お客様の来店周期分析と来店率アップを目指すアプローチ方法とは?

お客様の来店周期分析と来店率アップを目指すアプローチ方法とは?

お客様の来店周期を把握できると、お客様に対して適切なアドバイスができたり、売上アップに繋げることができます。売上アップを目指し、年間を通した来店周期分析とお客様へのアプローチ方法を考えてみましょう。

お客様の来店周期に目を向けましょう

来店周期を分析する

売上をつくっていくために必要なのは、まずお客様に来店していただくことですよね。そのために、各美容室ごとにスタッフの皆様は集客サイトやSNSの発信など様々な努力をされていることでしょう。

もちろんそれもとても大切なことではありますが、今回は来店されているお客様に目を向けてみませんか。新規集客にはコストがかかりますが、既存のお客様の来店頻度をコントロールできるようになると費用対効果が高くなります。そしてお客様の来店を固定化させることで、安定した売上を確保することが可能になります。

まず、何度か通っていただいているお客様を中心に、そのお客様がどれくらいの周期で来店されているかを調べてみましょう。
そうすると「来店の周期が2ヶ月のときもあれば5ヵ月に伸びている」など、来店周期がバラバラだったり、おススメしたい来店周期と比較して長すぎるなど、来店周期を調整できるポイントを見つけられるはずです。

来店周期を整えるメリット

ご自身の来店周期を把握していないお客様は、意外と多いものです。
なんとなくは把握していても、予定が入って1週間伸び、天気に影響され2週間伸び…と、来店のタイミングが伸びてしまうこともあるかもしれません。1週間や2種間程度であればさほど気にならないかもしれませんが、これが続いていくといつのまにか忘れられてしまったり、時には「ついでだから」と何か別用事の都合等で違うお店へ来店されてしまう可能性もあります。

例えば単価1万円のお客様で、年間5回来店されていたお客様が4回になってしまったとします。そうすると年間の売上金額は1万円減少することになります。このようなお客様が100人いたとしたら、前年比100万円ダウンとなってしまいます。

もちろん来店周期が短くなるタイミングもあると思いますが、サロン側からアクションを起こすことで来店リズムを元に戻したり来店周期をコントロールできるかもしれません。そうすることでもし売上も調整できるなら、できた方が良いですよね。

では具体的には来店周期をどのように把握し、どんなアプローチをすれば良いのでしょうか?さっそく見ていきましょう。

Bionlyの来店周期分析を使って来店率アップ&来店数を安定させよう!

Bionlyの来店周期分析とは?

Bionlyの「来店周期分析」では、指定月に来店したお客様の再来店状況の分析を行うことができます。

つまり、ある月に来店されたお客様がその後

  • リピートに繋がったのか
  • 前回からどれくらいの期間でリピートされたか
  • リピートされなかったか

を、知ることができます。

そして分析期間を設定し検索すると、以下の情報を表にして一覧化します。
[新規客][再来店客]など、お客様を5項目の軸に分け、それぞれ以下が表示されます。

  1. 指定期間に来店されたお客様の内訳と総数を表示
  2. その後1~6ヵ月以内に来店された場合、それぞれ表示
  3. 7ヵ月以上来店されなかった場合は「失客」として表示

これらはBionlyのPOSシステムで会計と連動しているため自動的に集計されます。ですからいつでも気になる期間の来店状況とその後の来店周期を確認することができます。

さらに、表の中から特定の時期のお客様リストを一覧化したり、各お客様カルテや詳細を確認することができるため、一人一人のお客様のパーソナルな情報を管理することも可能となります。

来店周期を確認したお客様へアプローチできること

Bionlyなら、気になるお客様のカルテを開くとこんなアプローチ方法が選べます。

【Bionlyの機能を使ったアプローチ方法】

  1. 顧客情報にメールアドレスが登録されていれば、ダイレクトメールの送信可能!
  2. 顧客アプリ『CHEERBE』を登録しているお客様へは、プッシュ通知でメッセージ送信可能!
  3. 住所が登録されていれば、ハガキの宛名書き印刷が可能!

