コラム

2020.8.17
これから美容室・美容院や美容サロンの開業を検討している方はもちろん、実はキャッシュレス決済を導入していないという店舗経営者の皆様。2019年10月から2020年6月まで実施されていた「キャッシュレス・消費者還元事業」に加え、今年の新型コロナウイルス感染症が影響した非接触型決済の推奨もあり、キャッシュレス決済の導入が必須な時代になっています。 そこで、今回は今更聞けないキャッシュレス決済の導入費用やメリット・デメリットとともに、美容室・美容院など美容サロンにおすすめのキャッシュレス決済サービスをご紹介します! 気になるキャッシュレス決済の導入費用は? ・初期費用&月額費用会社や契約内容にもよりますが、初期費用&月額費用が実質無料で導入できる場合が多く、ここのコストは気にしなくて問題ないと言えるでしょう。・決済端末キャッシュレス決済端末は無料のものから、多くの機能が搭載されていると数万円になるものも。会社によっては端末無料キャンペーンを実施している場合もあるので、キャッシュレス決済端末の導入検討の際は各社のホームページをこまめにチェックすることをおすすめします。・決済手数料キャッシュレス決済システム・カード会社によって幅はありますが、現在主要決済システムでは3.24%~3.95%のところが多いようです。・通信費キャッシュレス決済システムはネット通信を介しているため、安定したネット環境が必要となります。最近ではwi-fi環境が整った店舗も多いですが、ネット環境が無い場合は通信設備の費用も含めて検討する必要があります。 美容室にとってのメリット・デメリット キャッシュレス決済導入のメリット キャッシュレス決済導入のデメリット 数あるキャッシュレス決済サービスで美容室と相性がいいのは? 端末ひとつで各種決済が可能なSTORESターミナルがオススメ! シンプルでわかりやすい「かんたん操作」が特徴のSTORESターミナル。クレジットカード(デビットカード)/電子マネー/QRに対応しているキャッシュレス決済サービスです。国内すべての金融機関が利用可能なので口座開設の手間も不要で、セキュリティは世界基準に準拠していて安心。もちろん、美容室・サロン専用のiPad顧客管理POSレジシステムのBionlyとも連携可能なので、新たにシステム導入を検討している方はセットで導入してみるのはいかが
【今日の逸品】ナプラ『MIEUFA(ミーファ) フレグランス UV スプレー』
2020.8.11
クオリティの高い“サロン専売品”にスポットを当て、編集部がピックアップしたアイテムをご紹介しているこのコーナー。商品メーカーの方から伺った魅力的なポイントとともに、実際に編集部がお試ししたレビューをプラスして詳しくまとめています。 第2回目となる今回は、ナプラのUVケアミスト『MIEUFA(ミーファ) フレグランス UV スプレー』です。 ナプラ『MIEUFA(ミーファ) フレグランス UV スプレー』 長かった梅雨がようやく明け、いよいよ本格的に使用する機会が増えてきた日焼け止め。1度この『MIEUFA(ミーファ) フレグランス UV スプレー』を知ってしまったら、手放せなくなるはず! 香りが楽しめる新感覚のUVスプレー 日焼け止め=無香料タイプが主流だった2014年、多くの方に香りも楽しんでもらいたいという想いから生まれた『MIEUFA(ミーファ) フレグランス UV スプレー』。フランス語の“Mieux=より美しく”“Fable=物語”を合わせた“MIEUFA=美しい物語” というのが名前の由来で「お客様がより美しくなることへの貢献、美しい物語が続くように色々な香りを出していく」をテーマに、無香料を含め7種類のラインアップで展開中です。 日本の基準上限のUV効果 『MIEUFA(ミーファ) フレグランス UV スプレー』は、SPF50+/PA++++と日本の基準上限の日焼け止め効果と、フレグランス効果も兼ね備えた、髪にも肌にも、全身に使える高機能なUVスプレー。逆さまにしても使用できるので、背中などにも使いやすいのが◎また、天然由来の保湿成分が入っており、スプレーすると髪も肌もしっとりサラサラに。