コラム

【個人サロン経営者必見!】経営に役立つ顧客管理をして“重要顧客”を見分けよう
2022.8.11
個人サロンを経営している皆様は、顧客管理をしたうえで顧客属性分析を行い「重要顧客」を把握していますか? 実は「顧客管理はしているけど分析はできていない...」という個人サロン経営者が多いのが事実。せっかく顧客管理を行っているのにもったいない!サロンに来店される顧客属性を分類し分析すれば、顧客傾向が把握でき売上アップのための施策に活用することができるのです。 そこで、今回は個人サロン経営に役立つ顧客管理方法と重要顧客の見分け方を徹底解説します! 個人サロンが顧客管理ですべきこと 個人サロンでも顧客管理をしたうえで「顧客分類」をしよう 個人サロンの場合、業務都合などで顧客管理はしていても「顧客分類」までは行っていない場合があるかと思います。しかし「顧客分類」まで行うことができれば、個人サロンでの様々な施策に役立てることができます。 「顧客分類」とは、顧客管理情報を様々な属性で分類することです。例えば... 基礎分類:性別、年齢、住所、年収、職業、趣味、嗜好品、興味・関心事、家族構成 など行動分類:購買方法、予約方法、利用頻度、自宅ケア方法、キャンペーンへの反応 など というような属性で顧客情報を分類します。 顧客管理の一環として、個人サロンで顧客分類項目を予め設定しておき、お客様との会話の中でヒアリングしたことをカルテに記録。サロンの顧客情報として蓄積させていきます。そして、蓄積した顧客管理データを元に分析を行うことで各分類の傾向などを把握でき、あなたの個人サロンの強み・弱みなどをデータとして見ることができるのです。「個人サロンだしお客様の情報・傾向は全部頭の中に入っている!」という場合でも、実際に顧客管理情報をデータとして出してみるとまた新たな発見があるかもしれません。 ▼顧客管理についてはこちらの記事も読まれています⇒売上アップに役立つ!顧客管理における顧客属性の活用方法を見直そう なぜ個人サロンでも顧客管理だけでなく「顧客分類」が必要なのか 個人サロンでの「顧客分類」の必要性。それは、顧客管理でサロンに来店されたお客様情報を管理するだけでなく、さらに属性を分類することで、課題発見と分析がしやすくなることが大きな理由です。サロンからお客様へ何かアプローチしたい時、全てのお客様に満遍なくアクションを起こしても、反応率が良くないことは多々ありますよね。お客様によっては「
少しの工夫で集客率アップ!美容室のWEB予約数を増やすヒント
2022.7.21
美容室予約をする場合、現在はWEBからの予約が半数以上です。その中でも美容室の集客ポータルサイトを利用した予約は多く、数多く掲載されている美容室の中から集客するためには、より魅力的で選びたくなるメニューが掲載されていることがマストです。ただ、より魅力的に見せようとするために大袈裟な表現等でお客様に誤解を与えてしまうようなことがないように注意しなければなりません。今回は美容室の集客率アップを実現するために知っておきたいメニュー名の考え方や作成時の注意点などをピックアップしつつ、WEB予約の集客率をアップさせるためにできるちょっとしたテクニックも一緒にご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。 美容室の集客率をアップさせるメニュー名を作成する際に注意すべき規制と法律 メニュー名によるお客様とのトラブルを防止 まずはじめに、日本ではあらゆる事業に対して消費者を守るための規制や法律があり、それは美容や健康サービスを提供する事業に対してももちろん適用されます。美容室を経営するうえでこのような規制や法律は非常に重要です。