コラム

2019.5.10
Googleマイビジネスという言葉は、ご存知でしょうか。最近は多くの美容室・サロンが始めて活用されているように見受けられます。言葉だけは聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。今回は、Googleマイビジネスという言葉は聞いたことがあるけど、具体的にどんなことができるのか、「なぜやったほうが良いのか分からない」と思われる方に向けての記事になります。あらかじめご了承ください。 Googleマイビジネスって何? Googleマイビジネスとは、Google検索やGoogleマップを活用して無料で集客ができるGoogleのサービスです。美容室・サロンを探しているユーザーに、お店の情報を表示することができます。 新規でお店を探しているユーザーは、Googleで「地域 美容室」などのキーワードで調べることがあると思います。Gogoleで検索した際に、このような画像を見たことはないでしょうか。 この画像の場合、「五反田 美容室」で検索しています。検索結果には、Googleマップと幾つかのお店がGoogleの検索結果の上位に表示されるようになっています。この仕組みを利用して、Googleマップや検索結果の一覧に自分のお店の情報が掲載されることで新規集客を行うことができます。 何ができるのか? Googleマイビジネスでは、以下の機能が存在しています。 ※2019年5月時点PCでマイビジネスにログインしたときの情報です。 この記事ではすべてのメニューについて詳細に解説できませんが、簡単にまとめましたので、参考にしてください。 ホーム ホームでは、ユーザに閲覧されるGoogleマップや検索数やクチコミなどを確認することができます。 投稿 検索結果に、今アピールしたい内容を投稿する機能となっております。 情報 情報は店舗のビジネス情報を設定する機能です。以下の項目を設定することができます。 インサイト インサイトでは、マイビジネスで設定した情報がウェブ上でどのように検索されるかを確認できます。 具体的には などの情報を確認することができます。 クチコミ クチコミの画面では、ユーザーのクチコミの確認や返信を行うことができる画面です。ユーザーによってクチコミは貴重な材料になりますが、基本的に削除や非表示にすることはできないため、その点を考慮して、運用をしていく必要があります。 メ
2019.5.18
美容室・サロンの経営をされている中で、ホームページの管理はどうされていますか。今回は、WordPressを使って低コストでホームページを構築する内容を記事にしています。これから自分のお店のホームページを制作する、またはリニューアルしたいと考えている方の参考になれば幸いです。 wordpress(ワードプレス)とは? wordpressとは世界的にシェア率が高いCMSで、HTMLやCSSなどの特別な知識なくてもWEBコンテンツを管理するためのシステムのことです。ブログだけでなくホームページを構築して運用するといった活用もされており、多くの人に使われています。このブログもWordPressを使って管理しています。 wordpressが良い理由 他のコンテンツ管理システムと比べてみても、国内のレンタルサーバーで簡単にwordpressがインストールできます。また、テーマが豊富で、プラグインで機能を拡張でき、使い勝手がよいのが特徴です。 テーマが豊富 テーマというのは、Webサイトの外観や機能をまとめたテンプレートのことです。ネットで探せばたくさんのテンプレートが見つかります。デザインが違っているだけでなく、SEOに強いテーマや業種に合ったテーマなどを見つけることができます。テーマには、無料で提供されているテーマだけでなく、有料でテーマを購入することもできます。無料のテーマでも、内部SEOを考慮しているテーマがありますが、カスタマイズが難しい、エラーが起きるなど色々な問題に直面することがあります。一方、有料テーマはSEO対策や記事作成をアシスタント、問い合わせ窓口など機能が充実しており、運営側の負担が少なくなるため、おすすめです。