メイクの上からや汗をかいた肌の上からでも、手を汚さずにいつでもどこでも紫外線対策ができるのが嬉しい!さらにフレッシュマンデーモーニング・シェリーサボン・シーソルトにはPM2.5やたばこの煙、黄砂など外的要因から髪を守ってくれるアンチポリューション効果もあるそう。 思わず集めたくなる♡女心をくすぐる魅力ポイント そしてこの商品最大の魅力は、無香料含めその7種類からなる豊富な香りのバリエーションとパッケージデザイン。女性の手でも持ちやすく、コロンとしたキュートなサイズ感とスマート&シンプルなデザインで、いつもバッグに入れて持ち歩きたくなる存在です。さらに、香りのイメージが
【今日の逸品】oggi otto『ボタニカルリッチバーム』
2020.8.5
美容院へ来店し施術してもらうと、普段自分が使っているものとは違うサロン専売品のシャンプーやスタイリング剤と出会えますが、その香りや使用感に感動することがよくあります。そのうえスタイリストさんからオススメされると、つい購入して帰ってしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。このコーナーでは、そんなクオリティの高い“サロン専売品”にスポットを当て、編集部がピックアップ。商品メーカーの方へインタビュー&編集部のお試しレビュー付きで、詳しくご紹介していきます! oggi otto『ボタニカルリッチバーム』 第1回目は、oggi otto(オッジィオット)の『ボタニカルリッチバーム』。美容液成分を高濃度配合したシャンプー、通称“セラム”や13種の処理剤を組み合わせて施術するオーダーメイドトリートメントなど、髪の補修力を第一に考えて作られた本物志向のヘアケアブランドとして名高いoggi otto。同ブランドから出された『ボタニカルリッチバーム』は当メディアの編集部メンバーも美容師さんにおススメされたことがあるぐらい人気のアイテム。今回はその魅力についてまとめました。 新しいジャンル“ケアスタイリング剤” シリーズのコンセプト「髪を芯から美しくする」を壊さぬよう、何度も試作を重ねながら『ボタニカルリッチバーム』が完成。ケアしながらセットができる“ケアスタイリング剤”という新しいジャンルが誕生したのだそう。 今の流行に合ったウェット感、ツヤ感 高い保湿力が魅力の本商品、シアバター配合率はなんと60%以上!こっくりとしたバーム状なのに伸びが良く、扱いやすいのが特徴。髪につければラフな束感ができ、今の流行に合ったウェット感やツヤ感をまとったナチュラルなスタイルが作れるところが美容師さんからも大好評!セットの仕上げやアップスタイルのうなじ、後れ毛などにも◎もちろん、カールアイロン後やパーマ後のケアにも最適。特に乾燥毛や広がりやすい人には効果が分かりやすいのでオススメとのこと。 用途を選ばず使えるマルチバーム 乾燥の気になる部位にマルチに使えるのが嬉しいポイントで、伸びの良い柔らかなテクスチャーは、肌なじみが良く使い勝手もバツグン!手や爪先、ひじ、ひざ、唇など、1個でヘアケアだけでなくボディケアもできるので何かと便利なお守り的存在♡oggi ottoらしい優しく上品な香りが、つける
2020.7.30
いまだ終息の兆しが見えない新型コロナウイルス。不安やストレスを抱えながら美容室へ来店されるお客様に「施術以外でも何か喜んでもらえる方法はないか?」とお考えの方々もいらっしゃるかと思います。 そこで編集部が注目したのは、美容室でお客様の待ち時間に提供される飲み物についてです。 ハーブティーのススメ 美容室でも最近はホット・アイスそれぞれ数種類の飲み物が用意され、お客様に好きなものを選んでもらう美容室も多くなりました。お水やコーヒー・紅茶が一般的ですが、それ以上の選択肢があると、お客様の印象に残る可能性はグンと高くなるのではないでしょうか。1杯の飲み物を通して「少しでも心地よいサロンタイムを過ごしてほしい」という思いが、美容室からお客様に伝われば素敵ですよね。 というわけで今回は、美容室での飲み物メニューに新たに追加する候補としてハーブティーをご提案!