コラム

2019.11.15
サロンを経営するにあたり、集客や売上は常に気にされ、仕組みをつくられたり、改善を図られるサロン様も多いと思いますが、在庫管理はどれくらい重要視されていますか? 使われなくても消耗したり無くなったりはしないので、「在庫を切らさないようにだけはしておこう」という感覚で、サロンの在庫というものを考えていませんか? 今回は、後回しにされがちなサロンの「在庫管理」に注目していきます。 在庫管理とは 当日の売上、今月の売上、また会社の現金はいくらあるかということは把握されていると思いますが、サロンの在庫はどれだけあるか、年間や月初から月末にかけてどれくらい動いているか把握していますか? 在庫は、商材に形を変えたサロンの資産です。仕入れたものを店販として販売できればサロンに利益が出ます。「在庫」イコール「お金」とも言えますね。 扱う商材が多くなればなるほど在庫の管理は大変ですが、お客様の施術に使用する在庫も正確に管理できていないと、必要なとき、お客様の施術ができないという事態を招いてしまいます。そういった面からも、サロンの在庫の動きを常に把握するという在庫管理は必要です。 サロンの在庫の動きが小さければ把握もしやすいですが、在庫数の変動は大きい方が良いです。在庫数が動かないということは、お金として使えない資産を抱えているだけということになります。 また、それだけ施術や店販で使われていないということであり、お客様にサロンサービスが提供されていないということでもあります。サロンの在庫数の変動が大きいということは、それだけ多くの商材を使用したり店販により、お客様に多くのサロンサービスを提供できているということになります。いわば、在庫の出入りはサロンの健康状態を表すとも言えます。代謝の良いサロンでありたいですね。 サロンでの在庫管理のメリット 「無くなっては困るから」と余計な在庫を抱えていては、意味がありません。毎月の仕入れ数と販売・使用数が近ければ、過剰在庫を抱えることもなく、常に新しいものを使用することができます。食品等と比べれば消費期限は長いかもしれませんが、商品は経年劣化していきます。いつでも新鮮な状態のものを使用してお客様にご満足いただきたいものです。 利益は、売り上げたメニューや金額だけでは計算することができません。原価や在庫を踏まえた計算が必要となります。 売上原価を計算す
2021.4.27
理美容室やネイルサロン、アイラッシュサロン、エステサロンなどの美容サロンで、お客様が気に入ったお店をリピートするにあたり、来店ポイントや利用金額に応じたポイントなどがあると喜ばれることから、お店独自でポイントカードをつくっていらっしゃるサロンも多いのではないでしょうか?ポータルサイトなどでも、媒体を利用することによりポイント付与やそのポイントを利用した割引サービス等でお客様に再利用を促す戦略は多くみられます。 そんな「ポイントサービス」が一般的なことから、これまでBionlyをご利用いただくサロン様から、こんなお声を多くいただいていました。「システム内でお店独自のポイントはできないか?」「POSレジとポイントシステムを連携してほしい。」 そしてこの度、Bionlyではサロン様待望の新機能『サロンポイント』を追加いたしました!今回は、その詳細をご紹介します。ぜひ、今後のサロンワークにお役立てください。 Bionlyのサロンポイント機能 美容室・サロン専用iPad顧客管理POSレジシステムの『Bionly』では多くのサロン様からのご要望を受け、『サロンポイント機能』を追加・リリースいたしました。