有料テーマはテーマにもよりますが、1~2万円前後で購入できます。コストを抑えてホームページ制作をしたい方には、おすすめです。 プラグインが豊富 Webサイトを運営していると、「●●がしたい」と考えるようになります。WordPressでは、企業や個人が開発した多くのプラグインがあり、それを活用することで簡単に解決するケースが多いです。 Google XML Sitemaps Google XML Sitemapsは、XMLサイトマップを自動で作成&更新してくれるプラグインです。このプラグインを導入することで、新規ページをGoogle検索結果に自動で伝
2019.8.29
『軽減税率』の導入が目前となりましたが、今さら聞けない!軽減税率の基礎知識をまとめました。この制度は、全ての事業者の方に関係がありますが、特に美容サロンに関係する情報を整理していますので、確認も踏まえ参考にしてみてくださいね。 軽減税率とは? 軽減税率基本情報 [実施時期] 令和元年10月1日(消費税率引き上げと同時)~ [税率] 消費税の軽減税率制度とは、標準10%の消費税を飲食料品や医薬品、外食など一定の商品や取引において、8%とする軽減税率を適用するというものです。・標準税率:10%(消費税率7.8%、地方消費税率2.2%)・軽減税率:8%(消費税率6.24%、地方消費税率1.76%) [軽減税率の対象品目] 酒類・外食・医薬品・ケータリング等を除く飲食料品と週2回以上発行される新聞(定期購読契約に基づくもの)なお、おまけ付きお菓子のような一体型商品は、税抜き1万円未満で飲食料品価格の占める割合が2/3以上なら、軽減税率の対象となります。 日々の業務で対応が必要となること 美容サロンでも、以下の対応が必要となります。 1)新しい記載ルールに則ったレシートや領収書の発行 店販等により、軽減税率対象品目がある場合、税率区分毎の金額表記がそれぞれ必要となります。 2)取扱商品について仕入れ価格や納品書に記載された適用税率が正しいかの確認 相手方から発行されたものについても、正しいかどうか確認をしましょう。   3)帳簿・請求書等の記載方法 毎日の売上げや仕入れの税率を適用税率別に区分して記帳するなど、一定の記載事項が加わります。令和5年10月1日からは適格請求書等の交付・保存が必要です。 4)消費税の申告 税率ごとに区分して税額計算を行う必要があります 飲食料品の取り扱い(販売)がない事業者の方や免税事業者の方も対応が必要となる場合があります。■課税事業者の方軽減税率対象品目の売り上げがなくても、軽減税率対象品目の仕入れ(経費)があれば対応が必要です。 ■免税事業者の方課税事業者と取引を行う場合、区分記載請求書等の交付を求められる場合があります。 5)複数税率に対応したレジを利用 対応していない場合、買換えや改修の必要性があります。 軽減税率対象となる品目 美容サロンで扱われる商品の中で、軽減税率の対象となる商品、ならない商品を具体的にみていきましょう。
2020.1.15
あなたのサロンは、他のサロンと何が違いますか?お客様にとって、リピートしたいと思われるポイントは何ですか? まずは、現在の美容業界を表す数字をご紹介します。 平成30年度衛生行政報告例の概況によると、全国の理容所と美容所の合計は、約45万件でした。年々理容所は減少しているものの、美容所の増加は周知のとおりです。 空前の美容師ブームが去り、新たに美容師になる人は減っていますが、新規出店数は伸び続けています。増加する美容業施設1店舗の従業者は、「1人」が32.4%。「2人」が28.2%。「3人」が12.3%。「5~9人」が7.4%となっており、5人未満が全体の約8割を占めています。参照:美容業の実態と経営改善の方策(抄) 厚生労働省 一方、お客様がカットにかける年間支出は、10年前からほとんど変わっていません。しかし、パーマやカラーにかける支出は減っています。 10年前と比較すると、店舗数は、約2万5千店舗増加しており、お客様の争奪戦に終わりは見えません。 