ハーブティーは、「西洋の漢方」ともいわれる植物療法から生まれたお茶で、香りや味も華やかで個性的。基本的にはノンカフェインで、抗酸化作用のあるものや、ビタミンなどの栄養素を含む種類も豊富なので、美容や健康を気遣うお客様にぴったりです。 この時期にオススメなハーブティーの種類や特徴を、美味しい淹れ方と一緒にご紹介していきます。 美味しい淹れ方 まず、ハーブティーには生の状態のフレッシュハーブと乾燥させたドライハーブの2種類があります。特にドライハーブは長期間保存ができ、色々なハーブをブレンドしたものもたくさん販売されているので、初心者でも始めやすく便利です。今回は、こちらのドライハーブティーの美味しい淹れ方をご紹介します。 ホットの場合 分量は、カップ1杯(約200cc)につきティースプーン山盛り1杯分が目安です。<ポットを使う>①ドライハーブ→沸騰したてのお湯の順でポットにいれ、ふたをして3~5分蒸らす花や葉からできているお茶は約3分、実や根の部分がミックスされているものは5分が目安です。②ポットを水平に持ち、2~3回静かにまわして濃度を均一にする③茶こしを使ってカップに注いだら出来上がり仕上げに、花びらなどを数枚浮かべるのもオススメ! <ティーバッグを使う>①カップに沸騰したてのお湯→ティーバッグの順でいれる②3~5分そのままの状態で蒸らす③カップの中でティーバッグを動かしながら濃度を均一にする④そっとティーバッグを取り出
2020.7.15
POSレジシステムは、現在、美容室だけでなく多くの業種、業界で利用されているシステムですが、なぜここまで多く利用されるのでしょうか。本記事では、美容室でPOSレジシステムを導入するメリットと、その種類や機能についてまとめます。 1.POSレジシステムとは? 『POSレジ』は、お客様と金銭のやりとりをした時点での販売情報を管理するシステムを搭載したキャッシュレジスターを指します。『POS』とは「Point of Sales(販売時点情報管理)」の略称であり、商品の販売と支払いが行われるその場で、その商品に関する情報を単品単位で集計・記録することです。ただし、お会計の作業や計算が行えるだけのものではありません。『POSレジシステム』は、レジ機能だけでなく、いつ、どの商品が、どれだけ、販売されたかの情報を収集・蓄積し、集計や分析等も行える売上を管理するという点で非常に便利なシステムです。 2.美容室でPOSレジシステムを利用するメリット レジ会計業務の効率化 商品やサービスを会計する場合、手打ちのレジより優れた点として、販売時の会計作業が非常に簡単です。POSレジシステムを使えば、バーコードを読み込むか、登録済みの商品を選択するのみで会計できるため、会計業務にかける時間を短縮できます。レジの入力操作に慣れた方にとっては大したことがない差だとしても、塵も積もれば山となりますので、毎日の業務の中で大きな差になります。また、複雑な打ち込み作業等が無いことで、打ち間違いやミスを防ぐこともできます。 商品・顧客情報の可視化 POSレジシステムではただ会計を行うだけでなく、関連する商品や顧客情報を紐づけて登録することができます。そのため、どのような商品が売れているか、お客様の傾向や過去の履歴なども細かく振り返ることができ、マーケティングに活かすことも可能です。 売上データの可視化 POSレジシステムでは、売上データを集計するだけでなく、項目毎に分析したり、それらを自動的にグラフ化、図表化して、データの可視化を行うことで、情報をより把握しやすくする助けとなります。これにより、複雑な経理やマーケティングのための数字をまとめる作業が大幅に削減されるほか、わざわざ計算する必要もないため、営業結果の確認やそれに伴う経営戦略の変更にも逐一役立てることができます。 3.POSレジシステムの種類 P
2020.6.2