基本プランに含まれる機能となりますので追加料金は発生せず、これまで通りのプラン料金のままご利用いただけます。 Bionlyのサロンポイント機能紹介 ~サロンポイント機能で出来ること~ ※Bionlyでは、従来より、お客様がポータルサイトなどから予約された場合、その外部ポイント(ポータルサイトのポイントなど)を会計時に差し引きして会計する『外部ポイント』の設置があります。お店独自の『サロンポイント』と『外部ポイント』の併用は不可となりますので、優先するポイントを選択してご利用ください。 Bionlyでサロンポイントを活用するメリット 1、予約媒体を経由しない予約へ誘導 お店独自のサロンポイントをつくることで、既存客の予約を予約ポータルサイト経由から直接予約に誘導しやすくなります。新規客獲得で効果が期待できる各予約媒体やポータルサイトなどですが、既存顧客の予約導線もそこから受けるようにしてしまうと、お客様にとって誘惑となるものが多く離脱の可能性が高まります。そこで、サロン独自の予約サイトから直接予約した場合もポイント還元をすることができれば、他サロンへの流出を阻止する1つの防波堤にで
売上アップに役立つ!顧客属性の活用方法を見直そう
2021.9.23
サロンに来店されるお客様の傾向を把握していますか?来店されるお客様の傾向を把握することで、優良サロン顧客となり得るお客様を導きだすことができたり、サロン顧客情報の特性をうまく活用することでさらなる売上アップを目指すことが可能です。サロン顧客情報を上手に利用していきましょう。 『顧客属性』を分析していますか? 顧客属性を分類し分析するメリット あなたのサロンでは「顧客属性」を分類したうえで取得し、分析をしていますか?分析は売上結果に関する数字から見える面だけではなく、お客様の特性を分析しそれを活用して集客に繋げたり、さらなるサロンの売上アップを目指すこともできます。 「顧客属性分析」という言葉だけを聞くと難しく感じるかもしれませんが、実は簡単です。サロン顧客を分類しリスト化しておくと、注力すべきサロン顧客や重要な顧客を見つけやすくなるので、時間をみつけてきちんとサロン顧客情報を整理しておくことをおすすめします。 顧客属性とは、サロン顧客が持っている情報をカテゴリ化するものです。例えば、性別や生年月日、出身地といった一生を通じて変わらない不変的なものと、職業や居住地、趣味・嗜好など変動的なものがあります。 属性を分類することで、ターゲットを絞り込みやすくなります。サロンで想定する分類を予め決めておけば、振り分けも簡単。複数のスタッフがいる場合でも統一した認識のもと、お客様情報を収集することができるようになります。そして分類した顧客属性を分析することで、お客様の傾向を把握し、サロンの売上アップのための施策に活用することができます。 お客様情報の登録や分析が複雑だったり大変だったりするとなかなか続きませんよね。しかし、サロンでPOSシステムの機能を活用すれば、効率よく継続して集計や分析ができるうえ、効果的なサービス向上の施策を導きだす手助けを得られます。 顧客属性の活用方法 では、具体的には顧客属性をどう活用すれば良いのでしょうか?顧客属性は、次のような場面で活用できます。 (1)接客力アップ!趣味や嗜好、日頃のケア方法などを把握しながら接客することで、お客様に的確なアドバイスをすることができます。それぞれの分類に対しサロンとしての方向性を予めスタッフ間で決めておくことで、質が高く統一された接客ができるようになります。特に、育成すべきサロンスタッフがいる場合などは分類に基づ
POSレジと連動するネット通販!?今日から始められるBionlyのサロンEC機能を徹底解剖!
