美容室で『独自の予約システム』を導入するメリットをおさらい!

突然ですが、皆さんの美容室はどのような予約導線を用意していますか?

最近では、SNSでのDM予約も増えてきていますがやはり多いのは「電話予約」「Web予約」ではないでしょうか。以前は美容室予約の主流だった電話予約ですが、受けられる時間が限られたり聞き間違いが起きる可能性があることや、対応リソースの問題などから、Web予約サイトを持たれる美容室が各段に多くなりましたね。

せっかくなら『Web予約サイト』と『予約システム』を連動させ利便性と効率を抜群にアップしませんか?今回は、そんな美容室の予約システム運用について掘り下げていきます。

1、美容室独自のWeb予約サイトを導入するメリット

まず、美容室独自のWeb予約サイトを持つことで、美容室とお客様側、双方にメリットがあります。

<美容室のメリット>

  • 365日24時間予約を受け付けることが可能
    美容室の営業時間外でも取りこぼすことなく予約を受けることができる。
  • 直接対応しなくても自動で予約を受け付けられる
    美容室の営業時間内であっても、接客中に電話がかかってきてしまうと接客に集中することができなかったり、目の前のお客様も電話口のお客様もお待たせする時間ができてしまいますが、Web予約なら直接対応をしなくても予約を受け付けられる。
  • お客様情報の聞き間違いや、予約日時のミスを防げる
    口頭だと、聞き取り辛かったり聞き間違いが起きる可能性もあり、人間がする作業では書き間違いが起きることもあります。Webサイトならそれらのミスを防ぐことができる。
  • お客様の囲い込みができる
    美容室ポータルサイトの予約システムのみを利用していると、どうしても他の美容室に目移りしてしまうお客様が発生します。初回来店以降はお店独自のWeb予約サイトから予約をしていただくことで、お客様の囲い込みに繋がります。

<お客様のメリット>

  • 好きなタイミングで予約が取れる
    移動中や休憩中そして深夜でも、思いついたときに美容室の予約を取ることができるので気軽に予約ができます。
  • 無駄な時間が無い
    Webの操作で予約が完了するため、メニューや空いている日時を選択すればそのまま予約が完了。電話予約の場合に生じる待ち時間が無くなるので、美容室予約を取るためのストレスがありません。

2、美容室の予約システムとWeb予約サイトを連動するメリット

では、『Web予約サイト』と『予約システム』を連動するとは、どういうことでしょうか?
まず、Web予約サイトは、予約を受け付けるためのWebページです。
そのため、できることとしては、
・予約を自動で受け付ける
・予約をリアルタイムで反映する
ということになります。

予約システムは、それに加え『予約の管理』『顧客データの収集』『データの集計・分析』『データの利用』ができます。
これらのメリットをみていきましょう。

美容室がWeb予約サイトを『予約システム』と連動するメリット

①美容室予約の管理

  • 予約したお客様に対して、自動で予約の確認メールを送る。
  • Web予約サイト以外の予約(電話対応などで直接予約を登録したお客様)も含め、予約日が近くなったら、リマインドメールを自動で送る。
  • お客様側でもWeb上から予約のキャンセルや変更が可能。

こちらに関しては、Web予約サイトで可能なものも多いですね。

②美容室顧客データの収集

  • 予約時に入力された氏名や連絡先、予約メニューなどを基にカルテを自動で作成する。
  • 予約が入ったお客様のカルテと連動して予約情報を追加する。

 

③美容室の様々なデータ集計・分析

  • どのメニューの予約が多いかなど、情報を自動で集計・整理し、順位付けなど分析まで自動化できる。
  • 予約に関する情報だけでなく、来店により得られるその他の情報も併せて顧客情報として登録すれば、年齢、属性、来店率、売上構成など様々な軸で集計・分析し、マーケティングや営業戦略のための材料にできる。

 

④美容室の集計・分析データの活用

  • 最新の顧客リストをいつでも作成・確認でき、一定条件の下でお客様を絞り込んだリストを作ることも簡単。
  • 再来店誘導のためのメッセージ配信等をシステム上からそのまま送信可能。

 

メリットとしては、主にこの4点ではないでしょうか。

 

予約システムは美容室独自のものを利用しよう!

予約システムとして、現在は美容室ポータルサイトに付随したサービスもあります。集客に利用する美容室ポータルサイトで予約機能と予約管理システムが備わっているため、使い勝手が良いということで、利用されることもあるでしょう。
しかし、ここは 美容室独自の予約システム の利用をおススメしたいのです。その理由としては、

  • 美容室ポータルサイトの予約システムは、掲載し続けないと利用できなくなる。
  • お客様の予約窓口を、ポータルサイト経由にしなければいけないため、美容室ポータルサイトを利用しなくても良いお客様まで利用させることになる。
  • 美容室ポータルサイトに頼った集客は、リピーターを育成しづらい。

というデメリットがあります。

美容室ポータルサイトは、新規のお客様を獲得するには、大変良い場であり広告効果も期待できます。しかし、将来的には、美容室ポータルサイトに頼らずに集客できたり、リピーターで安定した売上を上げられるようになることが、安定経営の理想です。
しかし、美容室ポータルサイトの利用を卒業するとき、蓄積した大切な財産である顧客情報は持ち出すことができないことが多いですよね。そのためにも、将来を見据えて顧客情報は美容室独自で管理しておく必要があります。
予約システムと美容室ポータルサイトによる集客は別と考え、美容室独自の予約システムを導入しましょう。

▼美容室ポータルサイトを使わずに集客する方法は、こちらをご参照ください。
【美容室・サロン向け】ポータルサイトを使わずにWEB上で新規集客する5つの方法
美容室・美容サロン集客での最適なSNS運用とは?
サロンワークで活用する『予約アプリ』と美容室の集客対策

3、美容室向けPOSレジ一体型予約システムで、さらに便利!

