HAIR SALON.MuKu 様

実は、美容師を始めたときから漠然と「35歳までには必ず独立したい」とずっと思っていました。 そのためには色々な経験を積むのがすごく大事なんですが、美容業界は職人の世界なので、“ここで終わり”みたいなのはないんですね。 前の職場は結構大きな美容サロンだったので、組織の中にいることによって「守られている部分」と「攻められない部分」の非合理性みたいなところを徐々に感じていったんです。 そこで「守られている自分」と「攻めたい自分」が交錯しはじめたくらいで、独立して自分の力で挑戦してみたいなと思ったのが、一番のきっかけですね。

うちはどちらかといえば中～高価格帯のサロンには入ると思っている中で、「質を上げよう」という話はずっとしていて。「HAIR SALON.MuKu」という店名もそうですが、 お客様にずっと寄り添っていけるような安心して通っていただけるサロンを、というコンセプトがあります。なので、すごく安いクーポンで初回1回きりみたいな雰囲気はあまり出したくなかったし、 お客様一人一人に寄り添った施術内容を心掛けている結果かな、と思っています。カウンセリングでも、お客様のご要望をしっかりとお伺いして今後のスタイルを一緒に決めていくというようなことはすごく大事にしていますね。

お客様もある程度我慢していただく場合もあります。でも、今後こうなるよっていうスケジュールをお客様と美容師が明確に意思疎通が取れている状況をちゃんと作らないといけないかな、 という思いがあり、時間がかかってもちゃんと伝えようという話はしています。

基本的に、お客様に喜んでいただけるためのことは全部やろうとしています。カラー剤だったりトリートメントも、シャンプー台に関しても、安いものはあるんですけど、 やっぱり自分たちが座ってみて気持ち良いものじゃないとお客様に提供できひんなと思ったので、初期費用は掛かりましたが妥協せずに揃えました。僕たちのコンセプトでもある「ダメージレスでより良きライフスタイル」というのが根底にあるので、 傷ませずに「なんか良いよね」「なんか髪綺麗だね」という気持ちを発信していけるようなサロン作りはしているつもりです。

あ、サービスなんですけど、大丈夫ですか？

待ち時間にドリンクも出していたりとか、今は誌面ではなくタブレットを提供していてそれで雑誌を読んでいただいたりしていますね。ドリンクに関しては、今後こだわって焙煎したコーヒーを出すとかは構想の中にはあります。 ただ、コロナ禍というご時世で出しにくい雰囲気もあるのでなかなか…。だからちゃんとお客様に確認してからっていうのはさせていただいています。

色んなPOSレジの会社がある中で僕たちも色々探していて、一番は相対性のバランスが良いというところですね。サービスが良くなると、それに増して費用も高くなっていくっていうところもあれば、 費用はめちゃくちゃ抑えるけどなんか物足りへんな、っていうところもあったりする中で、Bionlyさんはバランスがすごく良かったです。

そうですね、あとシステムの内容ですね。分析能力も結構しっかりしているので。僕めっちゃ好きなんですよ、分析。

あと、申し込んでからの営業担当の方の初動がめちゃくちゃ早かったっていうのもすごく良かったです。「なんか安心できるかな」って思いましたね。他社さんは割と遅くて、早かったところもあったんですけど、 でも（営業担当が）「すぐにカウンセリングさせてください。」と言ってくれたのも良かった要因の一つかな、と思いますね。

特にはなかったですね。携帯電話でもパソコンでも何でもそうですが、やっぱり初めて使うものって不安材料は多いと思うんですよ。それで、結局自分たち自身がシステムを理解して使って慣れていくしかないと。 その中で問題点があったらクリアしていくというスタンスだったので、僕たち自身そこまで不安には感じていなかったですね。「ちゃんとお客様の会計ができて、それが履歴に残って、最低限のことができますよね」ということが分かっていたらもう慣れでしかないでしょうっていう感じでしたね。

全てにおいてデータの数字の反映はきっちり出ているので、それはすごくいいなと思いました。数字の入力や会計をする中で、若干レスが悪いのがちょっと気になるかなっていう感じですね。 僕、せっかちなので。ポンって押したら、ポンってくるくらいにレスポンスが改善されたらいいなって思います。iPadとレシートプリンターはBluetoothで接続しているので、どうしてもしょうがないところはあるんですけど。

分析機能は月に1、2回は必ず見ています。何十代の方がこれだけ来て、比率も出て、リピート率が今これくらいで、新規がこれくらいで、ときっちり出ているのが良いですね。

もちろんありますよ。メンズが少なかったらメンズに向けたアプローチをしないといけないなとか、新規が減っているなと思ったらじゃあどういうふうにしていこうか？とか。データが出ているから制作の基盤になりやすいですね。

うちは面倒くさくても在庫をしっかり把握して、きっちり管理したい流れがあったからじゃないでしょうか。在庫管理に関してはサロンさんによって多少考え方が違う部分もあるかもしれません。 というのも、僕がメインでやっているというより、奥さんが特にそういう考えで、メインで在庫をバンバン売っているので。

もちろん不便な部分もありますけど…そこはこちら側の問題で、お店の考え方、在庫金額をどれだけ重要視しているかだけだと思います。どのPOSを導入しても手作業、手打ちをしなければいけないところというのはそんなに変わらないんじゃないかなと。 店販商品を会計したら自動的に出庫になっているし、こういうものだろうなっていう感じですね。

WEB予約サイトで、営業時間と各施術メニューの最終受付時間の兼ね合いで「〇」「×」を決められるようなシステムのディテールがあればもっといいな、と思います。WEB予約サイト上では「〇」の空き表示があるのでお客様は「〇」の部分を予約するんですけど、 そこを「×」にできひんのかな？とか。そのお店によって色が違うんですけど、そのシステムを統一させないといけないとか。Bionlyは全部数字でシステムを把握されていると思うんですけど、その辺がもうちょっと融通がきけばなと思います。

まだまだ微力なんですけど、今後、お店を大きくしたい＝人を育てたいという思いも僕自身あります。スタッフを入れて教育をさせていただきながら、このHAIR SALON.MuKuというサロンのブランディング、ブランド価値をこのエリアで確立していければなと思っています。 この地域で、このサロンありきみたいなところは目指していきたいです。