私が欲しいと思うものとフィットしました。
東京都品川区のJR目黒駅・東京メトロ南北線目黒駅から徒歩3分にあるサロン「たなこころ」にお伺いし、お店のことやBionlyの利用状況などについて、インタビューをさせていただきました。
「たなこころ」というサロン名の由来はなんでしょうか。
たなごころ「掌」で”てのひら”という意味なんですけど、てのひらから想いと一緒に心を込めて、ハートをそこに持っていましょうという意味を込めて「たなこころ」としました。
常連のお客様からの言葉や教えていただいた事を思い出して、忙しくなっても初心に帰るという意味で、人に触る責任を持つため、忙しくなっても忘れないように自分への戒めの部分もありますね。
素敵ですね。心を込めようと強く思う事が何かあったのでしょうか。
東京で一番最初に働いたサロンで、新人の時、足のマッサージ中に常連のお客様から「あなたの手はすごく気持ちいいわ」と言っていただいたことがあったんです。 新人でも気持ちを込めたらこんなにも気持ちいいと言っていただけるんだなと、とても嬉しくて。
人を触るっていうお仕事は結構責任があって、お客様にマッサージをして癒そうとしているときに夕飯のことを考えながら触ると意外とバレちゃったり、あんまり気持ちよくなかったりするんですよね。
手のひらから想いを伝えながらケアするっていう重大性をそのサロンで学び、今でも心を込めて行っています。
開業されたきっかけはなんでしょうか。
結婚を機に子供がほしくて離職したのですが、ありがたいことにすぐ生まれて、1歳を過ぎた頃にこれから仕事どうしようかなと思い始めました。
エステの仕事やお客様との接客、技術も夢中になるくらい好きなんですが、エステの業界にもう一度スタッフとして入るのは子育てとの両立で自信がなかったです。組織の中でやっていくのが大丈夫かなと葛藤があってもやもやしていました。
このお仕事をしていると、その人の人生の節目節目に関わっていくことができるんです。
”彼氏ができ、結婚が決まり、結婚してからも来たいです”と言っていたお客様が母親になり、なかなか行けないというのもよく聞いていたので、自分がその立場に直面した時に、お母さんはやっぱり大変なんだなと実感しました。
そして私にできることはないかと考えたときに、私は幼稚園の先生の免許も持っているのでエステという形だったらお母さんが子供を連れてエステに来ることができるし、私一人だったらある程度融通が利くかなと思いました。
そう考えていた時に、たまたま小顔矯正のサロンをやらないかとお声をかけてもらって、それがきっかけで私の中で開業スイッチが入り、自分のやりたいと思うことをやろうと決めました。それから流れに乗っていったんですよね。
ではエステをやろうと思ってからすぐに「total beauty salon たなこころ」を開業されたのでしょうか。
そうですね。早かったですね。
私自身”お母さん”の大変さを知り、お母さんに何かできないかなってもやもやしていた時期から開業するまで半年かかりませんでした。
「おもいやり脱毛」という言葉がありますが、普通の脱毛ではなく「おもいやり」と付いているのはなぜでしょうか。
元々このおもいやり脱毛(ハイパースキン脱毛)は、私と同じくスキンケアを行っている福岡のエステサロンのオーナーが自分の子供が毛深いので安全な脱毛を作ってあげよう、という思いから作られたものなんです。
ですので、本当に親の愛情、「おもいやり」だけで作った脱毛なんです。
一般的な脱毛は毛がなくなるのを優先にしているので肌にダメージ・やけどのリスクがあるんですけど、この脱毛はアプローチの仕方が全然違って38度の温度でやけどの心配がなく、緩やかな感じで毛が無くなっていくんですよ。
あったかいジェルで施術してホットタオルでふき取るので肌の負担もなく、苦痛が全然ないんです。何より美肌効果があってお肌に優しいのでいつか自分が独立するときはスキンケアの延長としてやりたいなと、この脱毛を知ったときに思っていて今、実際に使用しています。
私は周りの人にこの脱毛のことを「思いやりがこもった脱毛」って結構言っていたらしく、知り合いの人が、「おもいやり脱毛」ってすっごく良い言葉だよと言ってくれたので「おもいやり脱毛」として採用しました。
ではBionlyについてお伺いします。POSシステムを探そうと思ったきっかけはありますでしょうか。
最初は紙ベースでカルテ管理をしていたんですけど、ありがたいことにお客様が増えていき子育てと仕事との時間の中で結構バタバタする事が多くなってきたんですよね。
予約の数も埋まっていき、紙ベースのカルテが恐ろしいくらいに溜まっていっていました。
せっかく家に帰っても週末はたくさんのカルテをずっと書いている状況で、子供と遊びたいのに「何してるんだろう」「全然子供と遊べない」と思ったのがきっかけです。
以前にも電子カルテは使ったことがあったので、そろそろ紙は卒業して探した方がいいのかもしれないと思って探し始めました。
Bionlyはどのように知ったのでしょうか。
ネットで探していて知りました。また、Bionlyを含め何社か問い合わせをしていました。
数字の管理、何を買っていただいたかという履歴、お化粧品のステップアップで「今これを何本買っていただいているから、次のタイミングでお肌をぐっと底上げしていきましょう」というようにすぐに確認できるものを探していました。
色々比較検討をしていただき、最終的にBionlyにされた決め手を教えてください。
私が欲しいと思うものとフィットしたからですかね。
カウンセリングメモ(施術内容や使用したもの、会話した内容などが自由に記載できる部分)がないところもあったのですが、Bionlyはカウンセリングメモがあり、お客様の施術内容をしっかりと残すことができて有難いです。
また、分析と顧客管理の中で細かくお客様の事を確認できるなと思いました。
どのような機能を使用していただいていますか。
カルテや予約表は使用しています。
また、売上の確認もします。経営者的な観点で言うと、データを税理士とシェアしてネット上でのやり取りができるので楽です。
何をどういう風に売上が上がっていったかという数字を明確に、口で言わなくてもBionlyのデータを見れば確認していただくことができます。それが今年一番助かったと思います。
去年は全部紙ベースだったので税理士が凄い大変そうでげっそりしていました。
Bionlyにしてよかったこともこの点でしょうか?
