各70g/1,900円
※メーカー希望小売価格
商品紹介ページはこちら(外部サイトへ)
Instagram:newayjapan.smr
手荒れが気になる…手指消毒はどうしても必要?
今年は新型コロナウイルス感染症の影響もあって、何度も行う手指消毒でより手荒れトラブルを招く状況となっていますよね。
水仕事で水分保持機能が低下して荒れてしまった手肌を無理にアルコールなどを使って消毒すれば、悪化した傷口から異物が侵入してしまう危険も…
また、次亜塩素酸水ではなく次亜塩素酸ナトリウムを使いドアノブやテーブル、カウンターなどを拭き消毒しているサロンの場合、濃度の濃いものは皮膚への刺激も強いため、これが手荒れの原因となる可能性もあるので注意が必要です。
ところで、最近では「殺菌」「除菌」等を謳ったスプレーやジェル、ハンドソープやウェットシートなど、数多くの商品が販売されていますが、すべて同様の効果が得られるのでしょうか。皆様のサロンでは、どんなアイテムをお使いですか?ここでそれぞれの言葉の意味を一度おさらいしてみましょう。
殺菌、除菌、抗菌、滅菌、消毒…それぞれの違い
滅菌
菌の除去率でいうと一番強力なのが滅菌。有害・無害を問わずあらゆる微生物やウイルスなどを死滅させて除去することをいいます。
殺菌
滅菌と同じように細菌やウイルスを殺すことを指しますが、菌の種類や数を問わず“特定の菌を殺す”ことを「殺菌」と呼びます。有害・無害を問わず死滅させる「滅菌」とは違い、「殺菌」は有害性のあるものを死滅させます。
消毒
細菌の活動を弱め、人体に有害なウイルスや物質を無害化すること。
必ずしも細菌を死滅させることではなく、病原体の感染力を不活性化させ、害のない程度に遠ざけることをいいます。
除菌
菌を減らして除去すること。菌を殺すわけではなくあくまで減らすことを指します。
抗菌
菌の増殖を抑える効果。細菌を除去したり死滅させるものではなく、菌が住みにくい環境にすることを表しています。
いかがでしょうか。何気なく目にしていますがそれぞれ少しずつ意味が異なります。今後の感染予防アイテムを選ぶ際、ぜひ参考にしてください。
とはいえ、髪の予洗いだけで8割の汚れが落ちるのと同じように、流水のみの手洗いでもウイルス量は約100分の1に減らせるという研究結果(※)も出ていますので、手荒れがひどい時などは手にやさしい石鹸を使った手洗いを行うだけでも感染予防に効果的といえそうです。ご自身の手の状態をみながら商品それぞれの特性を理解し、上手に使い分けができるようになると良いですね。
※東京都健康安全研究センターの研究による
その手荒れの原因は何?
「最近、手荒れがひどい」という方は、まずご自身の手荒れが水仕事によるものなのか、感染予防対策によるものなのかを見極めることが大切です。
そのうえで、ご自身に合ったケアや感染予防アイテムを探してみてはいかがでしょうか。
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