【個人サロン経営者必見!】経営に役立つ顧客管理をして“重要顧客”を見分けよう

【個人サロン経営者必見!】経営に役立つ顧客管理をして“重要顧客”を見分けよう

個人サロンを経営している皆様は、顧客管理をしたうえで顧客属性分析を行い「重要顧客」を把握していますか?

実は「顧客管理はしているけど分析はできていない...」という個人サロン経営者が多いのが事実。せっかく顧客管理を行っているのにもったいない!サロンに来店される顧客属性を分類し分析すれば、顧客傾向が把握でき売上アップのための施策に活用することができるのです。

そこで、今回は個人サロン経営に役立つ顧客管理方法と重要顧客の見分け方を徹底解説します!

個人サロンが顧客管理ですべきこと

個人サロンでも顧客管理をしたうえで「顧客分類」をしよう

個人美容サロンにおける顧客分類の一例

個人サロンの場合、業務都合などで顧客管理はしていても「顧客分類」までは行っていない場合があるかと思います。しかし「顧客分類」まで行うことができれば、個人サロンでの様々な施策に役立てることができます。

「顧客分類」とは、顧客管理情報を様々な属性で分類することです。
例えば...

基礎分類:性別、年齢、住所、年収、職業、趣味、嗜好品、興味・関心事、家族構成 など
行動分類:購買方法、予約方法、利用頻度、自宅ケア方法、キャンペーンへの反応 など

というような属性で顧客情報を分類します。

顧客管理の一環として、個人サロンで顧客分類項目を予め設定しておき、お客様との会話の中でヒアリングしたことをカルテに記録。サロンの顧客情報として蓄積させていきます。そして、蓄積した顧客管理データを元に分析を行うことで各分類の傾向などを把握でき、あなたの個人サロンの強み・弱みなどをデータとして見ることができるのです。
「個人サロンだしお客様の情報・傾向は全部頭の中に入っている!」という場合でも、実際に顧客管理情報をデータとして出してみるとまた新たな発見があるかもしれません。

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⇒売上アップに役立つ!顧客管理における顧客属性の活用方法を見直そう

なぜ個人サロンでも顧客管理だけでなく「顧客分類」が必要なのか

個人サロンでの「顧客分類」の必要性。
それは、顧客管理でサロンに来店されたお客様情報を管理するだけでなく、さらに属性を分類することで、課題発見と分析がしやすくなることが大きな理由です。
サロンからお客様へ何かアプローチしたい時、全てのお客様に満遍なくアクションを起こしても、反応率が良くないことは多々ありますよね。
お客様によっては「いつもキャンペーンをやってるな」「毎回売り込みされる」などと不快感を持たれてしまう可能性もあります。何よりお客様との信頼関係が重要な個人サロンでそれは避けたいもの。

このような場合、ターゲットを絞り込み確度の高いお客様のみへアプローチをかけた方が良い結果にも繋がります。そのターゲットの絞り込みに必要なのが顧客分類なのです。

個人サロンでは、どのように顧客分類項目を決めるべき?

顧客管理について考える個人サロンの女性

個人サロンで顧客分類したデータを活用する際は、顧客属性を単独で利用するだけでなく、様々な組み合わせで仮定の具体性を高めることで、顧客を絞り込み該当するお客様に合わせた接客や提案がしやくなります。
これも、顧客属性の登録があればこそのものですが、多ければ良いわけでもありません。
個人サロンからアプローチしたい時、その項目がヒアリングできていなければ該当させることすらできなくなります。
顧客分類を闇雲に多く設定してしまうとヒアリング項目が増え、お客様に対して一問一答ばかりすることになり、個人サロンでいくらマンツーマンとはいえ質問による圧迫感を与えてしまいます。
そういったお客様へのストレスを避けるためにも、美容室の施術メニューや商品、サービス、企画するイベントやキャンペーンの内容に合わせた項目を意識して顧客属性を設定することがポイントです。

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⇒サロン独自の視点で顧客管理情報を分類&リスト化して、接客力をアップしよう!

個人サロンで活用すべき、顧客管理機能を活用したサロンの顧客分類

顧客管理POSレジシステム『Bionly』なら個人サロンの顧客分類が簡単!