ここでいま一度特に注意すべき2つの法律をおさらいしておきましょう。 (1)不当景品類及び不当表示防止法(通称:景品表示法・景表法)景品表示法は、商品やサービスの品質、内容、価格等を偽って表示を行うことを厳しく規制し、不当な表示による顧客誘引を禁止する法律です。消費者がより良い商品やサービスを自主的かつ合理的に選べる環境を守るものです。 (2)医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(通称:薬機法)薬機法は、基本的には医薬品・医薬部外品・化粧品・医療機器の品質・有効性および安全性を確保することを目的とした法律で、保健衛生の向上を図ることを目的としています。特に美容室で販売するヘアケア、エステなどの美容サロンで販売する化粧品類、美容機器などについては注意が必要です。販売会社の誇大広告で効果・効能を消費者が誤認し使用してしまった場合、人体に影響がでる可能性があります。 そういった事を事前に防ぎ、消費者の安全を守るため薬機法というルールが存在しています。 また『医薬品等適正広告基準』では国家資格保持者となる美容師や理容師が推薦することにより効能効果や安全性の保証と捉えられるため、広告において特定の製品を「おすすめです!」などとコメントし推薦す
Bionlyユーザーのリアルな声導入事例まとめ
2022.7.18
POSレジシステムの導入や乗り換えを検討されている美容サロンの皆さま。美容室・エステサロンなどによって重要視される機能や使い勝手は違いますよね。しかし、実際使ってみないと分からない点もあることでしょう。いくつもあるシステムから自分にあったシステムを選ぶのは、大変な作業です。そこで、今回は、POSレジシステムを導入または乗り換えをご検討の方の参考になるように、美容室・サロン専用のiPad顧客管理POSレジシステム Bionly(ビオンリー)について、Bionlyユーザー様にインタビューした内容をもとに、機能ごとの使い心地や感想をまとめてご紹介します。ユーザー様の言葉なので、より具体的な使い方や問題を解決した実績が見えてくるかもしれませんよ。 1.サロン独自の予約サイトをリピーター様専用に インタビューゲスト:Black Tree 様(美容室) Q.「BionlyのWEB予約サイトを開設したら、すぐに10件以上の予約が入った」というお話をうかがいましたが、BionlyのWEB予約サイトを開設後にご状況はいい方向へ変わりましたか? A.すごく良いです。皆さんだいたい集客ポータルサイトを利用すると思うんですけど、この辺りの美容室はお客様にとって「予約が取れない」という問題があると思うんですよ。今東京以外の美容室ではコロナによって地域のお客様が増えているので予約が取れにくくなっているんです。人手不足で人もいない、でもお客様が増えてしまう。そうすると、予約サイトが一つだと“早いもの勝ち”になってしまうんですよね。なので集客ポータルサイトはほぼ新規のお客様しか来ないから「新規の方向け」にして、BionlyのWEB予約サイトは「リピーターの方向け」というふうにハッキリ使い分けています。予約の取れやすさも工夫していますね。集客ポータルサイトの方は予約枠を制限したうえでBionlyのWEB予約サイトの方を全開であけるようにして、リピーターの方が予約を取りやすく機会損失を出さないで済むように調整しています。WEB予約サイトが2つあればそういう使い方ができるので、すごく良いなと思います。Bionlyは集客ポータルサイトと連携もしてますしね。 >>インタビュー詳細は、こちらから>>同じ課題の美容サロンを見る 2.大型美容室は業務効率化、一人サロンは接客に集中できる インタビューゲスト:fur
【美容室必見】リピート来店に繋げるメール配信のコツとは?