2020年5月25日、日本全国で緊急事態宣言が解除されました。しかし、またいつ感染が広がるか分からない状況は変わらず、「緊張感を緩めてはいけない」という掛け声のもと、新型コロナウイルス感染症発生前の生活に戻るには、まだ時間を要しそうですね。自粛と共に、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として、特別定額給付金として一人あたり10万円が給付されることになりましたが、人々は10万円の給付金やお金をどこに使うのでしょうか? 1.お客様は戻るのか   来客数が減りながら営業自粛要請の狭間で営業か休業か悩まれ、経営面でのご苦労や、営業されても時間短縮にされたり衛生管理の徹底やスタッフのモチベーションキープなど、メンタル面でのご苦労も続いていらっしゃると思います。しかし、第二波の心配はありながら、全国的に緊急事態宣言が解除された今、理美容室のお客様なら、外出自粛の間に季節も変わり髪も伸び放題で、そろそろカットやお手入れしたい欲が増しているのではないでしょうか? そんな来店増加が見込まれるこの機会に、店販へ一層の力を入れてみるのはいかがでしょうか?店販なら、お客様の滞在時間を増やすことなく、売上にプラスアルファ―することができます。 2.自粛明けのサロン来店ラッシュで店販売上アップの可能性大   外出自粛明けで、想定されるニーズの高まり、店販商品の準備はもちろん、在庫管理状況は常に正確に把握できていますか? サロンのファンであるお客様なら、きっとあなたのサロンを応援したいと思っています。クラウドファンディングをされたサロンもあるかと思いますが、「お気に入りのお店を応援したい」と様々な業界でお客様が寄付をしたり、「自粛明けには行きたい」という声が多く挙がり実際の行動にも繋がっています。 サロンで取り扱っているサロン専売品をいつもは買わない方でも、こんな機会だからこそおススメすれば、お客様は自宅でワンランク上のホームケアをするきっかけを得て美しさをキープしやすくなり、サロンは収益がアップ。気に入っていただければ、今後の継続購入にも繋がりますよね。普段のカウンセリングでお客様の髪質・状態を把握しているからこそ、自信を持って店販強化に取り組みましょう。 そんなとき、在庫把握ができていないと、せっかくの販売機会を失ってしまうことになります。 3.在庫管理をシステム化すれば、急な店販増加でも
2020.5.21
美容室の集客方法は、どにようなものを利用していますか?ポータルサイト、チラシ、紙媒体、ホームページ、SNS、口コミなど、方法は様々です。数ある美容室集客方法の中で、今回は『SNSでの集客』についてまとめます。 1.SNSの重要性 SNS時代と言われる近年は、莫大な広告費をかけなくてもSNSによって情報が拡散され、美容室・美容サロンの集客につなげることが可能です。最新データによると、国内のSNS利用者数は、以下のようになっています。 SNS利用者数では、LINEが単独1位を数年間キープしていますが、Instagramは、2016年から2019年までに利用者数が3倍に急増しました。10代と20代の若年層では、SNSの利用率・利用時間ともに他の年代よりも高く、何かを調べたいとき、検索サイトではなくSNSを使って情報収集をしているというニュースもあるほど、SNSは、一般的に浸透しています。SNSの良さとしては、何より最新の情報を簡単に数多く得ることができます。特に、SNSは写真画像の数も多いため、美容室・美容サロンに通う美意識の高いお客様は、SNSを有効活用し情報収集や発信をしている傾向があります。 では、美容室・美容サロンがSNSを運用するにはどのサービスが合うのでしょうか。アクティブ利用者数の多いそれぞれの特徴をみていきましょう。 2.主なSNS(ソーシャルネットワーキングサービス) 1)LINE 日本でスマホを持つほとんどの人がスマホに入れているSNSアプリです。メッセージとタイムラインの2つを利用でき、ビジネス用の「LINE@」は、無料からはじめることができます。利用者の幅広さと多さが一番のメリットで、キャンペーンのメッセージなど登録した人全員へ一斉配信することができます。日々の利用率は約70%と言われており、よく利用されているため、美容室スタッフもお客様もLINEの扱いに慣れています。そのため、手間をかけずに登録をしてもらうことができ、送ったメッセージも読んでもらいやすいというメリットがあります。 2)X(旧Twitter) X(旧Twitter)は、半角280文字(全角140文字)以内のワードや画像、URLを発信できるSNSです。情報発信や検索という点で圧倒的に利用者数が多く、特に10~20代での利用者が多く男女共に利用されています。リアルタイム性が高いため、ゲ