ここからは、顧客管理POSレジシステム『Bionly』の顧客管理機能で出来る、個人サロンの顧客分類方法をご紹介します。

サロンの顧客分類で使うのは、顧客管理機能の中にある「顧客属性」と「メダル」です。
どちらも選択式で登録できる仕組みですので、フリーな情報で記録するよりも記録率が高くなります。
また、未選択の項目などはメモ欄にまだヒアリングできていない内容であるなど記載を残すと、お客様とのコミュニケーションの進み具合も把握できます。

それでは、顧客管理機能に含まれる「顧客属性」「メダル」の詳細を説明していきます。

Bionlyの顧客分類機能:(1)顧客属性

基本的なサロン来店動機の他、自由にサロンが設定したい顧客分類を登録することが可能で、24区分に対して、50以上もの属性を設定することができます。

「項目(区分)」と「選択内容(属性)」を最初に登録すれば、後は該当のものを選ぶだけで記録できるのでとても効率的。
手書きで作成するとなると、毎回入力する手間がかかったり、どこに記載されたか分からなくなってしまうことがありますが、選択式なら同じ基準を定めることができ、見た時に分かりやすい上、業務負荷も軽減できます。
また、例えばサロンが利用している広告媒体等を登録すれば、販促費やマーケティング分析としてもご活用できますし、項目毎での集計や検索もでき、該当するサロン顧客を一覧で表示することもできます。

Bionlyの顧客分類機能:(2)メダル機能

個人サロンの皆様におすすめしたい「メダル機能」。
「顧客を分類し分析できるのは良いけど、それを接客時に活かせるよう、電子カルテでパッと分かるようにしておきたい」という場合に利用できます。個人サロンでより細やかなサービスを提供したい時などに役立ちます。
メダルは、8色カラーで色分けができ、電子カルテトップ画面にメダルアイコンで表示。
売上数字だけでなく、特定の軸を設け顧客をグループ分けしておくことができるので、該当メダルの顧客について、電子カルテを見ればアイコンで一目で把握!チェックが簡単です。

◆VIP顧客対応

例えば、

  • 〇年以上ご利用のお客様
  • 〇回以上ご来店のお客様

といったVIP客に該当する分析結果リストに対して、一括でメダルを付与することが可能。変更や更新もまとめて行えます。

◆特殊な対応

例えば、

  • 紹介を10名以上してくださったお客様
  • 紹介でご来店されたお客様
  • お子さんがいらっしゃるお客様
  • 遅刻しやすいお客様 等・・・

このように個人サロン独自の視点で仕分けするのもおススメです。
来店時に電子カルテを一目見るだけでお客様の特徴を把握し、接客方法や声掛けや注意事項を意識することができます。

さらに、メダルを付与した顧客について、メダルの色毎にリスト化してそのままメッセージ機能を使いメッセージを送ることもできますので、特徴に合わせたDM配信をすることで、リピート率を高めることも期待できます。
個人サロンだからこそ、顧客分類をうまく利用して顧客の特徴を把握。さらに効率的にサロン業務を行えることがポイントです。

『Bionly』の顧客管理機能が個人サロンにとって便利な2つの理由

◆「電子カルテ」を使って個人サロンの顧客管理をもっと便利に

Bionlyの顧客管理機能に含まれる電子カルテは、直感的な使いやすさで顧客情報の登録がしやすく、シンプル操作で管理がしやすいと、個人サロンをはじめとする多くの美容室に人気の機能です。
その特徴は...

(1)最大6枚画像が登録できる!
Bionlyの電子カルテ機能で一番ご好評いただいてるのが、画像保存枚数の多さ。「他社システムでは、画像保存がそんなにできなくて…。」「カウンセリングに力を入れたかったから毎回の写真を多く残したかった。」という理由から、顧客管理に課題を抱えていたサロンに皆さまから好評です。

(2)来店履歴の検索が簡単!
過去の施術履歴を確認したいとき、スクロールで簡単に該当日の電子カルテを探し出し施術状況などの詳細を確認できます。もちろん、未来の予約確認も可能です。
また、特定のお客様についても該当のお客様のカルテ内で『顧客カルテ検索』ができます。キーワード検索でマッチするカルテをすぐに呼び出せるので、お客様への提案や施術スケジュールが組みやすくなります。

(3)同意書機能が便利!
個人サロンでも利用機会が増えている「施術同意書」「契約書」などの書類をデジタル化できます。
紙で管理していた書類を電子化することで、毎回の印刷等の不要な手間やコストを削減、美容室のペーパーレス化をサポート。大切な書面を電子化するメリットとして、探しやすい、紛失しにくい、保管場所をとらないということから、サロン全体の業務がスムーズに。

◆集計・分析と顧客管理が連携するから個人サロンの特徴が丸分かり

POSレジシステムと連動して顧客管理ができることで、記録した顧客情報を元に集計や分析ができます。
これまでは個として存在していた顧客管理情報が個人サロン全体の資産となり、マーケティング分析ができたり、お客様の傾向・属性ごとにグループ化してターゲットに合わせた再来店誘導のDM配信を行えるようになるなど、顧客管理データから得た情報を最大限に活用できます。

例えば...