2021.11.11
あなたのサロンには、店頭で販売する商材はありますか?お客様が来店されているときにオススメ商品をご案内し、それをホームケアとして購入・使っていただければ、より良い状態をキープできるようになります。そしてそれがお客様の満足度UPにも繋がっていきますよね。さらに、気に入った商品をお客様がわざわざ来店されなくてもお届けすることができたら・・・? Bionlyには、『サロンEC』機能があります!BionlyのサロンECは、お客様専用のアプリ『CHEERBE』を介してインターネット通販をすることができます。今回は、BionlyのサロンECを利用するメリットと使い方を詳しくご紹介します。 サロンでECを利用するメリット サロンにもお客様にもプラスの効果 ヘアサロンで商品を販売するメリットとしては、以下があります。 お客様にもサロンにもメリットのある店販ですが、なかなかお店に来店できない顧客にもサロンECで販売する機会をつくることができればとても便利ですよね?しかし、「わざわざオンライン上にお店を開くと、手間も管理も必要になるし、忙しくて大変だろう」と二の足を踏んでいませんか? Bionlyには、あなたのサロンとサロンに来店される顧客のためだけのインターネット通販=『サロンEC』機能があります。この機能は追加料金無しで、すぐに始められます。では早速、Bionly『サロンEC』のメリットをご紹介していきましょう。 1.限定公開で、サロン専売品も販売できる BionlyのサロンECは、Bionlyが提供する顧客向けスマホアプリ『CHEERBE(チアビー)』を利用するお客様を対象とした販売ルートです。 ●『CHEERBE』とは?『CHEERBE』は、サロンとお客様を結ぶ無料のコミュニケーションアプリで、お客様のスマートフォンにダウンロードすることでご利用いただけます。CHEERBE自体は、汎用性のあるアプリですが、サロンが持つ顧客カルテにメールアドレスなどの情報を登録されているお客様が、スマホアプリで行きつけのサロンを選択することで、たった一つのサロン専用アプリとして機能するようになります。 <CHEERBEの基本的な機能> (5)のお買い物機能の画面上に、CHEERBEをご登録されているお客様が簡単にサロンの販売する商品を購入できる仕組みがあります! ★ここがポイント★誰もが見られるW
導入事例から見る!美容室の電子カルテ活用術
2022.1.24
美容室でお客様の情報を保存・管理するのに便利な電子カルテ。電子カルテは美容室の情報登録のしやすさやカルテの探しやすさはもちろん、どれだけ顧客情報が多くなっても保管場所はクラウド上でスペースいらず、というメリットがあります。そんな使い勝手の良さと美容室の業務効率アップ、さらには売上アップにまで繋がるということで、電子カルテを導入される美容室が続々と増えています。電子カルテは単体ではなくPOSレジシステムと連携すると、さらにサロンワークを効率化し活用の幅も広がりますが、今回は電子カルテ機能のついた顧客管理POSレジシステム『Bionly』を導入された美容室が、実際どのような課題があり電子カルテの導入にいたったか、また電子カルテ導入後の改善実例など美容室のリアルな声をまとめて紹介します。 ⇒電子カルテ機能標準搭載!顧客管理POSレジシステム『Bionly』はこちら 【ケース別】Bionly導入美容室の声 ケース1:カウンセリング強化 ▼POSレジシステムを探したきっかけは? マンツーマンで接客を行うときに、カウンセリングに力を入れたくて写真を撮りたかったんですよ。 長い目で見たときにBefore/Afterのように以前の状態の写真があった方が比較できるなという部分で、スタッフに調べてもらってBionlyを知りました。Bionly導入の決め手は、1カルテに保存できる写真の枚数ですね。結構保存枚数が少ないシステムが多いですよね。一人につき3枚までとか。3枚はやりたいこととリンクしなかったんですよ。そこが一番ですかね。 ▼導入の結果 電子カルテは評判良いですね。写真だと分かりやすいので。鏡でも見せますけど、後ろからや横からはあまり見ないので写真の方が客観的に見られるし。 あとは、手書きでカルテ記入できるじゃないですか。そこに全部書いてお客様に見せられるので、自分で何がされているか分かったり、以前何があったとか書いてあるので、そういうところがいいですね。施術前と施術後の状態、前回の状態などをお客様と電子カルテで確認しています。前回より短くしたり長くしたり、どこがやり辛かったとか、写真で残しているから振り返りがしやすく、電子カルテには助かっています。 ●インタビュー詳細は、こちらから ⇒1カルテ最大6枚まで画像保存が可能!『Bionly』の電子カルテ ケース2:脱・紙カルテ ▼PO
2022.2.7