2020.5.18
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府から全国に緊急事態宣言が発令され早一ヵ月。地域によっては緊急事態宣言解除の検討もされていますが、余談を許さない状況が続き、感染者が出ている都道府県では、美容室・美容院・ネイルサロン・まつエクサロン・エステサロン・リラクサロンなどのサロンも休業や時短営業の要請が延長される事態が続いています。営業されている場合にも、「不要不急の外出自粛」により来客数や受け入れ客数が減少しながら、感染防止対策に気を使われたり、お店を存続させるために様々なアクションや工夫をされ、未来に向けて試行錯誤されているサロンが多いことと思います。 営業再開後にお客様が戻られる日は必ずやってきます。Bionly Blogでは必ず訪れる営業再開に向けて、通常営業時では後回しにしがちな大切なこと“今だからこそしておくべきこと” を、ご紹介していきます。 【第4回】今がチャンス!面倒な作業を進めてみよう 接客時間が少なく、自由に使える時間がまとめてとれるこのタイミングで、「気にはなっているけど、手間がかかる…」と躊躇していた作業に取り組んでみませんか?顧客に対する来店誘導のアクションは、今は起こしにくいタイミングですよね。そうなると、店内業務を効率的且つ便利にすることを見直すのが一番です。レジやカルテ、予約システム、メニューの見直しもありますが、おススメは、在庫管理のシステム化です。 なぜ、在庫管理? 「在庫」は、商材に形を変えたサロンの資産です。仕入れたものを店販として販売できれば利益が出ますし、施術にも使用するものであるため、在庫を切らすとお客様の要望に応えられなくなってしまうこともあります。随時、正しく管理することが非常に重要です。在庫管理をシステム化するとなると、導入時に初期設定として膨大なデータ登録が必要になります。そのため、「通常営業時には時間がとれず、なかなかシステム化へと移行できない」という声も多くあります。しかし、アナログな在庫管理は、時間も人手も取られる負担の大きな作業です。システム化することで、在庫管理を行うためのフローが整い、スタッフへの教育もしやすく、作業効率アップに繋がります。 ●在庫管理の重要性については、こちらの記事もご参照ください在庫管理の重要性とは?/Bionly blog POSレジを導入するときがチャンス サロン業務を効率的且つ
2020.5.15
皆さんの美容室では、店舗販売、いわゆる店販に力を入れていますか? 店販は、施術時間を増やさなくても客単価を上げることができるということで、力を入れたいと考えられる経営者の方は多いと思います。しかし、多くのスタッフさんは、店販に苦手意識を持っているかもしれません。今回は美容室で店販をする意義とその重要性について整理してまとめていきます。 1.店販の重要性 美容室での店販のメリットを整理してみましょう。 ・店販は売上上限がない 施術での売上は、お客様のその日のご希望によって施術金額が決まるため、予約段階で施術に必要な時間を確保するでしょう。グレードアップは可能として、予約の入り方では追加時間が取れないために、追加メニューが入れられない場合があります。美容室の席数や稼働人数によって、上限がある程度決まってきます。 店販では、施術中にお話しをして、気に入っていただければ購入してもらえるため、追加の時間を取らずに売上を上げることができます。 ・リピートに繋げやすい 専売品も多いので、店販を気に入っていただければ、「このお店に来ないと買えない」ということで、店販の購入はもちろん、サロン自体へのリピート率もアップします。自宅でも美容室の店販を愛用していただくことで良い状態をキープできるようになると、お客様の満足度は上がり、美容室をリピートしていただくきっかけにもなります。 