小規模美容サロンが多くを占める業界ですが、大手サロンであれば、資金力によりインターネットの情報サイトやクーポンなどを活用し、新規集客も安定した集客手法で幅広い客層を獲得し経営することが可能ですが、個人サロンでは集客のために多くの資金を投入し続けることは容易ではありません。個人サロンでは、新規集客に力を入れるのではなく、一度来店されたお客様をいかにリピートしてもらえるかが勝負です。 今回は、小規模サロンでも集客を効率的に行う方法をご紹介します。 1、サロンの方針 まず、タ―ゲットを絞りましょう。大きなところでは、年齢、性別を絞り込みます。 ターゲットとする顧客層を絞っておくと、集客がしやすくなります。お客様がサロン選びをするとき、条件を絞り込んだ方が、自分に合うサロンを探しやすくなるように、サロン側からしても多くのサロンに埋もれて選ばれるより、条件を絞られた中から選ばれる方がマッチしやすくなります。もちろん、ターゲットに付随する人が来店されることもあるでしょう。そして、ニーズに合わせたサービスが提供しやすくなることで、顧客満足度も高まりやすくなるというメリットもあります。 ■例えば、乳幼児のいるママさんをターゲットにするプレイエリアを準備して、おもちゃや絵本を準備し、保育士資格を持った人が施術中見ていてくれるとしたら、
2020.3.15
みなさん、「ファンマーケティング」をご存知ですか? 不特定多数に対してサービス利用をアプローチするのではなく、一部の熱狂的なお客様に対してアプローチするマーケティング手法です。サロンの集客のために、あの手この手と考え、実行されていると思いますが、今回はターゲットを絞ったアプローチを行う「ファンマーケティング」について掘り下げていきます。 1、ファンマーケティングが重要視されている理由 ビジネスにおいて、全顧客の上位20%が、売上の80%を生み出しているといわれています。いわゆる「パレートの法則」です。そのため売上を効率的に伸ばすためには、顧客全員を対象としたサービスを行うよりも、2割の顧客に的を絞ったサービスを考え、実施するほうが近道といえます。 サロンに来店された全てのお客様は大切であり、未来のヘビーユーザーになる可能性は秘めていますが、常に全てのお客様にアプローチをかけ続けることは、時間も経費も大きく使うことになってしまいます。そこで、定期的に重要なアプローチをするターゲットの基準として、「売上上位20%」という線引きを決めるのです。 売上上位20%に入るお客様は、間違いなくあなたやあなたのサロンのファンです。ファンは、あなたのサロンに愛着を感じ、期待してくれる存在です。このファンを大事にするマーケティングアクションを、ファンマーケティングといいます。 ファンマーケティングを実施することによる効果は、ファンがその周りの人を巻き込んでくれることです。通常の広告宣伝では、不特定多数に向けた広告で、基本的には、一人一人に当たるか当たらないか・・・という戦法になります。口コミが最も強い広告宣伝と言われますが、ファンは、周りの人にも気に入ったサロンやサービスの良さを積極的に伝えてくれます。影響力の高いファンの行動が結果的に大きな広告宣伝効果を生むことになるのです。 2、情報を確実に届ける方法 アプローチしたいお客様には、DMやメッセージなどを配信することでしょう。しかし、お客様にはあなたのサロンからのメッセージ以外にも様々な情報やプロモーションが届きます。情報量が多すぎて、大切なメッセージも流されてしまうことがあるかもしれません。それは、新規顧客の獲得が困難になってきている理由の一つでもあります。 サロンが発信する情報を確実に受け取ってもらうためには、該当のお客様に対して
2020.4.17