2022.7.7
美容室で利益率を上げるには、新規率よりもリピート率を上げることが理想的だと言われていますが、リピート来店へと繋げるためにはどんなことができるでしょうか。お客様のリピート来店を促すアピールポイントとしてはサービス内容、施術時間、メニュー設定、カウンセリング内容…など色々な要素が考えられますが、今回は美容室からお客様への「メール配信」に注目。美容室が発信するメールの種類でいうとDMやメルマガといった方法がありますが、それらをより効果的に配信するための、メール内容や配信頻度など具体的に細かくご紹介していきます。 美容室が顧客へメ―ルを送るために必要な準備 まずはメールアドレスの取得から メールを配信するためには、送信先のメールアドレスを取得する必要があります。美容室に来店されたお客様には来店時のアンケートやカルテ作成のタイミングでメールアドレスを登録してもらいましょう。 ここ数年、美容室予約はWEB予約サイトからの予約率が増えています。WEB予約の際、メールアドレスを入力したうえで予約が取れる仕組みになっていれば自動的にお客様のメールアドレスを取得することができます。また、美容室・美容サロンの集客サイトから予約されるお客様もいますが、その場合は集客サイトを経由したメッセージ配信も視野に入れると良いかもしれません。 お客様のメールアドレスに直接送信するのがベストメール配信方法としてベストなのは、美容室からお客様のメールアドレスへ直接メールを送信する方法です。そのため、集客サイトからの予約で来店されたお客様には、次回予約からはメールアドレスを登録いただいたうえで自社サイトのWEB予約を使ってもらうようにご案内したり、お会計時に次の予約をしてもらうよう促す等の工夫が必要となります。 開封率が上がるメールの作り方 開封のカギを握るメールタイトル(=件名) 美容室からお客様にメールをいくら送っても、開封されなければ意味がありません。お客様がメールを開封するかどうかは、メールのタイトル(=件名)が何よりも大事。そんな開封されやすいメールタイトルのポイントはこちらです。 【ポイント(1)】興味を引くキーワードを入れるメールタイトルを見て興味を持ってもらえれば、続きが気になりメールの本文へ進んでもらえます。 例「期間限定!このメールを見た方だけの特別なお知らせ」「インスタでバズり中!今年
【美容室に不可欠なネット予約】美容室の集客と業務負担に差を生む3つの導入パターンとは?
2022.7.4
近年美容室の予約で一番多く利用されているインターネット予約。お客様の利便性と、美容室側の予約業務に関する負担を減らせるというメリットがあり、多くの美容室でネット予約は導入されています。それと同時に、美容室のあらゆる業務のシステム化も進んでいますが『ネット予約システム』『予約管理システム』『顧客管理システム』をはじめとした『美容室の様々な業務のシステム化』は、何を優先して導入すれば良いのか迷うこともあるのではないでしょうか?実際、提供されているサービスも数多くあり、運用方法や各システムの導入方法などによっては利用すると逆に煩雑になってしまう心配もあるかと思います。 今回は、システム導入する際に美容室で【ネット予約を利用した集客】と【美容室の管理業務】のどのポイントに気を付けるべきか、あなたの美容室に合う判断ができるよう、システム運用方法のパターンを具体的なメリットとデメリットを踏まえ紹介します。 現代のスタンダード:美容室の予約方法 1.調査結果から読み解く美容室の予約方法 まずはじめに、美容関連のサロンを予約する方法について調査した結果によると、15~69歳女性の予約方法のランキングは、以下の通りです。(割合は多少変わりますが男性も順位は同様) 1位:ネット予約(51.6%)2位:電話予約(30.6%)3位:飛び込み来店(16.7%)4位:来店時に次回予約(8.7%) この中で一番多いネット予約の内訳としては、以下の通りです。 1位:スマホで、サロン検索・予約サイト利用・アプリ利用(28.4%)2位:PCで、サロン検索・予約サイト利用(10.4%)3位:PCで、サロンのHPから(3.9%)3位:LINE公式から(3.9%)5位:スマホで、サロンのHPから(3.3%) ▼調査内容は、下記より引用美容センサス2021年上期資料編(詳細版)<美容室編>「15~69歳男女の美容サロン利用実態」(株)リクルート ホットペッパービューティーアカデミー調べ この結果から見えてくるように、美容室の予約方法としてネット予約は一番使われやすい方法となっており、スマホの利便性がアップしていることにより、スマホサイトやアプリからの予約が増えています。また、美容室集客サイトを利用される方の割合も多いと言えます。さらに、このランキングは各項目について年々その差が顕著になりつつあるのです。 2.