新型コロナウイルスが日本ではじめて確認されてから早2年。ウイルスは型を変えながら、私たちの生活に留まり、社会に影響を与え続けています。そんな中でも営業方法を工夫したり清掃や消毒などの感染対策を徹底し、営業努力を続けてこられた美容室は多いことでしょう。 しかし接客業である美容室では、集客と売上で直接的な影響を受けているサロンも少なくありません。今回は、そんな美容室のために「美容室・サロン専用のiPad顧客管理POSレジシステム Bionly(ビオンリー)」の一部機能を詳しくご紹介!Bionly(ビオンリー)だからできる、コロナ禍での売上づくりをサポートするとっておきの“Bionly(ビオンリー)活用方法”をお知らせします。 お客様が来店されなくても売上がつくれる!『EC機能』 Bionly(ビオンリー)が提供する顧客専用のスマホアプリ『CHEERBE(チアビー)※』には、オンラインショッピング(=サロンEC)機能が付いています。 サロン専用のアプリなので、サロン専売品の販売も可能。お客様が来店されなくても、アプリ上のサロンECで美容室の商品をEC販売することができ、売上に繋げることができます。 ※CHEERBE(チアビー)とは? 美容室・サロン専用iPad顧客管理POSレジシステムの『Bionly(ビオンリー)』では、Bionly(ビオンリー)の付帯サービスとして、サロンとお客様をつなぐコミュニケーションアプリ『CHEERBE(チアビー)』をご提供しています。エンドユーザーとなるお客様のアプリ利用ももちろん無料!Bionly(ビオンリー)の契約者様が、CHEERBE機能の利用をはじめたいときは、新たな手続きや追加費用無しですぐにご利用が開始できます! 『CHEERBE(チアビー)』は、iPhoneやAndroidスマホで利用できる汎用性のあるアプリですが、美容室ごとに専用のパスコードがあり、それをお客様に登録していただくことでそのサロン専用アプリとして使用できるようになります。お客様は行きつけの美容室にアプリ上からカンタンに予約ができ、お買い物ができ、何かあればアプリのチャット機能を通してサロンとダイレクトにチャットができるなど、サロンとお客様との距離感を縮めるサポートツールでもあります。 <CHEERBEの利用開始方法> ●美容室では…Bionlyの管理画面設定でい
美容室向けPOSレジの導入メリットやおすすめタイプを紹介/予約・顧客管理も1台でOK
2022.5.9
【目次】 ・ POSレジとは?・ 美容室向けPOSレジシステムの特徴・ 美容室もPOSレジシステムを導入するメリット 1:美容室のPOSレジシステム導入メリット1/レジ業務の効率化 2:美容室のPOSレジシステム導入メリット2/作業時間の削減 3:美容室のPOSレジシステム導入メリット3/売上アップ・サービス向上 4:美容室のPOSレジシステム導入メリット4/新規顧客の増加 5:美容室のPOSレジシステム導入メリット5/売上目標設定と管理が簡単・ 美容室で使うPOSレジシステムの主な機能 1:美容室で使う機能①/レジ/会計 2:美容室で使う機能②/売上集計 3:美容室で使う機能③/予約管理 4:美容室で使う機能④/顧客管理・ 美容室向けPOSレジのタイプ 1:ターミナル型POSレジ 2:ハンディターミナル型POSレジ 3:パソコン型POSレジ 4:タブレット型POSレジ・ 自分の美容室に合っているのは?POSレジの選び方・ 美容室向けPOSレジシステム『Bionly』 –美容室に人気の電子カルテは画像を6枚保存可能 –美容室向け在庫管理やサロンECなど機能も充実 –美容室への導入準備段階から安心の徹底サポート・ Bionlyを導入された美容室の事例をご紹介!・ 美容室がPOSレジを導入するメリットまとめ POSレジシステムとは? POSレジシステムとは、お客様と金銭のやりとりをした時点での販売情報を管理するシステムを搭載したキャッシュレジスターを指します。『POS』とは「Point of Sales(販売時点情報管理)」の略称で、商品の販売と支払いが行われるその場で、その商品に関する情報を単品単位で集計・記録することです。ただし、お会計の作業や計算が行えるだけのものではありません。レジ機能だけでなく、いつ、どの商品が、どれだけ、販売されたかの情報を収集・蓄積し、集計や分析等も行って売上管理ができる非常に便利なシステムなのです。 美容室向けPOSレジシステムの特徴 美容室向けのPOSレジシステムは、基本的な販売情報管理に加え、顧客管理や予約管理機能をも備えた「複合型POSレジシステム」へと進化しています。このようなPOSレジシステムでは、蓄積した情報を元に、自動で分析を行うデータ分析機能も搭載していることがほとんどです。さらに、システムによっては顧客管理、予約管理、メ
【美容室の顧客管理の重要性】顧客管理のシステム導入で売上&リピート率と業務効率もアップ!