2.押し売りではない、店販の意味 店販というと、「押し売りになる・されるのが嫌」と思うスタッフさんやお客様もいらっしゃると思います。しかし、本当にそうでしょうか?確かに、唐突に店販の話ばかりとなると、お客様は購入する気持ちになれないかもしれません。 お客様に店販品の良さを知っていただくためには、美容師自身が納得しておすすめできるものを信頼していただいたお客様へお悩みに合わせてさり気なく、おすすめしてみることが大切です。 信頼しているスタッフさんに店販をおすすめされれば、購入意欲も高くなります。お客様が店販を購入してくださるということは、スタッフとサロンへの信頼の証ともいえます。 3.店販紹介のポイント スタッフさんは、皆、美容のプロであり、豊富な知識を持っていることでしょう。しかし、その知識をすべて伝えても、お客様にとっては分かりにくく、魅力を感じていただけないこともあります。大切なのは「理解していただく」こと
2020.5.1
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府から全国に緊急事態宣言が発令されました。理美容室は休業要請対象外、エステ・ネイルサロンなどは広さによって異なる対応(※)となりましたが、「不要不急の外出自粛」ということもあり、開店していても来客数の減少は免れない中で、通常よりも清掃面やコミュニケーションに気を使われたり、時短営業にされたりと、工夫をしながらなんとか営業を続けられるサロンもあることでしょう。また、感染拡大防止はもちろんサービスの特性・来店状況などを鑑み、休業を選択する店舗も増えています。国からの保証や感染終息の目途もつかない今、先行きは不安なこととお察しします。 しかし、営業を再開し、お客様が戻られる日は必ずやってきます。Bionly Blogでは必ず訪れる営業再開に向けて、通常営業時では後回しにしがちな大切なこと“今だからこそしておくべきこと” を、ご紹介していきます。 (※)エステ・ネイルサロンなどは1,000㎡超の大型店は休業要請、1,000㎡以下の場合は使用停止・開催停止の協力依頼、100㎡以下の施設は営業時の適切な感染防止対策の徹底が依頼されている 【第3回】コミュニケーションツール・SNSの有効活用 サロンがお客様とコミュニケーションを取る機会といえば、一番は来店されたときですよね。しかし、今、休業を決断したサロンはもちろんのこと、例えお店を開けていても外出自粛の影響で来店者数は激減していることでしょう。こういった機会に技術力を磨いたり、知識勉強をされるスタッフさんも多いとは思いますが、接客機会が無くなると、スタッフの頑張りやお客様に対する想いをどこに向ければ良いのか悩まれることもあるかもしれません。サロンで導入しているシステムや、SNSなどを活用して上手に情報発信をしませんか? 1、SNSの活用 「ステイホーム」ということで、自宅にいる時間が増えSNSを利用する時間が通常より増えているようです。スタッフ自身も普段はサロンワークが忙しく、なかなか時間が取れないといった場合でも、この機会に情報発信をはじめたり、強化してみるいい機会ではないでしょうか。いざ「始めてみよう!」と思っても、きっかけが無いとなかなかスタートできないSNSでの情報発信も、今のような時間に余裕がある時にスタートすれば、やり方を学び、重ねることで、段々とスピードも早くできるようになっ
2020.4.24
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府から全国に緊急事態宣言が発令されました。理美容室は休業要請対象外、エステ・ネイルサロンなどは広さによって異なる対応(※)となりましたが、「不要不急の外出自粛」ということもあり、開店していても来客数の減少は免れない中で、通常よりも清掃面やコミュニケーションに気を使われたり、時短営業にされたりと、工夫をしながらなんとか営業を続けられるサロンもあることでしょう。また、感染拡大防止はもちろんサービスの特性・来店状況などを鑑み、休業を選択する店舗も増えています。国からの保証や感染終息の目途もつかない今、先行きは不安なこととお察しします。 