そうですね。一番、年末調整の時に税理士が大変そうだったのが申し訳なかったので。(笑)
あとはやっぱりミスが減りました。
大量のカルテを週末に持ち込むことで見込み客を逃していたり、お客様のお化粧品の把握がしっかりできていなかったりしていました。今は300~500人くらいお客様がいるので、そのお客様の情報を来店前に確認できることによって化粧品のステップアップのタイミング、今使っているもの、悩み、脱毛に関してはチケット機能があるので今何回目か、といった顧客情報が把握できるので有難いです。
そして、私自身のミスも減り抜け漏れがなくなりました。
Bionly導入前の不安な点・懸念点はありましたでしょうか。
正直あまりありませんでした。
私が「ここまではやりたい、ネット上で管理したい」と言っていたことがすべて入っていたのと、事前にお電話でした質問に対してとても丁寧に答えてもらったので、導入に関して不安はなかったです。他社とも色々と比べて決めました。
エステは同意書が必要ですが、Bionlyでは同意書を受け取るような機能がありません。その点に関してはいかがでしょうか。(追記:2020年6月に同意書機能を実装いたしました。)
同意書は紙ベースで管理していてネット上では管理してないので問題なかったです。
紙ベースと言ってもカルテをたくさん持っているわけではなくて1枚1枚ファイルの中に保存しているくらいなので、そこは私の中であまり問題ではありませんでした。
今後Bionlyに求めるものがあれば率直に教えてください。
あえて言うなら、うちのスキンケアはご来店されてからのカスタマイズも結構多いので、予め決まっている金額の中でトリートメント内容や施術メニューを全部カスタマイズしていくのですが、それができないのでそういった機能があったら便利ですね。
単純なチケット消化・回数券は脱毛で使っていてすごく助かっているのですが、フェイシャルの部分はカスタマイズで使って消化していってあといくら残っているかというものなんです。
現在はどのように行っているのでしょうか。
今は紙ベースで管理しています。ショップカードのような紙をお客様にお渡しして、今日はいくら使いましたという感じです。コミュニケーションも取れるのでいいのですが、お客様も忘れてしまうので紙ベースじゃなくなると楽になりますね。
今はシンプルに使っているので、使っている中ではこのくらいですね。
ご要望ありがとうございます。最後に、今後のたなこころ様の展望をお聞かせください。
スキンケア専門で今やっているんですけど、脱毛を入れたのも”肌をきれいにする”というベースで入れていて、子供のころから大人になってエイジングまで、トラブルを起こさないずっときれいな状態のお肌を作っていきたいなと思います。だからフェイシャルのお客様がもっと増えたらいいなと思っています。
フェイシャルのお客様が増えるために何かしていること、していこうと思っていることはありますか?
今はもうすでに
元パリコレモデル厳選 美ノ匠 スキンケア脱毛セラピスト
@cosme ビューティースペシャリスト スキンケア脱毛セラピスト
として露出もしているので、これから激しく動くことはたぶんないと思います。
今お客様が結構いらっしゃるので、2年くらいかけてもう少ししっかりお店の軸や私自身のコンセプトを固めた上で脱毛のスタッフが入ってきたらいいかなと思っています。そしたら、私自身フェイシャルに邁進できるので。
今は脱毛とスキンケアの両方を行っていますが、私自身フェイシャルを強みにしているので、そこをもう少し特化させていきたいなと思います。
ありがとうございました。