2022.5.30
目次 ● 美容室における顧客管理とは?1:美容室で顧客管理をすべき理由2:美容室特有の顧客管理● 顧客管理のシステム化で業務効率アップ1:美容室の顧客管理システムとは?2:美容室が顧客管理システムを利用するメリット3:美容室での顧客管理システム導入はPOSレジ連携型がおすすめ● 顧客管理のシステム化で美容室の収益アップ?!1:美容室の集計・分析データを活用した再来店誘導2:美容室が収集した顧客情報でマーケティング&広告費の最適化● 顧客管理システムを導入している美容室の声● 顧客管理に強い美容室向けPOSレジシステム『Bionly』1:美容室向けの顧客管理機能が充実2:美容室ごとの『顧客属性』登録で、顧客情報の登録がシンプル&最速!3:美容室に人気の電子カルテは画像を6枚保存可能4:美容室からお客様へのアプローチがしやすい5:美容室への導入準備段階から安心の徹底サポート● 美容室における顧客管理のまとめ 美容室における顧客管理とは? 1.美容室で顧客管理をすべき理由 多くの顧客を抱える美容室では、顧客管理を適切に行う必要があります。では、“顧客管理をすべき理由”とは何でしょうか。それは、大きく分けて2つの理由が挙げられます。 顧客管理をすべき理由①:大切なお客様の個人情報を守るため ほとんどの美容室では、予約・来店時に最低限の顧客情報を得ており必ず個人情報も含まれていることでしょう。美容室の予約やサービス提供のために収集した大切なお客様の個人情報を、漏洩・紛失するようなことがあってはならないもの。しかし、美容室で顧客情報の管理が適切に行われていないとリスクが高まるだけでなく、実際に漏洩・紛失したことに気が付けないといった事態になり被害を拡大させる恐れがあります。収集した顧客情報の適切な管理は美容室にとってお客様を守るのはもちろん、美容室を守るためにも必要最低限の使命なのです。 顧客管理をすべき理由②:顧客満足度向上のため 美容室が持つ顧客情報として、先に挙げた個人情報以外にも、・髪のお悩み・理想のイメージ・アレルギー情報・趣味・ライフスタイル・嗜好品といった、プライベートな情報を得ることもあるでしょう。 技術力やセンスに頼った美容師側の一方的な施術ではお客様の満足度は上がりません。このような情報からお客様の好みや髪の状態・特性を把握し、お客様の希
2018.3.5
皆さんの美容室では、予約をどのように受け、管理していますか?電話、Web予約サイト、ポータルサイト、SNS、飛び込み、次回予約 等、様々な手段があると思います。そして、同時刻にサロンとして何人受け、または一人のスタッフで何人担当するか、そして来店されるお客様の状況を正確に把握できていますか?美容室においてお客様が不満を感じることに、「予約の時間通りに行ったのに待たされた」「担当スタイリストが他のお客様の施術をしていて長時間放置された」というものが多くあります。これらは、予約の重複、予約の取り方のミスによる問題から起こります。このようなお客様の満足度低下をも招くことになりかねない予約の取り方で、お客様を円滑に対応するための運営ポイントは、ずばり「予約表の使い方」にあります。 美容室向け予約システムとは? 当日予約以外にも事前予約をとっている場合やWeb予約サイトを利用している場合には、予約表をシステム化することを強くおススメします。予約システムは、Web予約サイトと連携することにより、お客様自身が24時間365日、お客様の都合の良いタイミングで予約を取ることができるようになります。そしてそれだけでなく、電話やメール、SNSなどの問い合わせも含めて全ての予約情報を美容室の運営者やスタッフが管理できるようにするためのシステムです。 かつては美容室の予約システムを導入するには莫大な開発費が必要でしたが、現在ではクラウド型のサービスの普及により簡単にシステムを導入できるようになりました。紙の予約表を使っていると、予約変更やサロン内で来店される顧客情報が共有しにくくなることがあります。その点、予約システムであればリアルタイムでスムーズに行え、共有もしやすくなります。 美容室における予約システム導入のメリット 美容室が予約システムを導入することで具体的にどのようなメリットあるでしょうか。 美容室の予約システム導入メリット① 機会損失の軽減 まず、Web予約システムを利用しなければ、全ての予約を必ずスタッフが受けることになります。その上で、予約表を確認し、新たな予約を入れていきます。受付担当がおらず接客中に予約の電話があったとき、その間、本来接客中であるはずのお客様との時間は途切れ、お客様を待たせてしまうという経験をされたことのある方も多いのではないでしょうか。または、接客中であっ
【美容室・サロン向け】POSレジシステムの選び方とは?
