美容室のお客様の来店状況を読み解けば、お店の傾向・結果・これからの対策を導き出すことができます。では、これらを見つけるためには何をポイントにみれば良いか考えてみましょう。
来店者状況を把握する重要性
自店の強み、弱みを見つけるために
美容室の集客や次期計画を立てる際は、これまでの結果を踏まえたうえで戦略を立てる必要がありますよね。
美容室の売上結果を振り返り、一定期間の来店者状況を数字で整理して把握することで、きっと現状の良い点や課題が見えてくるはずです。
しかし、美容室の膨大なお客様の数を集計・分析するのは気が遠くなる作業。
そんな時にオススメなのは、POSシステムを利用することです。
例えば、新規来店者数、リピート率、失客率などを集計することで、どのようなお客様がいつ美容室に来店されたのか?いつ離脱されたのか?を把握すれば、美容室の強みと弱点を見つけることもできます。
POSシステムの集計・分析機能を活用すれば、これらは自動的に計算されるので「なぜそうなったのか?」と考察する時間を有意義に使うことができます。
Bionlyの『リピート分析』は、何ができるの?
Bionlyのリピート分析
Bionlyには、『リピート分析』機能があります。日頃の会計内容が自動的に集計され、来店・会計されたお客様についての情報もリアルタイムで集計されるのです。グラフや表の分析表も同時に作成されているため、集計の手間が一切かかりません。いつでも確認したい期間の来店客状況を分析し認識しやすいデータでみることができます。
リピート分析では、以下の来店状況が確認できます。
・直近1ヶ月の来店状況
現在から直近1ヶ月の来店状況を、自動集計&表にまとめて表示します。
・任意で指定する1年間の来店状況
確認したい1年間の来店状況を自動集計&表にまとめて表示します。また、検索した期間の月次リピート推移をグラフで可視化できます。
加えて、リピート来店者については、男女比・指名率をグラフ化しており、さらに男女比においては、年代別の人数と割合を表示します。
※集計結果:美容室全体とスタッフ別に表示可能
※それぞれ該当する顧客リストの一覧化が可能
リピート分析の詳細
Bionlyのリピート分析で確認できる来店状況は、下記「来店区分」に分けて集計されます。
【来店区分】
- 新規来店 :検索した期間内に初めて来店されたお客様
- 新規再来店:前回の来店が6カ月未満で、2回目に来店のお客様
- 再来店 :前回の来店が6カ月未満で、3回目に来店のお客様
- 固定客 :前回の来店が6カ月未満で、4回以上来店しているお客様
- リターン客:前回の来店から6カ月以上経ち、再来店したお客様
- 失客 :基本設定で失客条件を設定した月数経過したお客様
このように分類・集計し、分析することで
どの時期に
どのようなお客様が
来店されていたか OR 来店されなくなったか
を把握することができます。
直近1ヶ月・1年…などの一定期間でお客様の来店傾向を確認すると、再来きっかけや得意客層などを導き出すことができます。
例えば、同じような時期に離脱が目立つのであれば、そのタイミングの前に来店誘導を促すDMやメッセージを送付するなど、事前に準備を行うことで離脱防止に繋げられるかもしれません。
美容室別、美容室スタッフ別での分析が可能なため、美容室全体としての結果はもちろん、美容室スタッフごとに得意なお客様層や苦手なお客様層を把握することができますし、個々を成長させるポイントを探りやすいのもリピート分析を行うメリットといえます。
リピート分析をすることで、美容室の強みや弱みを掴むことができます。強化すべきポイントを見つけたら施策を実行し、美容室の来店客数アップ、売上アップを目指しましょう!
『Bionly』POSレジに関するご相談・お問い合わせ
美容室・美容サロンへのPOSレジシステム新規導入および他社からのお乗り換え等の各種ご相談など、Bionlyへお気軽にお問い合わせください。皆様のサロン運営における課題を伺ったうえで最適なご提案をさせていただきます。
動画で見る『ipad専用POSレジBionly(ビオンリー)
【美容室お役立ちリンク】
・厚生労働省/美容業 統計情報
・厚生労働省/生活衛生関係施設数(美容所・理容所など)の年次推移
・経済産業省/理美容業分析記事一覧
・J-Net 21/独立行政法人中小企業基盤整備機構・美容院
・一般社団法人/日本美容協会
・東京都美容生活衛生同業組合
・日本政策金融公庫/美容業創業の手引き