このように、アプローチが簡単にできる3つの仕組みがあります。

効果的なアプローチは?

来店リズムが崩れているお客様の来店周期を早めたり整えたりするために、実際にどんなアプローチができるか?を考えてみましょう。

(1)来店を誘導する
来店周期分析表で来店期間が伸びているお客様をリスト化したら、その方々へまとめてメッセージを送ることが可能です。
「前回の来店から〇か月が経過しましたが、その後の髪の状態はいかがでしょうか?」
「季節が変わりつつありますが、このタイミングでぜひイメージチェンジしてみませんか?」
などのメッセージを送ることで、来店意識を高めましょう。

(2)来店されたお客様へのアプローチ
接客時に、前回来店日と今回の来店が正しい周期かをお伝えしましょう。Bionlyの電子カルテには「選択カルテからの経過日数」が表示されているので、前回来店からの経過日数を計算せずともすぐに把握することができます。
ライフスタイルなどと一緒に「今回の周期になった原因」をヒアリングしながら今後のオススメ来店周期も併せてお伝えすると、お客様もしっかりと理解ができ、受け止められやすくなります。
無理強いではなくお客様に寄り添いながら現状の確認とアドバイスを継続することで、お客様の意識を高めることができるはずです。

(3)次回予約をおススメ
理想とする来店周期を伝えたタイミングで、次回予約のご案内も一緒にしてみましょう。予約をしていないと来店周期は崩れがちです。
例えば、「お客様の今回のヘアスタイルの場合、2か月くらいするとこのあたりが扱いにくくなってくると思うので、次回は〇月頃の来店がおススメです。2ヶ月後だと〇月〇日頃になりますが、ご予約取られますか?」
など、次回来店の目安を伝えると良いですね。

Bionlyの分析機能を&顧客管理機能を活用しているサロン様の声

来店周期分析ではっきり教えてくれるからアプローチができます

【HAIR SALON.MuKu/美容室】

何十代の方がこれだけ来て、比率も出て、リピート率が今これくらいで、新規がこれくらいで、ときっちり出ているのが良いですね。メンズが少なかったらメンズに向けたアプローチをしないといけないなとか、新規が減っているなと思ったらじゃあどういうふうにしていこうか?とか。データが出ているから制作の基盤になりやすいですね。

【HAIR SALON.MuKu/美容室】

対象のお客様を抽出してはがきを出しています

【hair make kiki-kobe/美容室】

Bionlyだとお客様の情報をすぐにデータ抽出できてDMを送れるので、めちゃくちゃ楽になって良かったです。 手書きでハガキをお送りしています。内容の部分は手書きですけど、宛名欄はBionlyからデータを出せるので重宝しています。

【hair make kiki-kobe/美容室】

お客様の来店周期分析と来店率アップを目指すアプローチ方法まとめ

Bionlyは電子カルテとPOSシステムを連動して使えるからこそ、あらゆる集計やアプローチまで作業の負荷なくスムーズに進めることができます。既存のお客様には来店ごとにおける単価アップという方法もありますが、来店頻度を高める方が年間としてみたときには単価アップが可能となります。集客費用をかけず、今通っていただいているお客様の満足度アップを売上に繋げていきたいですね。そのためにもまずは、顧客の来店リズムを把握する『来店周期分析』を、ぜひ実施してみてください。


『Bionly』POSレジに関するご相談・お問い合わせ

美容室・美容サロンへのPOSレジシステム新規導入および他社からのお乗り換え等の各種ご相談など、Bionlyへお気軽にお問い合わせください。皆様のサロン運営における課題を伺ったうえで最適なご提案をさせていただきます。

動画で見る『ipad専用POSレジBionly(ビオンリー)

【美容室お役立ちリンク】

厚生労働省/美容業 統計情報
厚生労働省/生活衛生関係施設数(美容所・理容所など)の年次推移
経済産業省/理美容業分析記事一覧
J-Net 21/独立行政法人中小企業基盤整備機構・美容院
一般社団法人/日本美容協会
東京都美容生活衛生同業組合
日本政策金融公庫/美容業創業の手引き