【アンケートで分析】『緊急事態宣言』に『まん延防止等重点措置』…コロナ禍の1年でサロンはどう変化した?

2020年初めから現在まで続き、今また感染拡大の兆しを見せる新型コロナウイルス感染症。
この1年で美容室や理容室、エステサロン、ネイルサロン、アイラッシュサロンといった「直接お客様に触れるサービス」を提供している皆様は、様々な対策を取って難しい状況を乗り切ってきたのではないでしょうか。
とはいえ、他のサロンは実際どのような対策をとっているのか、はたまたサービスに変化があるのか、気になりませんか?

Bionlyで、美容室をはじめとする美容サロンの皆さまへ不定期で行っているアンケートを元に、今回は『コロナ禍の1年におけるサロンワークの変化』について、ご紹介していきます。

コロナ禍で美容サロンは時短営業したのか

『緊急事態宣言』『まん延防止等重点措置』の一環としてクローズアップされることが多い時短営業。
時短営業において感染防止の効果が見込めるのは主に飲食店となりますが、美容サロンでは時短営業を実施していたのでしょうか?

アンケート回答をみると、時短営業をしていないサロンがわずかに多い結果に。ただ、やはり地域差はあるようで実際に時短営業を行ったと回答したサロンは首都圏エリアに集中していました。ここは、本来設定されている営業時間や、リモートワークの実施により、会社帰りに立ち寄るお客様が減少傾向にある等の影響があるかもしれません。

コロナ禍で接客形態に変化はあったか

外出時の接触人数が多いとそれだけ感染リスクが高くなってしまうため、普段の生活から接触人数を極力少なくすることが求められる新型コロナ感染防止対策。美容室などでも、緊急事態宣言下ではマンツーマン施術に切り替えるなど最小限の人数で営業していたという話を聞きました。では、実際には接客形態に何か変化はあったのでしょうか。

今回のアンケートで回答をいただけたサロンは、元々マンツーマン接客を行っているというところが多いようで、コロナ禍による接客形態の変化がみられるサロンは僅かにとどまりました。

店内空間の新型コロナ感染防止対策はどのくらい行っているか

コロナ禍で店舗を営業させるには、感染防止の観点はもちろんお客様の不安を取り除くためにも様々な対策が必要になります。とはいえ、どこまでやればいいのかと悩んだ方も多いのではないでしょうか。

やはり、消毒液の設置は100%のサロンで取り入れ、次いでマスクの着用・店内換気・交換マスクの提供という結果でした。どこのサロンも既に一般的となった対策は当たり前のように取り入れているということがわかります。その他の対策としては「人数を制限した予約管理の徹底」「貸切営業」「湿度管理」「スタッフの抗体検査」といった回答も。
さらには、「対策を行うだけでなく、店頭やSNSを使って伝えることが大事」という声もありました。確かに、来店時に目にすることのできる感染防止対策はごく一部なため、しっかりアピールしてお客様に安心感を持ってもらうのも大切ですね。

コロナ禍きっかけでサービス面の変化はあったか

意外な結果となったのがこちら。サービス面での変化を聞いたところ、半数以上のサロンから「特に何もしていない」という回答が寄せられました。

一方で、集客サイトの活用、SNSを使ったお客様とのコミュニケーション強化といったものを挙げるサロンも。中でも、来店頻度が下がる部分のカバーとして店販商品の品揃えを増やしたというサロンの殆どは、インスタグラムやECサービスを利用した物販の展開をスタートさせたという補足回答も得られました。

今後に向けた、新たな取り組み

最後に、今後に向けて新たに取り組もう・強化しようと検討していることはあるか、自由回答で質問をしたところ、下記のような回答が寄せられました。

  • ストレスを少しでも改善していただけるように、スパなどの癒しメニューの充実
  • スキンケア商品など、お家時間を有意義にできる商品のオススメ
  • 環境への取り組みを重点に置いた強化をしていく
  • ECサイトに力を入れたい
  • 店舗近隣客など新規顧客の開拓

やはり、行動が制限される中での課題を解決するような施策が多いですね。
編集スタッフの周りでも、「サロン滞在時間を少なくするようにしている」「サロンに行く頻度が減った」「移動距離を少なくするため自宅近くのサロンに行き始めた」という声を耳にします。
そんな行動パターンの変化により失客する場合もありますが、逆にそれはニーズを的確にとらえることで新たな顧客開拓や売上獲得に繋がるチャンスにもなるため、今は新たな取り組みをはじめるいい機会なのかもしれません。

まとめ

今回のアンケートで、コロナ禍で実際にサロンを営業するうえでどのような変化があったか、知ることが出来ました。コロナ禍の生活様式もこの一年で浸透し、はじめはサロンを営業するなかでのとまどいや工夫が多々あったかと思います。
まだまだ終息がみえませんが、ぜひ他店の取り組みなども参考にしながらこのコロナ禍を乗り切りましょう。

調査期間:2021/3/17(水)~2021/3/26(金)
回答者数:25人

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