しかし、営業を再開し、お客様が戻られる日は必ずやってきます。Bionly Blogでは必ず訪れる営業再開に向けて、通常営業時では後回しにしがちな大切なこと“今だからこそしておくべきこと” を、ご紹介していきます。 (※)エステ・ネイルサロンなどは1,000㎡超の大型店は休業要請、1,000㎡以下の場合は使用停止・開催停止の協力依頼、100㎡以下の施設は営業時の適切な感染防止対策の徹底が依頼されている 【第2回】コストの見直し 新型コロナウィルス感染症による経営への影響は、数か月に及ぶ収益減をはじめ、感染防止対策費等、金銭面で想定を超える影響が出るものと予想されます。また、その影響の終息も見通しすら立たない中、サロンを維持することを最優先に考えたとき、やむを得ない支出もありますが、現状かけているコストの中で何を削減できるか、という点でコストを見直されることは自然なことでしょう。 その時、コスト削減の対象として早い段階で候補に挙がるのが「広告費」ではないでしょうか。ただ、広告費を削減した場合、通常営業再開後の集客に大きな影響が出てしまっては、それもまた問題ですよね。すぐに広告をやめるのはもちろん難しいですが、今後広告に頼らず集客ができるよう基盤作りをはじめてみてはいかがでしょうか。 1、自社WEB予約システムの導入   ポータルサイトで集客を行い、そのWEB予約機能を利用して予約受付をしている場合、広告掲載をやめてしまうと同時にWEB予約の受付ができなくなってしまいます。このような場合、結果的に予約を受けるための最低限の固定費が上がってしまいます。自社でWEB予約機能を持つことができれば、その心配はありませ
2020.4.17
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府から全国に緊急事態宣言が発令されました。理美容室は休業要請対象外、エステ・ネイルサロンなどは広さによって異なる対応(※)となりましたが、「不要不急の外出自粛」ということもあり、開店していても来客数の減少は免れない中で、通常よりも清掃面やコミュニケーションに気を使われたり、時短営業にされたりと、工夫をしながらなんとか営業を続けられるサロンもあることでしょう。また、感染拡大防止はもちろんサービスの特性・来店状況などを鑑み、休業を選択する店舗も増えています。国からの保証や感染終息の目途もつかない今、先行きは不安なこととお察しします。 しかし、営業を再開し、お客様が戻られる日は必ずやってきます。Bionly Blogでは必ず訪れる営業再開に向けて、通常営業時では後回しにしがちな大切なこと“今だからこそしておくべきこと” を、複数回にわたってご紹介していきます。 (※)エステ・ネイルサロンなどは1,000㎡超の大型店は休業要請、1,000㎡以下の場合は使用停止・開催停止の協力依頼、100㎡以下の施設は営業時の適切な感染防止対策の徹底が依頼されている 【第1回】各種業務のシステム化 サロンでの業務は接客の他に、集客に向けた顧客管理、在庫管理、売上・顧客分析など多岐に渡ります。思わぬ時間ができてしまった今、カルテの整理や各種分析結果と時間をかけて睨めっこしたり…も良いかもしれませんが、せっかくなら業務効率化に向けてシステム導入を検討する時間も作りませんか? 1、カルテの電子化   「電子カルテって難しそう…」「そもそもパソコンが苦手だから…」と敬遠していると、紙のカルテは増える一方。いざお客様情報を確認したい時に分厚いファイルから探し出したり、定期的にカルテ整理を行う、そんな時間を少しでも削減できれば、確実に業務効率化できます。また情報がシステム化されていない場合、スタッフの記憶や感覚をベースに再来店時の接客・施術をしていたものが、数値や具体的な情報を予め確認できるようになるため、より確実度の高いサービスを提供することができるようになることで顧客満足度をアップさせることにもつながり、共有も簡単でスタッフ教育にも役立ちます。もちろん、導入直後は操作方法を覚えたり、過去のカルテを掘り起こす必要があったりと、大変な部分もありますが、慣れてしまえば