【今日の逸品】ナプラ『MIEUFA(ミーファ) フレグランス UV スプレー オスマンサス』
2022.6.13
強い紫外線でダメージを受けるのは、顔や身体だけではありません。髪や頭皮も同じようにダメージを受けています。そのため髪にも肌にも使えるUVケアスプレーは、今や外出時の必須アイテムとなりました。 今回は、2014年の発売時からずっと大人気のフレグランスUVケアスプレー『MIEUFA(ミーファ)』から2022年2月に誕生した新作『MIEUFA(ミーファ) フレグランス UV スプレー オスマンサス』を詳しくご紹介していきます。お客様の認知度が高いため、店販での購入率が高くリピーターも多い『MIEUFA(ミーファ)』の新しい香りは要チェックです! 香りとケアにこだわったUVケアスプレー『MIEUFA(ミーファ)』 『MIEUFA(ミーファ)』は以前の記事でもご紹介した通り、1つで「守る」「香る」「潤う」の3役をこなす高機能なUVケアスプレー。気になる日々の紫外線から髪&肌を守るだけでなく、フレグランスとしても楽しめ、さらにこだわりの保湿成分を配合してうるおいを与えるマルチなアイテムです。 MIEUFA(ミーファ) UVケアスプレーの特徴 香りながら髪・肌を守る大人気のUVケアスプレー『MIEUFA(ミーファ)』の特徴をおさらいしていきましょう。 SPF50+ / PA++++で、紫外線から髪と肌を守る 髪&肌&顔など全身に使用できる 紫外線ケアでヘアカラーの褪色を防止する こだわりの保湿成分配合できしみ感やごわつき感のない、なめらかなつけ心地 無香料+上品且つ爽やかな5種類の香りから選べる楽しさ 軽いつけ心地 スプレータイプで手を汚さない シンプルなパッケージデザイン&持ち運びしやすい大きさ 新フレグランス<オスマンサス>の特徴 新しくラインナップに加わった<オスマンサス>は、「キンモクセイ」の香りとして日本人にとっても馴染み深く甘く優しい香りが特徴です。さらに近年トレンドの香りでもあることから「好む方が多いのでは」ということで採用。芳香剤のような香りではなく、摘みたての花のようなフレッシュで自然な香りで、奥行きのある温かな香りを表現することにこだわりました。取扱いサロンからも「リアルなキンモクセイの香りに近い!」との声が多数!特に若い世代からの人気が高いそう。『MIEUFA(ミーファ)』全シリーズに配合している6種のオーガニックハーブエキス(保湿成分)に加え、西洋ナシ果汁
【2022年最新版】美容室で活用できる補助金まとめ
2022.6.9
業務効率&売上アップを目指しシステム導入を検討されている美容室の皆さまの中でも、費用面の心配をしている方は多いのではないでしょうか。実は、補助金を活用することでお得にシステム導入できるのはご存知ですか?いくつかの補助金事業に公式認可されたシステムツールの美容室向けiPad顧客管理POSレジシステム『Bionly(ビオンリー)』の場合、最大1/4の費用で導入することができます。そこで、美容室が補助対象となる2022年度版の補助金情報をまとめましたので、皆さまの美容室が対象かどうか対象条件等を是非確認してみてくださいね。 美容室のIT化を助ける補助金『IT導入補助金2022』 『IT導入補助金』の事業概要 IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者の皆さまがITツール導入時に活用いただける補助金です。置かれた環境から強み・弱みを認識、分析し、把握した経営課題や需要に合ったITツールを導入することで、業務効率化・売上アップといった経営力の向上・強化を図ることを目的としています。美容室・サロン専用のiPad顧客管理POSレジシステム『Bionly(ビオンリー)』は、株式会社アライズとして、IT導入支援事業者に認定されています。 【IT導入補助金2022】では、以下3つの枠が用意されています。 IT導入補助金2022の通常枠の詳細 IT導入補助金2022の通常枠とは?IT導入補助金では、美容室等の皆さまが自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助することで、業務効率化・売上アップをサポートするものです。 