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府から全国に緊急事態宣言が発令されました。理美容室は休業要請対象外、エステ・ネイルサロンなどは広さによって異なる対応(※)となりましたが、「不要不急の外出自粛」ということもあり、開店していても来客数の減少は免れない中で、通常よりも清掃面やコミュニケーションに気を使われたり、時短営業にされたりと、工夫をしながらなんとか営業を続けられるサロンもあることでしょう。また、感染拡大防止はもちろんサービスの特性・来店状況などを鑑み、休業を選択する店舗も増えています。国からの保証や感染終息の目途もつかない今、先行きは不安なこととお察しします。 しかし、営業を再開し、お客様が戻られる日は必ずやってきます。Bionly Blogでは必ず訪れる営業再開に向けて、通常営業時では後回しにしがちな大切なこと“今だからこそしておくべきこと” を、複数回にわたってご紹介していきます。 (※)エステ・ネイルサロンなどは1,000㎡超の大型店は休業要請、1,000㎡以下の場合は使用停止・開催停止の協力依頼、100㎡以下の施設は営業時の適切な感染防止対策の徹底が依頼されている 【第1回】各種業務のシステム化 サロンでの業務は接客の他に、集客に向けた顧客管理、在庫管理、売上・顧客分析など多岐に渡ります。思わぬ時間ができてしまった今、カルテの整理や各種分析結果と時間をかけて睨めっこしたり…も良いかもしれませんが、せっかくなら業務効率化に向けてシステム導入を検討する時間も作りませんか? 1、カルテの電子化 「電子カルテって難しそう…」「そもそもパソコンが苦手だから…」と敬遠していると、紙のカルテは増える一方。いざお客様情報を確認したい時に分厚いファイルから探し出したり、定期的にカルテ整理を行う、そんな時間を少しでも削減できれば、確実に業務効率化できます。また情報がシステム化されていない場合、スタッフの記憶や感覚をベースに再来店時の接客・施術をしていたものが、数値や具体的な情報を予め確認できるようになるため、より確実度の高いサービスを提供することができるようになることで顧客満足度をアップさせることにもつながり、共有も簡単でスタッフ教育にも役立ちます。もちろん、導入直後は操作方法を覚えたり、過去のカルテを掘り起こす必要があったりと、大変な部分もありますが、慣れてしまえばもう
2020.4.24
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府から全国に緊急事態宣言が発令されました。理美容室は休業要請対象外、エステ・ネイルサロンなどは広さによって異なる対応(※)となりましたが、「不要不急の外出自粛」ということもあり、開店していても来客数の減少は免れない中で、通常よりも清掃面やコミュニケーションに気を使われたり、時短営業にされたりと、工夫をしながらなんとか営業を続けられるサロンもあることでしょう。また、感染拡大防止はもちろんサービスの特性・来店状況などを鑑み、休業を選択する店舗も増えています。国からの保証や感染終息の目途もつかない今、先行きは不安なこととお察しします。 しかし、営業を再開し、お客様が戻られる日は必ずやってきます。Bionly Blogでは必ず訪れる営業再開に向けて、通常営業時では後回しにしがちな大切なこと“今だからこそしておくべきこと” を、ご紹介していきます。 (※)エステ・ネイルサロンなどは1,000㎡超の大型店は休業要請、1,000㎡以下の場合は使用停止・開催停止の協力依頼、100㎡以下の施設は営業時の適切な感染防止対策の徹底が依頼されている 【第2回】コストの見直し 新型コロナウィルス感染症による経営への影響は、数か月に及ぶ収益減をはじめ、感染防止対策費等、金銭面で想定を超える影響が出るものと予想されます。また、その影響の終息も見通しすら立たない中、サロンを維持することを最優先に考えたとき、やむを得ない支出もありますが、現状かけているコストの中で何を削減できるか、という点でコストを見直されることは自然なことでしょう。 その時、コスト削減の対象として早い段階で候補に挙がるのが「広告費」ではないでしょうか。ただ、広告費を削減した場合、通常営業再開後の集客に大きな影響が出てしまっては、それもまた問題ですよね。すぐに広告をやめるのはもちろん難しいですが、今後広告に頼らず集客ができるよう基盤作りをはじめてみてはいかがでしょうか。 1、自社WEB予約システムの導入 ポータルサイトで集客を行い、そのWEB予約機能を利用して予約受付をしている場合、広告掲載をやめてしまうと同時にWEB予約の受付ができなくなってしまいます。このような場合、結果的に予約を受けるための最低限の固定費が上がってしまいます。自社でWEB予約機能を持つことができれば、その心配はありませんよ
