手書きよりもたくさん情報を残せますね。
人形町、水天宮前、浜町駅より徒歩3分の大人の為のプライベートヘアサロン「moi-meme」。スタッフ様同士の仲の良さが素敵な空間を作るサロンで、お店やBionlyについてお話を伺いました。
まず、お店の名前の由来をお聞かせください。
福澤様：moi-meme（モアメーム）というのが、「私自身」という意味のフランス語で、お客様の「私自身」をより魅力的にという意味でつけました。
また、「より丁寧に」という意味もあり、美容師は拘束時間も長く過酷な労働なので、美容師自体の「私自身」も「より丁寧に」と改善していけたらという想いでつけました。
お客様への想いと、お店の想いの2つが合わさっているんですね。お店では“エイジレスフリー”という提案をされていますが、どのような内容でしょうか。
福澤様：このエリアもそうなんですけど、お客様の年齢層がだいたい30代後半～40代くらいなんですよね。
皆さん仰るのが「若作りをしたくない」ということです。変に若作りしちゃうと変だし、かといって年相応で綺麗でいるっていうのも…。
そういう話をずっと聞いていたので、それこそ「私自身をより丁寧に」というお店の名前もあり提案できるようにメニューを切り替えて、 一人ひとりの「年齢にとらわれない、等身大の私自身の美しさ」を提案するエイジレスフリーを取り入れてみました。
POSレジを探そうと思われたきっかけはなんでしょうか。
中原様：お店を拡張するという話があり、どうしても今までのシステムだと叶わずに諦めていたことがありました。
もちろん変えるのも手間がかかってしまうけど、手間をかけてでも変えていってお店にプラスになることがあればすごくいいかなと思って探していました。
条件とかデザインとかも含めて検討させてもらった上でやはりBionlyさんしかないなと、そういう感じで辿り着いたんです。
ありがとうございます。デザインと仰っていただいたのですが、一番の決め手になったのはなんでしょうか。
中原様：一番の決め手…。大手美容サロン検索サイトとの連動機能と。
福澤様：Square。
中原様：そうそう、Squareですね。Squareに対応していること。これが一番決め手だったかもしれません。
以前は別のPOSレジシステムを使われていたのでしょうか。
中原様：POSレジシステム自体をシステム化していなかったので、一部手書きでやっていました。
これからやっていくのであれば、データを蓄積していけたらそこから分析できるようになるのかなと。
それを手書きの状態でやろうとするとすごく手間がかかってしまう、というのが選定の一つです。
連動機能、データ集計、使用感とか色々あるんですけど、一番の決め手はSquareに対応していることでしたね。
Squareは以前から使われていたのでしょうか。
中原様：そうでもないんです。Bionlyと一緒に始めました。
他社も色々あるんですけど、お店のデザインをすごく大事にしているのでどうしてもSquareを入れたくて、
Squareと直に連動していて使いやすいのがBionlyしかなかったんです。
ありがとうございます。今まで手書きでされていたことをすべてシステム化される上で、不安に思っていたことはありますか？
中原様：すべてが不安でしたが、逆に言うと、一回決めたからにはやりきるしかないと思いました。
システムを変えた不安というよりも、お店のルールなど一気に再考していた時期だったので、Bionlyだけの不安というのは特になかったです。
使ってみて便利になったことや、Bionlyの良さを感じる場面を教えてください。
福澤様：かなりアナログなので電子カルテは初めてだったんですけど、使っていてすごく便利です。
スマホをよく使うので、手書きよりも打って入力した方がたくさん情報を残せますね。
手書きだとテキトーになっちゃって「リタッチ」「揃える分だけ切った」とか書いて終わっちゃうところも正直ありましたが、電子カルテだと会話内容も細かく残せるようになりました。
あとは、場所を取らなくなってお店がすっきりしました。
ホットペッパービューティー（以下HPB）に掲載されていますが、Bionlyを併用していただいている理由はなんでしょうか。