補助対象<補助対象経費>(1)ソフトウェア購入費・クラウド利用料(最大1年分補助)(2)導入関連費 等 <補助率>1/2以内例)60万円のITツールを導入することになった場合、そのうち30万円が交付決定後に返ってくることになります。 <上限額・下限額>A類型:30万円~150万円未満B類型:150万円~450万円以下 募集・申請期間等<交付申請・事業実績報告> 【5次締切分】締切日:9月5日交付決定日:10月6日事業実施期間:交付決定~2023年3月31日事業実績報告期限:2023年3月31日 【6次締切分】締切日:10月3日交付決定日:11月4日事業実施期間:交付決定~2023年6月30日事業実績報告期限:2023年6月30日 (2022年8月17日現在)
美容室でのキャッシュレス決済導入はマスト!導入メリット&デメリットと基本知識をおさらい
2022.6.6
美容室に欠かせないレジシステム 美容室を運営する際に必ずと言っていいほど必要なもの、それは『レジシステム』です。 手打ちでアナログ会計をしていると、打ち間違いや計算ミスをしてしまう可能性が大いにあります。しかしレジシステムを導入していれば、メニューや店販商品の情報を登録すれば金額を間違える心配はなく、お金のやり取りに関しても「いくら受け取り」「いくらお釣りを渡したか」登録でき、その情報が自動で蓄積されていきます。美容室の売上を確認したり実際の売上金額と差異が無いかどうか確認するために、さらに売上金額が間違っていると、決算や確定申告時にも影響するだけでなく、適切な経営が成り立たなくなります。 これらのことから、美容室にレジシステムは必要なものなのです。そして、レジシステムに顧客管理や予約管理をはじめとする美容室運営に必要なあらゆる機能を搭載したものが『POSレジシステム』です。最近ではレジ単体で導入する美容室よりも、情報の一元管理を目的としてPOSレジシステムを選択される美容室が増えています。 ▼POSレジシステムに関しては、こちらで詳しく解説しています⇒iPadで使えるPOSレジシステムのメリット&オススメの業種とは? 美容室のレジにキャッシュレス決済は導入すべき? 美容室でのレジシステム導入を検討する際、同時に考えなくてはならないのがキャッシュレス決済の導入です。世界の主要国と比較すると、日本のキャッシュレス決済普及率は低いと言われていますが、2019年の消費税増税やコロナ禍における非接触決済促進の動きから、国内のキャッシュレス決済利用の伸び率は高くなっています。経済産業省からは、『生活者の 47.7%は、「2020 年3月の緊急事態宣言以降、支払いや買い物に占めるキャッシュレス決済の比率は増えた」と回答し、全体の半数近くでキャッシュレス決済が増えている』とする調査結果も公表されています。 ▼詳しくは、こちらの資料をご参照ください⇒キャッシュレス決済の中小店舗への更なる普及促進に向けた環境整備検討会より/経済産業省 それでも、「レジへのキャッシュレス決済導入の手間や手数料を考えると…。」「でもお客様にはキャッシュレス決済使えますか?と聞かれる…。」「キャッシュレス決済も色々増えすぎてよく分からない。」と、悩まれている美容室必見!キャッシュレス決済を美容室に導入する
【美容室の顧客管理の重要性】顧客管理のシステム導入で売上&リピート率と業務効率もアップ!
2022.5.30
美容室における顧客管理とは? 1.美容室で顧客管理をすべき理由 多くの顧客を抱える美容室では、顧客管理を適切に行う必要があります。では、“顧客管理をすべき理由”とは何でしょうか。それは、大きく分けて2つの理由が挙げられます。 顧客管理をすべき理由①:大切なお客様の個人情報を守るため ほとんどの美容室では、予約・来店時に最低限の顧客情報を得ており必ず個人情報も含まれていることでしょう。美容室の予約やサービス提供のために収集した大切なお客様の個人情報を、漏洩・紛失するようなことがあってはならないもの。しかし、美容室で顧客情報の管理が適切に行われていないとリスクが高まるだけでなく、実際に漏洩・紛失したことに気が付けないといった事態になり被害を拡大させる恐れがあります。収集した顧客情報の適切な管理は美容室にとってお客様を守るのはもちろん、美容室を守るためにも必要最低限の使命なのです。 