  • あるメニューを受けられたお客様を対象にお得な情報のご案内
  • 誕生月に特別メニューのご案内
  • 来店回数に応じてキャンペーンを実施

など、顧客管理システムの電子カルテに登録してある情報から一定の条件でお客様を抽出し、該当する方向けにDMやお知らせを発信することが可能となります。

顧客管理機能によって対象の絞り込みが簡単になるため、無駄なく効果的にサロンへの来店誘導を行え、個人サロンということで求められがちな、パーソナライズされたサービスも一部をシステム化することで手間をかけずに実現できます。

「Bionly」にて顧客分析を活用しているサロン様の声

個人で店舗運営している方におすすめ!

hair make kiki-kobe(美容室)

【hair make kiki-kobe/美容室】

個人~三店舗くらいの規模感で、まだ自分一人で見れる範囲の店舗運営をしている方にはめっちゃおすすめです。 純粋に使い方がシンプルでわかりやすいので忙しい美容室にもおすすめですし、集計や分析画面がグラフで表示されたりと色々な数字が視覚的に見てわかる、見やすいというのがあるので女性スタッフが多いサロンさんにもおすすめだと思いますね。

⇒「hair make kiki-kobe」の事例をもっと読む

お客様の順位が出るVIP分析やメダル機能をよく見てますね。

blanc(美容室)

【blanc/美容室】

僕らの仕事は「売上をつくるために何をやるか?」というよりも「いつも足を運んでくださるお客様に、毎回飽きずに喜んでいただくためには何をしたらいいのか?」を考えることが多いのですが、その際の参考にしています。 また、お客様のカルテ、売上データ、目標数値など日々のデータが誰でも確認できてすぐに使えて、リピーター率、再来率、何がいくら売れたか等の具体的な数字が毎日データとして明確に出てくるので助かっています。

⇒「blanc」の事例をもっと読む

分析結果からお店のアプローチや動向を考えることができます

HAIR SALON.Muku(美容室)

【HAIR SALON.MuKu/美容室】

分析機能は月に1、2回は必ず見ています。何十代の方がこれだけ来て、比率も出て、リピート率が今これくらいで、新規がこれくらいで、ときっちり出ているのが良いですね。 例えばメンズが少なかったらメンズに向けたアプローチをしないといけないなとか、新規が減っているなと思ったらじゃあどういうふうにしていこうか?とか。データが出ているから制作の基盤になりやすいですね。

⇒「HAIR SALON.Muku」の事例をもっと読む

個人サロンでの顧客管理機能を利用した顧客分類のまとめ

個人サロンで顧客管理データを活用するには、地道な情報収集が必要となります。
そのために必要なトークや会話の進め方は、新規客の場合は難しくとも来店回数を重ねるごとに情報を集めやすくなりますので、諦めずにアプローチをかけてみましょう。個人サロンだからこその話しやすい雰囲気作りも大切です。

属性を分析していくと、どのようなお客様がサロンに来店され、どのようなことがサロンに求められているか、という傾向と対策も導き出せるかもしれません。
個人サロンのコンセプトとマッチしているかの確認にもなると思いますので、今後の更なるサロン発展のために是非、顧客管理データから顧客属性分類をしてみてくださいね。


『Bionly』POSレジに関するご相談・お問い合わせ

美容室・美容サロンへのPOSレジシステム新規導入および他社からのお乗り換え等の各種ご相談など、Bionlyへお気軽にお問い合わせください。皆様のサロン運営における課題を伺ったうえで最適なご提案をさせていただきます。

動画で見る『ipad専用POSレジBionly(ビオンリー)

【美容室お役立ちリンク】

厚生労働省/美容業 統計情報
厚生労働省/生活衛生関係施設数(美容所・理容所など)の年次推移
経済産業省/理美容業分析記事一覧
J-Net 21/独立行政法人中小企業基盤整備機構・美容院
一般社団法人/日本美容協会
東京都美容生活衛生同業組合
日本政策金融公庫/美容業創業の手引き