福澤様：HPBは広告代が大きいんです。
お客様は色々と店舗を見比べられるからいいのですが2、3回来てくださっている方が見ると「あ、新しくお店できた」とそっちに行ってしまうことも。
未来を見据えて、HPBはあくまで入り口として、2回目以降は自分のところでやった方がいいのかなと思っています。
あとはブランド化で、うちのお店のことを好きになってくれるお客様を増やしていきたいので、 Bionlyやお店のHPを使ったお客様の予約体制を作っていきたいなという思いから、Bionlyを使わせていただいています。
Bionlyへのご要望があればお聞かせください。
中原様：機能がどんどん追加されていくと思うのですが、僕ら目線よりもお客様目線でUIを見やすくしていただければいいなと思います。
僕らが使うBionly iPadアプリも、見やすいんですが単色だと情報が分かりにくい部分があるので、
例えば指名予約と指名なしの場合アイコンを見れば一目で分かるといったように、見た目の部分を改善してほしいですね。
福澤様：2、3回と先のご予約を取ってくださるお客様がネット予約をするときに、一回ホーム画面に戻ってからでないと2つ目以降の予約ができないんですが、 いつも同じ周期で来てくださる方があとでやろうと思って忘れてしまって、別の予約が入ってしまったことがありました。
いつも来てくださるお客様が予約が取れない状況になってしまうのは申し訳ない気持ちになるので、 そういったお客様が連続で予約が取れるようにしていただけるとすごくいいかなと思います。
中原様：それに加えてなんですけど、複数予約でも単独予約でも、今入っている予約をお客様が簡単に確認出来たらすごくいいなと思います。
福澤様：基本的に皆様HPBじゃなくてこっちの方で予約すればいいんですよねって嬉しそうに言ってくださるのですごく助かっています。
CHEERBE（お客様用予約アプリ）を使ってもらうよりも、お店のHPの中で予約ができるようにしたいのでネット予約を改善していただけるとありがたいです。
中原様：あとは、ご予約のお客様へワンタッチで返信、ご連絡が取れるといいなと思います。
貴重なご意見、ありがとうございます。POSレジシステムを探されている美容業界の方に、Bionlyを勧めようと思いますか。
中原様：業種は違いますが、サロンボードを使っている方と話していたときにBionlyを勧めました。
ありがとうございます。最後に、今後のお店の展望をお教えください。
福澤様：今2店舗経営しているので、人がいっぱい増えて軌道に乗ってきたらもうちょっとお店を大きくしたいなと思っています。
1店舗目もまだ3か月（取材当時）しか経っていないのでどうなるか分からないんですけど、夢ですね。
3店舗目は時間にとらわれずに働けるシステムを作れたらいいかなと思っています。
「男性も女性もずっと笑って働ける」というのをテーマにしたいんです。
女性はどうしても妊娠出産があるし、体力を使う肉体労働でどんどん減ってしまう。
「子どもができたら働けない＝お店に迷惑をかける」というのがあるのと、私も今この小さな器だと「妊娠したので辞めます」と言われたら変な顔しちゃうと思うんです。
私もそうならずに「よかったね」って言えるようにしていかないといけないので、子供がいても委託ではなく正社員で短時間でも働ける環境を作ったり、
仕事だけでいっぱいいっぱいにならないようにしたりして改善していけたらいいなと思っています。
中原様：初めにうちのお店は仲がすごくいい空気と言っていただいたんですけど、一番の理由はうちのオーナーの人間力です。
うちの福澤に惹かれてここにいるっていうスタッフが大半なんですよ。
何があってもついていく、という想いがあると思うんですよ。仮に何もしなくても、象徴としてみんながついてくるくらいの。
福澤様：そんなことないですよ（笑）。
中原様：一番仕事ができて、一番バリバリできる人なんです。惹きつけるものがある、女性のオーナーでそれだけの魅力があってみんなが集まってきたので。
そういうのが出ているのかなと思います。
ありがとうございました。