顧客管理をすべき理由②:顧客満足度向上のため 美容室が持つ顧客情報として、先に挙げた個人情報以外にも、・髪のお悩み・理想のイメージ・アレルギー情報・趣味・ライフスタイル・嗜好品といった、プライベートな情報を得ることもあるでしょう。 技術力やセンスに頼った美容師側の一方的な施術ではお客様の満足度は上がりません。このような情報からお客様の好みや髪の状態・特性を把握し、お客様の希望やライフスタイルに合わせた髪型を提案&施術することではじめて満足度が高い施術を提供できます。そのためにも、美容室では一歩踏み込んだお客様の情報を得て管理していく必要があります。 ▼顧客の持つ悩みの解決方法に関してはこちらでも詳しく解説しています⇒顧客の悩みに真剣に向き合う!美容師からの適切なアドバイスとは? 2.美容室特有の顧客管理 美容室での顧客管理は『お客様との信頼関係を守り、満足度をアップさせるために必要なもの』と先にまとめましたが、実はそれ以外にも美容室だからこそ重要となる顧客情報があります。 それは『施術情報・施術履歴情報』です。 美容室での施術記録を毎回記録・活用することで、お客様と美容室との強い繋がりを築き、「ここの美容室なら自分のことを分かってくれている。」「毎回説明しなくても、思う通りに素敵に仕上げてくれる。」という、満足感・信頼感・安心感を与えリピートに繋がります。さらに、満足度が高いと口コミにも期待で
【美容室の業務効率化】WEB予約サイトと予約管理システムの連携メリットを徹底解説
2022.5.23
予約管理は美容室経営の最重要ポイント! 美容室を経営するうえで重要なことはいくつかありますが、その中で「予約管理」は非常に重要な要素です。予約管理が適切に行えていない場合、ミスやトラブルが起きて余計な業務が増えてしまったり接客に集中できない事態を招いてしまうこともあるかもしれません。そこで、予約管理をシステム化し適切な管理を行うことでスムーズなサロンワークが実現し、売上アップへと繋がっていくのです。今回は美容室の予約システム化とそのメリットを詳しく解説していきます。 1.美容室の予約管理の重要性 美容室の規模を問わず、多くの美容室では「予約制度」を取り入れているのではないでしょうか。予約制度を導入することは、お客様をお待たせすることなくスムーズにご案内できるのはもちろん、店舗としては計画的な来店を誘導することで効率的な業務スケジュールを立てられます。予約制度は、お客様にとってもスタッフにとっても、時間を有効に使うことができる最適な方法とも言えます。 そして、今や美容室の予約は電話だけでなく、WEB予約やポータルサイト・SNSを経由した予約など、窓口が複数になっています。ここで重要になってくるのが美容室での予約管理方法です。予約制度を導入していても、美容室側で予約管理にミスがありダブルブッキングなどが起こると、お客様に不快な気持ちを与えてしまうだけでなく、スケジュールの調整などが必要になり業務負担が増えてしまうこともあります。集客経路が広がっている中、予約管理を適切に行うことは美容室経営にとって、必須業務なのです。 2.美容室の予約管理システムとは? 美容室で導入すべき予約管理システムとは、第一にWEB予約サイトと連携していることです。これにより、24時間予約受付が可能となります。第二に様々な媒体から寄せられる予約情報をリアルタイムでまとめて、登録・管理するシステムであることです。電話やメール、SNSなどの問い合わせも含めて全ての予約情報を1つのシステムで一元管理できることで、美容室の予約管理は各段に効率が上がり、予約の受け入れ数を増やしながら管理をラクにすることが可能となります。 かつては美容室に予約管理システムを導入するには莫大な費用が必要でしたが、現在ではサービスの普及により費用を抑えて簡単に導入できる予約管理システムが増えています。 3.美容室の予約管理システ
アンケートのデジタル化で美容室の業務効率と接客力をUPさせる方法
2022.5.19