2020.5.1
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府から全国に緊急事態宣言が発令されました。理美容室は休業要請対象外、エステ・ネイルサロンなどは広さによって異なる対応(※)となりましたが、「不要不急の外出自粛」ということもあり、開店していても来客数の減少は免れない中で、通常よりも清掃面やコミュニケーションに気を使われたり、時短営業にされたりと、工夫をしながらなんとか営業を続けられるサロンもあることでしょう。また、感染拡大防止はもちろんサービスの特性・来店状況などを鑑み、休業を選択する店舗も増えています。国からの保証や感染終息の目途もつかない今、先行きは不安なこととお察しします。 しかし、営業を再開し、お客様が戻られる日は必ずやってきます。Bionly Blogでは必ず訪れる営業再開に向けて、通常営業時では後回しにしがちな大切なこと“今だからこそしておくべきこと” を、ご紹介していきます。 (※)エステ・ネイルサロンなどは1,000㎡超の大型店は休業要請、1,000㎡以下の場合は使用停止・開催停止の協力依頼、100㎡以下の施設は営業時の適切な感染防止対策の徹底が依頼されている 【第3回】コミュニケーションツール・SNSの有効活用 サロンがお客様とコミュニケーションを取る機会といえば、一番は来店されたときですよね。しかし、今、休業を決断したサロンはもちろんのこと、例えお店を開けていても外出自粛の影響で来店者数は激減していることでしょう。こういった機会に技術力を磨いたり、知識勉強をされるスタッフさんも多いとは思いますが、接客機会が無くなると、スタッフの頑張りやお客様に対する想いをどこに向ければ良いのか悩まれることもあるかもしれません。サロンで導入しているシステムや、SNSなどを活用して上手に情報発信をしませんか? 1、SNSの活用 「ステイホーム」ということで、自宅にいる時間が増えSNSを利用する時間が通常より増えているようです。スタッフ自身も普段はサロンワークが忙しく、なかなか時間が取れないといった場合でも、この機会に情報発信をはじめたり、強化してみるいい機会ではないでしょうか。いざ「始めてみよう!」と思っても、きっかけが無いとなかなかスタートできないSNSでの情報発信も、今のような時間に余裕がある時にスタートすれば、やり方を学び、重ねることで、段々とスピードも早くできるようになっ
2020.5.18
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府から全国に緊急事態宣言が発令され早一ヵ月。地域によっては緊急事態宣言解除の検討もされていますが、余談を許さない状況が続き、感染者が出ている都道府県では、美容室・美容院・ネイルサロン・まつエクサロン・エステサロン・リラクサロンなどのサロンも休業や時短営業の要請が延長される事態が続いています。営業されている場合にも、「不要不急の外出自粛」により来客数や受け入れ客数が減少しながら、感染防止対策に気を使われたり、お店を存続させるために様々なアクションや工夫をされ、未来に向けて試行錯誤されているサロンが多いことと思います。 営業再開後にお客様が戻られる日は必ずやってきます。Bionly Blogでは必ず訪れる営業再開に向けて、通常営業時では後回しにしがちな大切なこと“今だからこそしておくべきこと” を、ご紹介していきます。 【第4回】今がチャンス!面倒な作業を進めてみよう 接客時間が少なく、自由に使える時間がまとめてとれるこのタイミングで、「気にはなっているけど、手間がかかる…」と躊躇していた作業に取り組んでみませんか?顧客に対する来店誘導のアクションは、今は起こしにくいタイミングですよね。そうなると、店内業務を効率的且つ便利にすることを見直すのが一番です。