“営業か?休業か?” 緊急事態宣言で揺れるヘアサロンの今 -CASE2

4月7日に緊急事態宣言が発令されたものの、休業要請からは除外された美容室。
「不要不急の外出自粛」が呼びかけられ来客数の減少が気になる今、営業を続けるべきか、休業を決断するべきか…他店はどうしているのか、気になることと思います。
そこでBionlyでは、美容室へオンラインインタビューを実施。

第2回目は現在もJR大船駅から徒歩5分という場所で営業を継続する『MASAMUNE』のオーナー兼スタイリスト、栗田 和信氏に緊急事態宣言前後での変化や営業継続の決断の決め手などをお聞きしました。

≪取材実施日:2020年4月16日(木)≫

CASE2:ヘアサロン『MASAMUNE』

MASAMUNE_01
――コロナウイルス感染拡大の影響で、お客様の動きはどのように変わりましたか?

外出自粛要請が出てからは、土日にいらっしゃるお客様は少なくなりましたね。
ただ「それなら逆に、平日に来ようか」という方は増えています。
「こんな状況だけど、お店は開いていますか?」というお問合わせがすごく多いです。あとは「この先どうなるかわからないから、今のうちに来たい」とおっしゃるお客様もいらっしゃいます。

――「平日に来店されるお客様が増えた」とは意外でした。

いま、行けるところが少ないじゃないですか。色んな所が閉ざされてしまって、皆様ストレスになっていると思うんですよ。「職場でも家庭でもない、第3の場所という特別な空間に行きたい」と思われる方がたくさんいらっしゃるんですよね。
そんな理由でこの美容室を選んでくださる方々に対して、自分に何ができるか?といえば「人を綺麗にして、元気になってもらうこと」なんじゃないかなと。

――そういったことが背景にあったから、今後も営業を継続していこうと決断されたわけですね?

そうですね。お店は僕1人で営業していて、電車も乗らずに通勤しているのでリスクも最小限で済みます。何よりもお客様が必要としてくださっているのなら「開ける」の一択です。迷いはありませんでした。

――営業するうえで、現在はどんな対策を行っていますか?

毎日テレビ等で情報収集しながら、最低限のことは心掛けています。
ここは路面店ということもあって、扉を観音開きにして頻繁に換気を行っているのと、消毒の徹底、毎朝の体温チェック、あとはマスクは必ず着用していますね。
お客様もマスク着用をご希望の方には、されたままの状態で施術を行ったりもしています。

――情報収集は、テレビが多いのですか?

テレビと、ネットのニュースなどもよく見ます。
それとSNSで身近なサロンの動きはチェックしています。

――お客様も施術中にマスクを着用される方がいらっしゃるんですね。

僕も注意していますが、お客様の方がこちらにすごく気を遣ってくださいますね。
「自分がもし(感染していて)移したら大変だから、マスクをしておくね」と言ってくださる方が多いです。そうやってお互いがお互いを尊重しながら、いい距離感で気遣い合っています。

――そういった関係性を築いているからこそ、お客様は「特別な空間」としてMASAMUNE様を選ばれるのかもしれないですね。

“お客様と美容室”という立場ではありますが、長く通ってくださっている方が多いので、ある意味家族みたいに大切に想い合っているところがあります。下手したらたまに会う友達よりも高い頻度でお会いしているかもしれない。だから僕も気が抜けないです。

――そんな大切なお客様をこれからもお迎えしていくために、これからの取り組みや今のお気持ちなどをお聞かせください。

まずは自分自身の健康ですね。自分が健康じゃないと、人を綺麗にはできないですから。美容って、人を元気にしたりエネルギーを与えたり、色々な可能性を秘めていると思うんです。
「行くのは不安だけど、それでも来たい」と必要性を感じて来てくださる方や、「自分を高めたい」と思ってここに来てくださる方のためにも、色々なストレスに打ち勝っていかないといけないですよね。
「病は気から」とも言いますから、気持ちをしっかり強く持って、また皆様と元気で会える日を願っています。

取材協力店紹介

『MASAMUNE』

【住所】鎌倉市大船2-20-29 花井ビル1F
【アクセス】JR大船駅・笠間口から徒歩5分
【営業時間】9:30〜19:30
※現在は予約状況に応じて時間短縮し営業中
【定休日】毎週火曜日
【サロンHP】https://masamune.style/

≪取材実施日:2020年4月16日(木)≫


通常営業時では後回しにしがちな大切なこと…
“今こんな状況だからこそしておくべきこと”を、Bionlyを使って見直してみませんか?

一ヵ月無料トライアルはこちら

【関連記事】
“営業か?休業か?” 緊急事態宣言で揺れるヘアサロンの今 -CASE1≪茨城県/Origins hair 2nd 守谷店≫