美容室に来店されるお客様の要望や傾向を具体的に知りたい時には、カルテ作成時にアンケートも取るのがオススメです。接客中のヒアリングで細かな情報を収集することもできますが、その内容を覚えておき後からカルテに入力するのは、意外と難しいものです。そんな時に便利なのがアンケートです。 また、アンケート結果から美容室の改善点が見えてきたり、売上アップへの糸口が見つかることも少なくありません。アンケート結果をまとめるのは時間がかかりますが、アンケートをデジタル化することで、集計データ活用などの効率アップも図れます。 今回は、美容室でのアンケート利用方法や、アンケートをデジタル化するメリット、売上アップに繋げるためのアンケート活用方法をご紹介していきます。 美容室で実施できるアンケートの活用方法 美容室経営に役立つアンケートの使い方 まず、美容室で実施できるアンケートは2種類あります。 (1)施術前アンケート(2)施術後アンケート それぞれのアンケートは、目的や活用方法が異なります。各アンケートの内容や利用シーン、活用方法などを深掘りしてみましょう。 (1)施術前アンケート 施術前アンケートの目的は、主にお客様の基本情報と施術に必要な情報をヒアリングするものです。基本的には、美容室に新規でご来店されたお客様が対象となります。 ●お客様の個人情報:氏名、電話番号、住所、メールアドレス、誕生日など来店後のアフターフォローやアプローチする手段として活用できる重要な顧客情報です。 ●当日の施術について:施術の要望、アレルギー、自宅でのお手入れ方法、好きなイメージ、過去の施術トラブルなどこれらの情報をあらかじめアンケート形式で回答してもらうことにより、その後の施術をスムーズに進めることができます。施術前に情報を得られることでトラブルを防いだり、お客様の希望やお悩みに寄り添ったスタイル、サービスを提供しやすくなります。 施術前アンケートで得るお客様自身の情報は、美容室経営においても2つの面で役立ちます。 お客様自身の情報を得るメリット お客様の個人情報で、氏名、住所、メールアドレスを得ることができれば、来店を誘導するアプローチを仕掛けることができます。今ではSNSが浸透しつつありますが、例えば誕生日のような特別な日には、ハガキで届くメッセージや、ダイレクトでメールアドレスに届くメッセージの方が
美容室の電子カルテ活用法&メリット徹底解説!画像保存や検索・電子同意書まで充実の機能
2022.5.16
電子カルテとは? 電子カルテとは、従来から使われていた紙のカルテを電子的なシステムに置き換えたものです。PCやタブレット、スマホなどの電子機器に電子カルテのソフトやアプリをインストールすることで、カルテを電子情報として記録・保存します。顧客情報を管理するにあたり、特定のカルテ情報の編集・閲覧だけでなく、登録されている複数カルテの一括編集や管理をすることもでき、顧客情報に関わる業務効率化が実現します。 美容室で電子カルテが必要な理由 電子カルテは医療業界から利用が広がってきたものですが、美容室での利用も拡大しています。「顧客情報の記録・管理は紙カルテで十分。」と思われる方もいるかもしれませんが、顧客情報の管理を効率化するだけでない≪美容室へ電子カルテを導入すべき理由≫がいくつかあります。 1.美容室の顧客情報を記録して、顧客満足度アップ! 美容室で使う手書き紙カルテでは、記入に時間が掛かったり最低限の記載になりがちで情報を上手く残すという面で課題がある美容室は多いのではないでしょうか。その点、電子カルテを利用すれば、短い時間で多くの情報を記録することが可能になります。カルテには、お客様自身の情報や施術履歴など様々な情報を記録していきますが、カルテに記録されているお客様の情報量が多ければ多いほどお客様の好みや嗜好を把握でき、よりお客様の好みに合わせた提案や施術がしやすくなりますよね。次回来店時、それらの情報を元に施術を行い、多くを語らずともお客様の好きなスタイルができあがれば、その仕上がりに満足するだけでなく「担当さんとの相性が良い」と感じ総合的な顧客満足度がアップするため、さらなるリピートへと繋がっていくのです。 2.美容室の顧客情報を徹底管理してトラブル防止! 美容室のカルテには、個人を特定する情報の他、毎回の施術内容やアレルギー等の情報、プライベートな話題まで、多くの個人情報が記録されています。カルテの紛失は絶対にあってはなりませんが、紙カルテのように1枚ぺらっと持ち運べてしまうものだと、気軽にカルテを受付や他のお客様の目に付く場所に置いてしまうことや、ふとした瞬間に備品の隙間に入ってしまい紛失してしまうことがあるかもしれません。そういったところから個人情報が漏洩するだけでなく、その内容によってはお客様トラブルに発展してしまうケースもあり得ます。 一方、電子カルテ