2019.1.11
美容室・美容院・ネイルサロン・まつエクサロン・エステサロン・リラクサロンなどの美容サロンにPOSレジシステムを導入しようと考えたとき、どんな視点で、何を基準に選べばいいのか、また自分のサロンにはどんなPOSレジシステムが合うのだろうかと迷ってしまいますよね。「POSレジ」「POSシステム」という言葉をよく目にしますが、そもそもPOSレジシステムがどんな役割を果たしているのか、今どきのPOSレジシステムとはどういうものを指すのかについてまとめていきたいと思います。 そもそもPOSレジシステムとは POSレジシステムの「POS」とは、「point of sales」の頭文字を取ったもので、日本語では「販売時点情報管理」と訳されています。「レジ」は、そのまま「キャッシュレジスター」のことを指しており、日本語では「金銭登録機」と訳されています。つまり、「POSレジ」とは、お客様と金銭の授受をした時点での販売情報を管理するレジシステムということです。店舗での売上金額を計算・記録したり、不正を防ぐ目的でつくられたレジは、手動からシステムへと発展し、今ではクラウドとも連携しながらPCやタブレットで利用できるように進化しました。さらに、美容室・美容サロン向けのPOSレジシステムでは、売上・集計に加え顧客管理や予約管理機能をも備えた複合的POSレジシステムに進化しています。登録した顧客情報や予約情報、キャッシュレス決済サービスなどと繋がったPOSレジシステムは、情報を蓄積することで、売上集計や分析結果を自動的に表示します。それを活用すればサロンの経営状況を客観的に分析し、売上改善を図るための道筋を探る材料も得やすくなります。 美容室・美容サロンがPOSレジシステムを導入するメリット では、なぜ今美容室でのPOSレジシステム導入が加速しているのでしょうか。単純な金銭のやりとりだけなら、美容室に簡易的なレジや電卓や金庫があれば事足りるかもしれません。しかし、コンピューターやインターネットを中心とするネットワークが発達した現在、様々な情報を複合させることで、その価値を活かし高めることができます。一般的にPOSレジは【いつ、だれが、どのメニューを、いくらで売り上げたか】ということを正確に記録し確認できます。また、購買者の性別や年代といった属性情報や来店人数等を集計したり分析に活用できます。美
【美容室・サロン向け】ポータルサイトを使わずにWEB上で新規集客する5つの方法
2019.5.31
みなさん、店舗の集客はどうされていますか。ポータルサイトの利用、SNSの活用、チラシなど色々手段があると思います。今回は、Googleのサービスが主に関わる集客手法について紹介します。「WEBで集客したいけど、どんな手法があるのかわからない。」という方が記事の対象になります。 目次 SEO対策MEO対策検索連動型広告ディスプレイ広告まとめ SEO対策 SEO対策とは SEO対策とは、自サイトの検索結果の順位を上げていくために、自サイトを良いコンテンツにしていこうという施策です。美容室またはサロンを経営されている場合、エリアと美容室またはサロンの掛け合わせのキーワードで上位掲載ができると質の良いユーザーの集客が見込めます。 メリット 上位掲載は、自サイトへの訪問が増える 広告とは違うため、長い期間上位に掲載されれば、安定した集客を実現することができ、広告より費用対効果が高いチャネルになります。 上位掲載は、ブランディング効果につながる 例えば、「地域名 美容室」と検索して、1ページ目に表示されたサロンは、ユーザーに人気のお店かもという印象を与えます。