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【美容室マーケティング】顧客属性の活用方法を見直して売上アップに役立てよう

皆さんは、サロンに来店されるお客様の属性をしっかり把握していますか?来店されるお客様の属性を把握することで、優良顧客となり得るお客様を導きだすことができたり、顧客の特性をうまく活用することでさらなる売上アップを目指すことが可能です。顧客情報を上手に利用していきましょう。
『顧客属性』を分析していますか?
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顧客属性を分類し分析するメリット
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あなたのサロンでは「顧客属性」を分類したデータを把握し、そこから分析までしていますか?
お客様の特性を分析しそれを活用すると、集客に繋げたりさらなる売上アップを目指すこともできます。
「顧客属性分析」という言葉だけを聞くと難しく感じるかもしれませんが、実は簡単です。顧客を属性ごとに分類しリスト化しておくと、注力すべき顧客や重要な顧客を見つけやすくなるので、時間をみつけてきちんと顧客情報を整理しておくことをおすすめします。
顧客属性とは、顧客が持っている情報をカテゴリ化するものです。例えば、性別や生年月日、出身地といった一生を通じて変わらない不変的なものと、職業や居住地、趣味・嗜好など変動的なものがあります。
属性を分類することで、ターゲットを絞り込みやすくなります。サロンで想定する分類を予め決めておけば、振り分けも簡単。複数のスタッフがいる場合でも統一した認識のもと、お客様情報を収集することができるようになります。
そして分類した顧客属性を分析することで、お客様の傾向を把握し、売上アップのための施策に活用することができます。
ですが、お客様情報の登録や分析が複雑だったり大変だったりするとなかなか続きませんよね。
そんな時、POSシステムの機能を活用すれば、効率よく継続して集計や分析ができるうえ、効果的なサービス向上の施策を導きだす手助けを得られます。 -
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顧客属性の活用方法
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では、具体的には顧客属性をどう活用すれば良いのでしょうか?
顧客属性は、次のような場面で活用できます。
①接客力アップ!
趣味や嗜好、日頃のケア方法などを把握しながら接客することで、お客様に的確なアドバイスをすることができます。それぞれの分類に対しサロンとしての方向性を予めスタッフ間で決めておくことで、質が高く統一された接客ができるようになります。特に、育成すべきスタッフがいる場合などは分類に基づいた知識共有や勉強をすることで、効率の良い育成が進みます。予め対応策を決めることができれば、お客様に対して万全の体制で接客に臨むことができますよね。
②リピート率アップ!
分類の条件を決めたらお客様を絞り込み、対象のお客様に合わせた内容のDM発送やメッセージ配信などを行います。これを実施することで、効果的な再来店誘導が可能となります。
的を絞らず発送するDMやメッセージは、お客様に見過ごされてしまう可能性が高くなってしまいます。しかし、お客様自身が「当てはまる!」と感じられるようなものであったり、「一般的なDM」と受け取られないようなメッセージ内容をつくることで、開封率やリピート率が数倍高まります。実際に、一人一人のお客様宛てにメッセージをつくるのは時間も労力もかかってしまいますが、分類の中で条件を絞り込むことで当てはまるお客様に対して相応のメッセージを作成することが可能となるため、効率的に効果の高い集客のアクションを起こすことができるのです。
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あなたのサロンでは、どんな顧客属性を設定しますか?
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顧客属性を設定してみよう
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具体的な顧客属性の項目例を考えてみましょう。
例えば、
【基礎分類】
性別、年齢、住所、年収、職業、趣味、嗜好品、興味・関心事、家族構成、アレルギー など
【ヘアサロン】
日頃のケア、カラー歴、縮毛矯正歴、頭皮の状態、毛質、毛量 、など
【エステサロン】
喫煙、出産経験、睡眠時間、運動 など
【ネイルサロン】
好みの色、ネイルの形、好きなジャンル など
サロンで統一した項目を設定しておき、お客様との会話の中でヒアリングしたことを記録して分類します。そうやって情報をカルテに蓄積させていくのです。その後それらの集計や分析結果から傾向を掴み、該当する顧客に対して計画的なアプローチや提案をしましょう。
マーケティングに直結するものとしては、利用している広告媒体等を登録することが挙げられます。販促費やマーケティング分析としても活用できるだけでなく、属性を分析することで、どのようなお客様が来店され、どのようなことを求められているか?という傾向と対策も導きだせます。そして、サロンのコンセプトとマッチしているかの確認にもなります。
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美容サロン向けPOSレジシステム『Bionly」を利用した顧客属性設定
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項目(区分)と選択内容(属性)で設定可能
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Bionlyの顧客属性は、24区分に対して、50以上の属性を設定することができます。
項目(区分)と選択内容(属性)を最初に登録すれば、あとは該当のものを選ぶだけで記録できます。
例えば、
■項目:職業
■属性:主婦、学生、ライター、サービス業、教師、IT関係、物流関係・・・など
顧客属性は選択式で登録できる仕組みであるため、項目を見ればお客様との会話も思い返しやすくなり、フリーな情報で記録するよりも記録率が高くなります。また、誰が見ても分かりやすいのでどのスタッフが対応しても同じ基準を定めることができ、業務負荷も軽減できます。登録欄はそれぞれ分かれているため、空欄があれば「まだヒアリングできていない内容なのだ」と把握できるなど、お客様とのコミュニケーションの進み具合も確認できます。
そして分析機能では、属性を選択するだけで顧客一覧を表示することができます。一覧化した顧客リストに対して、そのままメッセージを送付したりハガキの宛名印刷などができるため、スムーズな流れで作業ができます。
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