さて、いざ予約システムを導入するとなった時にオススメしたいのが、美容室向けPOSレジ一体型の予約システムです。
POSレジ一体型システムなら、予約システムでできることに加え、美容室で必要な以下のオペレーション作業が全て連動し、まとめて完了します。

  • 会計
    POSレジの基本であるレジ機能で会計作業をすれば、売上に関する詳細な情報がリアルタイムに自動で蓄積され、最新情報をすぐに確認できる。
  • 電子カルテ(顧客情報、施術履歴登録)
    お客様情報や施術履歴の登録も時間をかけず楽々行えます。電子カルテなので紙カルテのように膨大なスペースも不要なうえに、端末さえあれば場所を問わずデータ確認が可能です。さらに、美容室向けiPad専用POSレジシステムのBionlyなら、電子カルテへ来店毎に画像を6枚登録可能&入力だけでなく手書きメモの書き込みができるので、より多くの情報を電子カルテに残せます。

美容室のためのPOSレジ一体型システム『Bionly』

『Bionly』は、電子カルテの他にも在庫管理機能で店販や仕入れ商品の入庫・出庫情報を紐付するなど、面倒な業務も効率化できる機能が満載です。
iPad1台で美容室に必要な全ての作業を行うことができ、シンプルで直感的な操作が可能なiPadだからこそ実現する使いやすさが魅力で、パソコンなどデジタル作業が苦手な方でも利用しやすいと好評です。
持ち運びができることで、場所と時間を問わず作業もOK。セキュリティーも万全!是非、一度お試しください。

Bionly導入美容室の声

「電話が鳴らないサロン」というのを実現できている実感はありますね

【美容室/furico hair design】

お客様の7~8割の方にはWEB予約を利用していただいてます。開業して6年、本当に「電話の鳴らない美容室」を実現できている実感はありますね。幅広い年齢層のお客様に予約サイトを利用していただいているので、シンプルに使いやすいのかなと。
電話が鳴らない環境を作れているので、お客様も自分に集中してくれていると感じて、顧客満足度も高くなるのでいいですよね。

frico hair designの予約機能活用事例を詳しく見る

大手美容サロン検索サイトへの掲載を一番安いプランにできました

【美容室/No.Blow】

半分以上のお客様は、BionlyのWEB予約サイトと顧客専用アプリ経由で来てくださっています。
大手美容サロン検索サイトとは売上を見比べながら使い分けてます。この売上差額が、大手美容サロン検索サイトの掲載ランクを下げても利益につながるかどうかを判断する材料になります。そういう数値を見て「じゃあ掲載ランクを下げてもいいな」という検討をしましたね。実際に、始めは掲載料が高いプランだったのですが、今は一番安いプランにできています。

No.Blowの予約機能活用事例を詳しく見る

BionlyのWEB予約サイトを開設したら、すぐに10件以上の予約が!

【美容室/Black Tree】

集客ポータルサイトはほぼ新規のお客様しか来ないから「新規の方向け」にして、BionlyのWEB予約サイトは「リピーターの方向け」というふうにハッキリ使い分けています。集客ポータルサイトの方は予約枠を制限したうえでBionlyのWEB予約サイトの方を全開であけるようにして、リピーターの方が予約を取りやすく機会損失を出さないで済むように調整しています。

Black Treeの予約機能活用事例を詳しく見る

「ネット予約が便利、助かる」というのはお客様によく言われます

【美容室/blanc】

うちは8割がネット予約ですね。というのも「美容室に行こうかな」とお客様が思い立ってご予約くださるのが、20時~23時くらいの営業時間外なんです。SNSのDM予約受付も考えたのですが、忙しい時や営業時間外などに見落としだったり管理がうまくできなくなる可能性があるので、24時間受付できるBionlyの予約システムに絞って活用しています。

blancの予約機能活用事例を詳しく見る

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【実際POSレジってどうなの?】美容サロン向けPOSレジ『Bionly』ユーザーのリアルな声まとめ
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【美容室お役立ちリンク】

厚生労働省/美容業 統計情報
厚生労働省/生活衛生関係施設数(美容所・理容所など)の年次推移
経済産業省/理美容業分析記事一覧
J-Net 21/独立行政法人中小企業基盤整備機構・美容院
一般社団法人/日本美容協会
東京都美容生活衛生同業組合
日本政策金融公庫/美容業創業の手引き

動画で見る『ipad専用POSレジBionly(ビオンリー)』