これが多くのユーザーに継続的に見られれば、集客やブランディング効果につながります。 MEO対策 MEO対策とは MEOとは、Googleマップに表示されるお店の掲載順位を上げていくための施策です。美容室やサロンを含む実店舗を展開する業種において、MEO対策は欠かせないものになってきています。MEO対策を始めるには、Googleマイビジネスのアカウント作成が必要です。 関連記事美容室・サロンの集客に役立つGoogleマイビジネスとは? メリット GoogleMapだけではなく、検索結果にも表示 MEOの表示画面は検索結果の上位に出やすいため、ユーザーに見られやすく、集客につながります。 検索連動型広告 検索連動型広告とは GoogleまたはYahooなどで検索をしたときに表示される広告のことで、広告がクリックされるたびに費用が発生します。SEO対策は時間がかかる施策ですが、検索連動型広告はすぐに開始できるため、集客対策をすぐにしたい方にはおすすめです。 検索連動型広告のメリット キーワードごとに広告を出稿できる 指定したキーワードに対して、広告を出稿できます。成果のあるキーワードだけ出稿することで、費用対効果を良くすることが
2020.10.26
美容室やエステサロン、ネイルサロンなどの美容サロンで売上をつくるための経営方針はサロンによって色々あると思います。・少ないメニューに特化し専門性を高め、回転率を上げて客数を増やす・技術力と接客に対する自信とサロンのブランディングのためにメニュー単価は高めに設定する・オプションメニューを充実させることで追加メニューで単価アップする・店販商品を多様化するなどなど... 美容室の収益を上げるための経営戦略は様々な方法がありますが、どこに注目し、何を変えれば良いのか分からないという方に向けて、今回は美容室の売上情報を分析することで客単価アップに導く方法をご紹介します。 客単価アップの方法 美容室の客単価アップの方法についての情報は様々ありますが、自分の美容室に本当に合ったやり方を判別するのはなかなか難しいものです。例えば、「単価アップにはヘッドスパを導入すると良い!」とか「最新のトレンドカラーを導入すべき!」とか「流行のカットをいち早く!」と言われても、技術を極めるためには結局時間がかかってしまったり、流行やトレンドも一次的なものになることも多いですよね。もちろん、単価アップの為にお客様のニーズを取り込み、常に最新のものを得ようとする努力は、それが美容室の接客姿勢やスタッフ自体の魅力になることは間違いないことです。しかし、常に情報を探し、技術や商品を導入し続けることは疲弊に繋がりかねません。 そこで、外から新しい情報をインプットして客単価を上げることを考える前に、一度、自店に蓄積された情報の宝を見直してみませんか?流行に乗ることより、まずは、自店の動向をきちんと見つめ、美容室の強みや弱みに改めて向き合うと、地に足のついた改善点や客単価アップのヒントが見つかるかもしれません。 注目すべき情報 美容室の売上情報が蓄積されていれば、次の項目に注目してください。あなたの美容室独自の単価アップのヒントが隠されています。 1、高単価のお客様 高単価のお客様が選ばれているメニューは何でしょうか? 「パレートの法則」で、全顧客から上位2割の優良顧客が、売上の8割をつくっていると言われていますが、あなたの美容室における上位2割のお客様はどんなメニューを選ばれていますか?高単価のお客様が選ばれるメニューの傾向は、ずばり単価を上げやすいセットであるといえます。スタッフの勧め方や見せ方がうまくでき