レジやカルテ、予約システム、メニューの見直しもありますが、おススメは、在庫管理のシステム化です。 なぜ、在庫管理? 「在庫」は、商材に形を変えたサロンの資産です。仕入れたものを店販として販売できれば利益が出ますし、施術にも使用するものであるため、在庫を切らすとお客様の要望に応えられなくなってしまうこともあります。随時、正しく管理することが非常に重要です。在庫管理をシステム化するとなると、導入時に初期設定として膨大なデータ登録が必要になります。そのため、「通常営業時には時間がとれず、なかなかシステム化へと移行できない」という声も多くあります。しかし、アナログな在庫管理は、時間も人手も取られる負担の大きな作業です。システム化することで、在庫管理を行うためのフローが整い、スタッフへの教育もしやすく、作業効率アップに繋がります。 ●在庫管理の重要性については、こちらの記事もご参照ください在庫管理の重要性とは?/Bionly blog POSレジを導入するときがチャンス サロン業務を効率的且つ
2020.6.2
2020年5月25日、日本全国で緊急事態宣言が解除されました。しかし、またいつ感染が広がるか分からない状況は変わらず、「緊張感を緩めてはいけない」という掛け声のもと、新型コロナウイルス感染症発生前の生活に戻るには、まだ時間を要しそうですね。自粛と共に、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として、特別定額給付金として一人あたり10万円が給付されることになりましたが、人々は10万円の給付金やお金をどこに使うのでしょうか? 1.お客様は戻るのか 来客数が減りながら営業自粛要請の狭間で営業か休業か悩まれ、経営面でのご苦労や、営業されても時間短縮にされたり衛生管理の徹底やスタッフのモチベーションキープなど、メンタル面でのご苦労も続いていらっしゃると思います。しかし、第二波の心配はありながら、全国的に緊急事態宣言が解除された今、理美容室のお客様なら、外出自粛の間に季節も変わり髪も伸び放題で、そろそろカットやお手入れしたい欲が増しているのではないでしょうか? そんな来店増加が見込まれるこの機会に、店販へ一層の力を入れてみるのはいかがでしょうか?店販なら、お客様の滞在時間を増やすことなく、売上にプラスアルファ―することができます。 2.自粛明けのサロン来店ラッシュで店販売上アップの可能性大 外出自粛明けで、想定されるニーズの高まり、店販商品の準備はもちろん、在庫管理状況は常に正確に把握できていますか? サロンのファンであるお客様なら、きっとあなたのサロンを応援したいと思っています。クラウドファンディングをされたサロンもあるかと思いますが、「お気に入りのお店を応援したい」と様々な業界でお客様が寄付をしたり、「自粛明けには行きたい」という声が多く挙がり実際の行動にも繋がっています。 サロンで取り扱っているサロン専売品をいつもは買わない方でも、こんな機会だからこそおススメすれば、お客様は自宅でワンランク上のホームケアをするきっかけを得て美しさをキープしやすくなり、サロンは収益がアップ。気に入っていただければ、今後の継続購入にも繋がりますよね。普段のカウンセリングでお客様の髪質・状態を把握しているからこそ、自信を持って店販強化に取り組みましょう。 そんなとき、在庫把握ができていないと、せっかくの販売機会を失ってしまうことになります。 3.在庫管理をシステム化すれば、急な店販増加でも管理がラ
2020.9.17
ウィズコロナ時代をむかえ、これまでの運営方法や今後の仕組みづくりなどを見直す美容室も多いことと思います。 そこで今回ご紹介したいのは、美容室・理容室・美容院・ネイルサロン・まつエクサロン・エステサロン・リラクサロンなど中小企業のサロン・従業員が5名以下の小規模サロンの事業者様を対象にBionlyが提供する『補助金活用POSレジシステム導入プラン』です。この機会にお得なプランをうまく活用してPOSレジシステムを導入し、サロン運営を見直してみませんか? 美容室で利用できる補助金の種類 Bionlyの『補助金活用POSレジシステム導入プラン』では、IT導入補助金、小規模事業者持続化補助金を利用しPOSレジシステムを導入いただけます。アナログな運営方法を卒業したい、レジでの会計管理を楽にしたい、売上金額をグラフ化して分析したい、ネット予約を導入したい、お客様の情報やカルテを電子化したい…そんなご要望は、美容室・サロン専用のiPad顧客管理POSレジシステム、Bionlyが解決します! IT導入補助金 IT導入補助金は、業務効率化・売上アップのため、美容室などの各サロンの課題やニーズにマッチするITツールを導入するための経費の一部を補助するものです。Bionlyは通常枠(A類型)の対象となり、導入費用の最大1/2以内の補助が受けられます。 IT導入補助金の詳細はこちら(外部サイト) 小規模事業者持続化補助金 従業員5名以下の事業者様が対象となる小規模事業者持続化補助金は、今後の事業を発展させ継続させていくために支給されるものです。上限は50万円で、導入費用の2/3以内の補助が受けられます。 小規模事業者持続化補助金の詳細はこちら(外部サイト) Bionlyの補助金活用POSレジシステム導入プラン内容 顧客管理POSレジシステムBionlyでは、IT導入補助金・小規模事業者持続化補助金の申請・活用を検討されているどちらの事業者様にもご活用いただける、お得な補助金活用POSレジシステム導入プランをご用意しました。 安心らくらくパックプラン こちらはBionly初年度の年間利用料(12か月分)と、導入時に必要となるシステム設定やメニュー名、料金、スタッフ名などの登録、大手ポータルサイトとの連携設定などを代行するサービスがセットになったプランです。忙しくて登録・設定をする時間がない方
2021.1.29
美容室をはじめとする美容サロンを運営されている皆さんは、在庫管理をどのようにされていますか?「取り扱い品数が少ないから」「慣れているから」「システム使うとコストがかかりそう」「システムで在庫管理って難しそう」など、様々な理由でまだ手作業で在庫管理を行っているサロンも少なくないかと思います。 ただ、「現状の方法は本当に適切なのか」を考えたことはありませんか?システムに慣れたら工数を削減できるかもしれません。今回は、在庫管理をPOSレジで行うメリットと、在庫管理をシステム化することで受けられる助成金をご紹介したいと思います。 在庫管理の重要性 以前の記事「在庫管理の重要性とは?」でもお伝えしましたが、在庫管理は「どの商材がどれだけ使われ、どれだけ売れ、どれだけ残っているか」その動きを把握するための作業です。これは、在庫切れを防ぐのはもちろん、余剰在庫を抱えるのを防ぎサロンの資産を正しく管理することに繋がります。 ただ、上記を把握していてもなかなか踏み出せないのが実状。それでは、POSレジを使用して在庫管理を正しく行った場合のメリットを考えてみましょう。 POSレジでの在庫管理 “3つのメリット” コスト面の見直し「システムを導入するのにコスト面?」そう思う方もいるかもしれませんが、お使いのPOSレジに在庫管理機能が標準搭載されていれば追加コスト無しではじめられますし、実は人件費面でもコストの見直しが行えます。毎月複数のスタッフで在庫管理を手作業で行った場合、それがシステム化され作業が簡略化できたら…技術を磨く時間に当てることができ、やがて集客に繋がりますよね。さらに、正しい在庫数を常に把握できることで販売機会損失を防げます。 管理面の負担を軽減在庫管理をPOSレジで行うことで、販売商品が即座にシステム反映されるのでミスを防げます。在庫状況がひと目でわかるだけでなく、発注点を設定しておくことで発注点に達した在庫が自動通知されるようになれば、使用期限・消費期限もすぐに調べることができるので安心ですね。 情報共有・操作がラクPOSレジでの在庫管理は、情報が全てクラウドに保存されているので、サロンにいなくてもいつでもどこでも在庫状況を確認することが可能です。さらに、入出庫や棚卸などの基本操作もルールを決めて一度覚えてしまえば、複雑なものではないので作業時間の軽減にも繋がります。